女性の海上保安官のキャリアパス・結婚後の生活

女性の海上保安官の現状

現在、900名以上の女性海上保安官が全国で活躍しています。

全体の6%程度なので比率としてはまだまだ低いかもしれませんが、過酷な現場も多く、男性の職場というイメージがある海上保安官という仕事からすれば意外と多い印象を受ける方もいるかもしれません。

海上保安庁としても女性の活躍を推進するとともに、ワークライフバランスの推進を目的とした推進本部を設置するなど、女性海上保安官がより活躍できる環境整備を行っています。

女性が活躍する現場もどんどん広がりを見せており、語学力を生かした国際捜査官や船舶交通の安全を担う運用管制官、航空機でパトロールや救助活動を行うパイロットなど最前線でも活躍しています。

女性の海上保安官の強み・弱み

女性だからといっても海上保安官として働く以上、強み・弱みなどは関係なく職務にあたりますし、現に男女の区別なく多くの職種や現場で女性が活躍しています。

あえて女性の海上保安官の弱みを挙げるとすれば、体力や体格という面でどうしても男性より劣ってしまう点でしょう。

しかし前記したように男女の区別なく働いている女性海上保安官も多くいるため、努力次第で克服できるともいえます。

犯罪捜査などで女性にしか対応できなかったり、女性の方がスムーズに進むこともあるようです。

例えば女性犯罪者への対応などは女性海上保安官が行うことで、相手も話しやすいでしょうし、デリケートな話題でもあとから問題になるリスクも低くなるでしょう。

女性の海上保安官の結婚後の働き方・雇用形態

家庭と仕事の両立を実現し、結婚や出産といったライフイベントを経ても海上保安官として働き続けキャリアプランの相談ができるよう、人事面談も適宜行っているようです。

夫婦で同じ部署での勤務をしているケースやフレックスタイム制度を活用し勤務するケースなど、多様な働き方も広がりつつあるようで男女問わず働きやすい環境整備が進んでいます。

当然、産前・産後休暇や育児休暇といった制度もあり、何人もの女性海上保安官が制度を利用して休暇を取得後、復職しています。

海上保安官に限ったことではなく、男性・女性も問わない問題ですが、いくら制度が整っていてもパートナーの協力がなくては働き続けるのは難しいため事前に話し合うことは必要でしょう。

女性の海上保安官は子育てしながら働ける?

産前・産後休暇、育児休暇を経て復職した女性海上保安官が何人もいます。

2~3人の子どもを育てながら働いている海上保安官もいるため、子育てしながら働ける職場環境は整っているといえるでしょう。

時短勤務やフレックスタイムなどの制度活用や一人ひとりの事情に配慮した人事運営を行うなど、環境の整備が進んでいるのも要因の一つといえます。

前項でも触れましたが、やはりパートナーの協力は必要不可欠なので事前に話し合いを行い、自分たちに合わせた答えを見つけることが大事です。

海上保安官は女性が一生働ける仕事?

女性が海上保安官として一生働けるかと問われれば答えは「イエス」となるでしょう。

しかし海上保安官に限らず、多くの仕事は女性が一生働けるものだと思います。

大事なのは自分自身のライフプランやキャリアプランをしっかり立て、それを実現するための努力ではないでしょうか。