建築設備士になるには

建築設備士の資格を取得する

建築設備士になるには、国土交通大臣登録試験実施機関の「建築技術教育普及センター」が行う建築設備士試験に合格する必要があります。

建築設備士試験には受験資格があり、実務経験が必要になります。

受験資格を満たす方法はいくつかあり、大きく下記のように分かれます。

学歴+実務経験

最終卒業学校または資格と、必要な実務経験年数の組み合わせは下記の通りです。

なお、課程については正規の建築、機械、電気またはこれらと同等と認められる類似の過程と定められています。

・大学:卒業後2年以上
・短期大学、高等専門学校、旧専門学校:卒業後4年以上
・高等学校、旧中等学校:卒業後6年以上

このほか、専修学校、職業能力開発総合大学校または職業能力開発大学校、職業訓練短期大学校など、いくつかの学校の卒業・修了後に実務経験を満たすことでも受験資格が得られます。

資格+実務経験

・一級建築士
・一級電気工事施工管理技士
・一級管工事施工管理技士
・空気調和・衛生工学会設備士
・第1種、第2種、第3種電気主任技術者

上記いずれかの資格を持っている場合は、通算で2年以上の実務経験が必要となります。

その他

資格や学歴などを満たさない場合でも、建築設備に関する実務経験が9年以上あれば受験資格を満たします。

受験資格についての詳細は、建築技術教育普及センターのページをご確認ください。

建築技術教育普及センター

どのような学校に通うべき?

上記のように、建築設備士試験の受験資格を満たすための学校はさまざまあるため、どのような学校で学べばいいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。

基本的には「建築」「機械」「電気」に関する課程を修められる学校で学び、実務経験を積めば試験の受験資格が得られます。

専門学校や短大を出れば大学卒の人よりも早く就職することは可能ですが、その分、求められる実務経験の年数が増えるといった点に注意が必要です。

就職先を探す

建築設備士のおもな就職先は、建設会社、設備工事会社、設計事務所、ビルメンテナンス会社、不動産会社、その他建築設備関連のメーカーとなります。

この仕事は技術職となるため、学歴よりも経験や知識、技術が求められやすいとされています。

まずはこれらの会社でさまざまな現場に出ながら実務経験を積み、資格取得を目指すのが一般的なルートとなります。