建築施工管理技士になるには

国家資格を取得する

建築施工管理技士になるには、建築施工管理技士の国家試験を受験して、合格することが第一歩となります。

しかし、この国家試験は受験資格として実務経験が求められるため、誰もが自由に受けられる種類の試験ではありません。

必要な実務経験の年数は、基本的には「1級」と「2級」の資格の種類と、最終学歴によって異なってきます。

また、2級の場合は職業能力開発促進法による技能検定合格者も、条件次第では受験することが可能です。

受験資格についての詳細は、試験を実施する「一般財団法人 建設業振興基金」のホームページをご参照ください。

2級建築施工管理技士の受験資格
1級建築施工管理技士の受験資格

建設系の企業で実務経験を積む

2級建築施工技士の試験では、最終学歴が大学である場合も、卒業後1年以上(指定学科卒業)の実務経験が必要になります。

したがって、まずは学校卒業後、建築系の企業へ就職して技術者として実務経験を積み、その後のキャリアアップのために建築施工管理技士の資格取得を目指すのが一般的です。

有資格者が多いと、会社の信用度や評価が増すこともあり、会社が資格取得の費用などを負担してくれることもあるようです。

また、建築施工管理技士の資格を取得すれば基本給とは別で資格手当が付き、大きく収入をアップさせることも可能になります。

求められる能力やスキルは?

建築工事に関する専門知識や技術はもちろんですが、建築施工管理技士は現場を指揮する役割を担うため、リーダーシップやマネジメントスキルが求められてきます。

チームメンバーを円滑にまとめていけるだけのコミュニケーション能力も必要です。

また、この仕事では安全管理や品質、スケジュールなど、工事を無事に完了させるために確認していかなくてはならないことも多いため、慎重かつ論理的に物事を考えていく能力も求められてくるでしょう。

女性の建築施工管理技士の働き方

女性の有資格者も活躍中

建築施工管理技士に限らず、「施工管理技士」として働いている人は、女性よりも男性のほうが圧倒的に多いといわれています。

しかし、決して女性にできない仕事というわけではもちろんありませんし、女性がこの資格を取り、最前線で活躍している例も見られます。

女性がこの仕事に就くことを志すきっかけとしては、学生の頃から建築に興味があったり、手に職をつけたいという思いがあるようです。

現場の仕事というと、どうしても女性には難しいと考えられてしまいがちですが、建築施工管理技士の業務の中心は施工管理や現場のマネジメントとなるため、厳しい肉体労働というわけではありません。

国を挙げて女性の活躍を推進している

国土交通省では建設業界で働く女性の技術者や技能者を、平成26年から平成31年までの5年間で倍増させることを目指しています。

とくに、大手企業では女性の積極的な雇用に取り組んでおり、すでに新卒入社の技術者の約1割は女性であるというデータも出ています。

建設業界はハードで、残業も多いといわれますが、最近では労働環境の整備や福利厚生の充実に力を入れている企業が増えてきており、以前に比べてだいぶ女性にとっても働きやすくなっているようです。

ただし、小さな会社ではまだまだ長時間残業の残業代が支払われないといったところもあるようです。

就職先は、慎重に検討していくことをおすすめします。

キャリアアップも望める

建築施工管理技士の資格を取ると、基本給のほかに資格手当が出ることが多く、一般の技術者のときに比べて収入をアップさせることができます。

1級の資格を持っている女性建築施工管理技士はさほど多くないため、会社によっては高く評価されることもあるようです。

経験を積みながら出世して、最終的には現場所長になっている女性の建築施工管理技士もいます。

1級建築施工管理技士の資格があると、転職もしやすくなるといわれています。

建築施工管理技士を目指すなら転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で建築施工管理技士を目指す場合には、転職エージェントに登録しておくのもおすすめです。

転職アドバイザーから、業界情報を聞くことができたり、建築施工管理技士の「非公開求人」の情報を得ることができます。

まだ転職するか迷っている、そもそも建築施工管理技士が自分に合っているか不安という段階でも、専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができます。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20s」に登録してみるとよいでしょう。

20代を積極採用している企業の案件が多く、専任キャリアアドバイザーによる個別キャリアカウンセリングを受けることができます。

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