サーバーエンジニアの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

サーバーエンジニアを目指すきっかけで多いものは?

サーバーエンジニアを目指すきっかけとしては、以下のようなものが代表的です。

・企業の根幹であるインフラに関わることで、社会に貢献したい
・オペレーターレベルでなく、もっと技術を極めたい
・どの業種のシステムにも対応できる技術を身につけたい
・コンピューターを触ることが大好き。またあまり会話がうまくないので、機械と対面しながら黙々とこなす作業が好き

いずれの理由も、サーバーに関するスキルをアップさせて実践の場で生かしたいという、向上心の高さは共通しています。

またサーバーエンジニアが扱う技術は、勉強と実機を使った学習を行えば、身につけられるものです。

このためスクールやWeb講座などでスキルを身につけ、入社に結び付けることが可能な点も1つのきっかけとなります。

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サーバーエンジニアの志望動機の考え方

サーバーエンジニアの志望動機を考える際には、以下のポイントを押さえておくことが求められます。

・なぜその企業に入社したいのか、理由をはっきりさせる
・各企業が主に担当する業務がなにか、企業研究した上で志望動機を作成する
・将来(3年後、5年後)どのようなエンジニアでいたいか
・転職者の場合は、なぜ今の会社を離れて転職することを選んだのか

志望動機は企業にとって、あなた自身の仕事観を知る重要な情報です。

事前の企業研究をしっかりと行い、応募先の企業ごとに志望動機を考えることが必要です。

サーバーエンジニアの志望動機の例文×3

志望動機例文1(新卒でサーバーエンジニアに応募する場合)

「私は日ごろから、将来は社会を支える仕事をしたいと考えております。

また大学ではITに関するサークルに所属し、LinuxなどのOSについて設定の工夫を行っています。

将来の進路を考えたとき、サーバーエンジニアという職が私のビジョンに合い、かつスキルと興味を生かせる仕事と考えています。

その上で御社を選んだ理由は、自社サービスを提供中であることと、新しい技術や考えを積極的に議論する風土が私に合っていると思い、応募いたしました。」

志望動機例文2(経験者が他社のサーバーエンジニアに転職する場合)

「私はこれまでサーバーエンジニアとして、主にオンプレミスの設計および構築に携わってまいりました。

ここ数年はクラウド上でのシステム構築サービスに関する提案を社内でしておりましたが、該当する案件は少数にとどまっていることが実情です。

そのためスキルと実績の幅を広げるべく、クラウド環境での構築も行っている御社に応募させていただきました。

入社がかないました際にはオンプレミスでのスキルはもちろん、クラウド環境での構築もできるようにしてまいります。」

志望動機例文3(IT業界の他職種からサーバーエンジニアに転職する場合)

「私はある業界の業務SEとして5年間従事しておりましたが、その業界は成長率が低く、将来に不安を感じています。

そのような状況のなかで、顧客の業界に関わらずスキルを発揮できるサーバーエンジニアに関心を持ちました。

御社を選んだ理由は、ユーザー企業と直接対話しじっくりヒアリングする姿勢を重視する点が、私の業務SEの経験を生かせるのではないかと考えたためです。

また私は前職においてWindowsサーバーの構築も担当しておりましたので、その分野では力を発揮させて頂きたいと思います。」

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サーバーエンジニアの面接で聞かれること・注意点

サーバーエンジニアの面接において質問される内容には、自己PRや志望動機、長所と短所など、他の職種と共通するものが少なくありません。

そのなかでOSのスキルは仕事に直結することもあり、聞かれやすいといえます。

必要なスキルは企業ごとに異なりますから、どのようなOSに関わるのか、企業ごとにチェックしておくとよいでしょう。

加えてサーバーエンジニアの資質を確認する目的で、以下にあげる質問もされる可能性があります。

・困難な状況に陥ったときにどのような方法で解決したか、あなたの経験を教えてください。
・不規則勤務となる、あるいは終電近い時間まで残業する場合もありますが、問題ありませんか?

このためサーバーエンジニアになりたい方は、業界研究や企業研究などで仕事をよく知ることが必要です。

サーバーエンジニアの自己PRのポイント

サーバーエンジニアになりたい方は、自己PRに以下の内容を取り入れるとよいでしょう。

・受けた仕事は必ずやり遂げる責任感
・少しの違いも見逃さない緻密さ
・今の状況を的確に説明し、相手の要望を聞きだすコミュニケーション力
・未経験者の場合はIT技術について学んだことや、実際に構築したOS(資格を持っている場合は、あわせてアピールする)
・経験者の場合は、参加したプロジェクト及びその規模を簡潔に(用途別サーバの台数など)
・学生の場合は、大学での研究テーマと選んだ理由

自己分析の結果をもとに、上記のなかであなたにあてはまるものを選んだ上で自己PRを作成することをおすすめします。

あわせて企業研究の結果も踏まえて、各企業ごとに納得してもらえる自己PRを作成しましょう。

サーバーエンジニアの履歴書で気をつけるべきことは?

サーバーエンジニアに応募する際には、履歴書の書き方も工夫が必要です。

責任感や緻密さ、能動的に動くといった要素は、サーバーエンジニアに求められる要素の1つであることは確かです。

しかし自分を偽るとかえって不利となりますから、あなた自身の個性と特色を踏まえて正直に記入することが求められます。

また以下のような行動は、評価を大きく下げてしまいます。

・「緻密さが強みです」と書いておきながら、誤字脱字が多い
・「率先して動くことをモットー」と書いておきながら、企業研究・業界研究を行わず、不明点の確認もしない

このため履歴書を記入する際には、言行不一致とならないように注意を払うことも必要です。