照明デザイナーの現状と将来性

職業としての発展はこれから

LED照明の普及により今後の発展が期待される照明業界ですが、照明デザイナーという仕事はまだまだ発展途上です。

照明器具をつくるメーカーのうち、すべての会社に照明デザインを手掛ける部署があるわけではありません。

また、照明デザイン専門の事務所も増えつつあるようですが、まだまだ照明デザイナーという職業の認知度はそこまで高いわけではなく、現場では建築士インテリアデザイナーなど、別の専門家たちが照明デザインまで手掛けているケースが多いとされています。

もちろん、すでに専属の照明デザイナーとして活躍する人もいますが、これからさらなる発展が期待される仕事といえるでしょう。

建築士の仕事
インテリアデザイナーの仕事

ステップアップのためには地道な努力が必要

照明デザイナーは、光についてはもちろん、建築設計や電気などに関する幅広い知識が求められる仕事です。

照明デザイナーとしての仕事に携われるようになったとしても、専門職として必要な要素は朝一夕で身につくものではありません。

現状では働くうえで必須とされる国家資格などがあるわけではありませんが、専門性を高めていくなかで、照明コンサルタントや照明士などの資格を取得し、地道にステップアップしていく努力が不可欠な仕事です。

新しい技術も取り入れられている

新しい建物が建設されたり、都市開発が行われたりするたびに、照明による空間演出の重要性は注目度を増しています。

神社仏閣や庭園、テーマパーク、ランドマーク、街路樹、ショッピングモールなどをライトアップすることにより集客力が高まることもあります。

華やかなイルミネーションで話題になるイベントや名所も年々増加しています。
さらにプロジェクションマッピングやデジタルサイネージとは一線を画した、メディアファサードという外壁の照明演出にも注目は集まっています。

環境や節電にも配慮しつつ商業的な目的を達成し、美しさで多くの人々を喜ばせてくれる照明デザイナーは今後ますます活躍するでしょう。