建築設備士のやりがい、魅力
建築設備のプロフェッショナル
建築設備士にとっての大きなやりがいは、自分が仕事に携わった建築設備が実際に形になっていくことです。
そこで人が生活をしたり、仕事をしたりといったことを考えると自分の力が役に立っている実感が味わえますし、公共施設に関わった際には社会貢献をしていることの喜びも感じられるでしょう。
使い手にとっては、良い設備環境があることで、暮らしがさらに快適になったり豊かになっていくものです。
建築設備の使い勝手が、建物の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。
建築設備士は、そのような建築設備のプロフェッショナルとして誇りを持ちながらものづくりに取り組んでいくことができます。
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建築士からも頼られる存在になること
ビルやマンションなどあらゆる建築物にとって、建築設備は切っても切り離せないものとなります。
とくに最近は複雑かつ高度なシステムが建築設備に取り入れられている場合が多く、建築物を設計していくうえで、設備に関する専門的な知識が求められてきます。
そのようななか、建築士にとって建築設備について熟知している建築設備士は、頼れるパートナー的な立場となります。
建築士から頼られる存在になり、実際の設備設計を任されることが増えていくと、さらにやりがいを感じられるでしょう。
幅広い活躍が期待できる
ま建築士が建物の設計部分を担当するのに対し、建築設備士は設備に関する責任を負うため、そのプロフェッショナルとして高いレベルでの知識や技術が求められてきます。
建築設備士の資格は、小規模な建築の設備設計をする場合には必ずしも必要ではありませんが、この資格を取得してから一級建築士になる人も多くいます。
将来的に建築業界の技術者として広く活躍したいのであれば、取得しておくと何かと役に立つでしょう。
建築設備士や建築士の資格の取得後は、独立して設備設計を専門に行っていくことも可能です。
専門性が強い分野であるため、さまざまな道で活躍できる可能性があることも、建築設備士になる魅力のひとつといえるでしょう。