舞妓の求人状況・就職先の探し方

舞妓の就職先にはどんなところがある?

舞妓になるためには置屋に所属する必要があります。

置屋とはいわば芸能プロダクションのようなところで、舞妓はここで生活をしながら芸やしきたりを仕込まれます。

京都には置屋の集まる花街が6つあり、そのうち5つに管理組合があります。

舞妓を目指す際は必ずこの置屋の女将さんの面接を突破しなくてはなりません。

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舞妓の求人の状況

舞妓の減少

昭和の初めごろ、京都には芸妓・舞妓あわせて1800人ほどがいたといわれています。

しかし、戦後急速に減少し、2010年には舞妓は90人ほどとなりました。

現在も引き続き横ばい状態で、京都花街組合連合会によると2018年の京都全体の芸舞妓の数は250人と言われています。

そもそも料亭などの数が減り、舞妓の需要が減少していることもそうですが、若い世代で舞妓を志す人が少なくなっていることも減少の一因となっているようです。

全国から志望者が集まる

舞妓の求人情報は広く公開されるものではありませんでした。

ほとんどの志願者は置屋の関係者の娘か、あるいは馴染みの茶屋や料理屋の関係者の娘であり、縁故で世話になるというケースが大半を占めていました。

しかし、現在ではとくにコネクションがなくても置屋に所属するチャンスを得られるようになりました。

実際に志願者は全国各地から集まってきており、現在では舞妓の大半が京都以外からの志望者であるといわれています。

舞妓の志望動機・面接

舞妓になるためには置屋の女将と面談をし、認められる必要があります。

採用にあたって、資格や学歴の有無などの具体的な指標はなく、すべては女将の裁量によって決まります。

舞妓に採用されるにはまず、15~20歳といった年齢制限をクリアしていなければなりません。

ほとんどが中学を卒業するタイミングで舞妓を志望していますが、最近では高卒者も増えているようです。

芸の道は経験年数がものをいう部分があるため、舞妓を目指すのであればなるべく早いうちが良いでしょう。

近年では舞妓のメディア露出も増えているため、志願者は絶えません。

置屋に抱えられる人数は制限があるため、当然倍率が高いといえるでしょう。

明確な採用基準はありませんが、容姿が合否に関わるということは否めません。

しかし、どんなに容姿が優れていても厳しい修行に耐えられないような人物では採用されるのは難しいでしょう。

抽象的ではありますが、舞妓を目指す人は内外共に美しさを磨く必要があるといえます。

舞妓の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

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就職先はどのように探したらいい?

舞妓になりたいと思ったら、まず花街の組合に問い合わせるのが一般的です。

そこから置屋を紹介してもらい、女将と面接する機会を得ることになります。

しかし現在ではインターネット上に求人情報を出している置屋も数件ありますので、その情報を頼りに応募することもできます。

舞妓の世界は伝統を重んじる閉鎖的なものであると思われがちですか、広く門戸を開いているところもあるため、情報を集めてみるとよいでしょう。