サーバーエンジニアの勤務時間・休日
サーバーエンジニアの勤務体系
サーバーエンジニアの勤務時間は、設計や構築業務と、保守や運用業務で分かれます。
設計や構築業務の場合は顧客企業に出向く機会が多くなるため、平日の日中勤務が基本となります。
一方で保守や運用業務の場合は土日勤務となる場合や、シフト制勤務により定期的に深夜勤務となる場合もあります。
このため勤務時間がどのようになるか、応募や面接の際にあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
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サーバーエンジニアの勤務時間
設計や構築業務を担当するサーバーエンジニアの勤務時間は、おおむね午前9時前後に出社し、午後6時前後までが定時となるケースが多くなります。
ときには構築作業の都合により土日や深夜勤務となることもありますが、その場合は別の日が休日に振り替えられます。
しかしトラブル対応がある場合は、どうしても残業が多くなりがちです。
一方で保守や運用業務の場合は、企業により分かれます。
たとえばデータセンター勤務の場合はシフト制が適用される場合も多く、深夜勤務となる場合もあります。
時間が来たら次のシフトの方に引き継ぐため、残業するケースは少なく、1日8時間プラスアルファ程度の勤務となることも特徴です。
サーバーエンジニアの残業時間
パーソルキャリア株式会社の公表データによると、サーバーエンジニアの月間残業時間は23.8時間となっています。
この数字だけを見ると、それほど残業時間が多いわけではありません。
しかし本稼働直後やトラブル対応など、ある特定の時期に集中して残業を強いられるケースも少なくありません。
このため、サーバーエンジニアは激務となる場合も多いです。
なかには残業が多いことが常態化している企業もあるため、あらかじめどの程度まで残業の可能性があるか確認しておくことをおすすめします。
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サーバーエンジニアの休日
サーバーエンジニアは土日祝日が休業となる場合が多いものの、実際には深夜や土日の出勤が必要となるケースも少なくありません。
このように土日も必ず休めるとは限らない一方で、企業によっては夏季休暇や、プロジェクトの合間などで長期休暇を取得できる場合もあります。
パーソルキャリア株式会社の調査によると、サーバーエンジニアの年間休日数は121.7日と、比較的多いことも特徴です。
休暇制度をうまく活用することで、オンとオフを両立しながら働くことが可能です。
サーバーエンジニアは忙しい?激務?
サーバーエンジニアは1つの業務に携わる日数が短いため、決められた日数や時間で作業を終えなければなりません。
このためスケジュール上のバッファが少ないことが特徴であり、激務となりがちな仕事です。
業務の閑散期は定時で帰宅できる場合もある一方、実作業を行う場合は深夜や土日返上で仕事を行う日が続くこともあります。
忙しくても手を抜かず確実に作業を行うことが必要であるため、体力も求められる仕事といえます。
サーバーエンジニアの休日の過ごし方
ここまで説明した通り、サーバーエンジニアは残業も多く、深夜勤務や土日出勤となる場合も少なくありません。
その一方、会社によっては夏季休暇やリフレッシュ休暇制度が用意されている場合もあります。
ふだんはなかなか休めない分、まとまった休日を取れるタイミングもあるため、旅行に出る方も多いです。
一方で通常の休日の過ごし方は人それぞれですが、共通していることは一定の時間をスキルアップにあてることでしょう。
それはサーバーエンジニアが扱う技術は変化が激しいため、自主的に勉強をして最新の技術を身につけることが必要であるためです。