パラリーガルを目指す人におすすめの資格

パラリーガルにおすすめの資格

パラリーガルとして働く際に、独自試験に合格して法律資格等の取得することが必要とされるわけではありません。

そのため、たとえば他の法律資格である行政書士司法書士などのように、資格に基づいた独占業務や地位が認められているわけではなく、経験が重視される傾向にあります。

とはいえ、パラリーガルのスキルを認定する試験はいくつか実施されています。

現状、よりスキルの高いパラリーガルを育成することを目的として、パラリーガルのスキルを認定しようという動きです。

日本弁護士連合会の認定試験などがそれに当たります。

また、経験のない場合は、秘書業務などから始め、ビジネスマナーやパソコンスキルを身に着け、さらに法律事務の経験を積むことによって、スキルの高いパラリーガルを目指すことも可能です。

日本弁護士連合会の認定試験

よりスキルの高いパラリーガルを育成することを目的として、パラリーガルのスキルを認定する「日本弁護士連合会の認定試験」があり、年に1度、法律事務所や公務所、企業や団体に在職する法律事務職員向けに能力向上を促すことを目的として実施されます。

この試験は、経験5年程度の中堅職員を対象とした、国内の民事・家事等の法的手続きに関する専門知識や実務能力を計る認定試験です。

受験資格は、「出願時点で、法律事務所に勤務する事務職員、公務所又は企業その他の団体において弁護士の事務を補助する者。」とされています。

日本弁護士連合会 事務職員能力認定試験

一般社団法人日本リーガルアシスタント協会(JLAA)

一般社団法人日本リーガルアシスタント協会(JLAA)では、民間資格としてパラリーガルの資格を認定しています。

資格はレベルに応じて、エレメンタリー・パラリーガル(初級)、インターメディエイト・パラリーガル(中級)、アドバンスド・パラリーガル(上級)の3段階に分けられ、実力に応じてステップアップを図ることができるようになっています。

講座の中では、法律事務所へ就職できるように履歴書の書き方、面接対策、インターンシップ制度などが提供されています。

また、担当講師が法律事務所と求職者からそれぞれ要望を双方にとってミスマッチのない人材紹介を行うなどのフォローアップもなされています。

一般社団法人 日本リーガルアシスタント協会(JLAA) パラリーガル認定資格試験

秘書検定

秘書検定は、社会人に求められるマナーや一般常識が身に付く、一般的な知名度抜群の女性に人気の資格です。

一般マナーや知識を体系立てて修得でき、知っているようで知らない常識や、実務の現場で使える知識などを偏りなく学ぶことができます。

また、知識にとどまらないコミュニケーションスキルも同時に磨かれるので、社会人としての総合力が大きくアップします。

秘書を目指す人だけではなく、社会人の総合力を上げ、客観的にそれを証明するという意味での自己研さんとしてのニーズも高いため、弁護士秘書と兼務するパラリーガルが持っていて損はない資格です。

また、転職活動でもアピールができる資格です。

年に3回の試験実施で、理論として(1)必要とされる資質、(2)職務知識、(3)一般知識にくわえ、実技として(4)マナー・接遇、(5)技能の出題科目で知識を問われます。

三級から準一級まで設定されています。

公益財団法人 実務技能検定協会 秘書検定

TOEIC(R)

TOEIC(R)テストは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。

新卒採用の際導入する企業が多く、転職の場や昇進などにも重要視されることが増えている語学系の試験です。

実用英語検定と異なり、合格・不合格ではなく、リスニング5~495点、リーディング5~495点の2セクションと、この2つを足したトータルスコア10~990点で評価されます。

2時間で200問とボリュームの多い問題量で、問題文も説明もすべて英語で出題される、スピードと集中力の両方が試される試験です。

ハイスコアを取得すると、就職・転職の際の強いアピールになります。

これは国際化するパラリーガルの業務にも十分関係するスキルであり、就業中もキャリアアップにもつながることから、チャレンジする価値のある試験です。

国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEIC