ジュエリーデザイナーになるためにはどんな学校に行けばいい?
ジュエリーデザイナーになるための学校の種類
ジュエリーデザイナーになるためには、大学や専門学校だけでなく、スクールや通信講座などもあります。
自分に合った進路を選び、ジュエリーデザイナーの道に近づきましょう。
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ジュエリーデザイナーになるための大学
芸術系や美術系の大学のなかには、ジュエリーデザイナーをめざすことができる学科やコースがあります。
ただしジュエリーデザインに特化するというよりは、クラフトデザイン、プロダクトデザイン、空間デザイン、ファッションデザイン、造形、彫刻など幅広く学ぶところが多いです。
工芸、造形、空間演出、ファッションなどの知識や技術が身につくことになりますから、ジュエリーデザイナーに必要な芸術センスが総合的に磨かれます。
多くは私立の4年制で、学費の目安は350~700万円程度となります。
<関東地方>
・多摩美術大学(美術学部/工芸学科・生産デザイン学科)
・武蔵野美術大学(造形学部/彫刻学科・工芸工業デザイン学科)
・文化学園大学(造形学部/デザイン・造形学科)
・相模女子大学(学芸学部/生活デザイン学科)
<中部地方>
・名古屋芸術大学(デザイン学部/デザイン学科)
・名古屋学芸大学(メディア造形学部/ファッション造形学科)
<関西地方>
・大阪芸術大学(芸術学部/工芸学科)
・京都美術工芸大学(工芸学部/伝統工芸学科)
・京都造形芸術大学(芸術学部/空間演出デザイン学科)
・神戸芸術工科大学(芸術工学部/アート・クラフト学科)
・成安造形大学(芸術学部/芸術学科)
ジュエリーデザイナーになるための専門学校
ジュエリーデザイナーになるための専門学校は、2年制、3年制のほか高度専門士の学位が取得できる4年制もあります。
宝石や貴金属に関する知識や技術、ジュエリーデザインや製作実習、商品企画など、具体的で実践的なカリキュラムが組まれているところを選ぶことができます。
学費は入学金や授業料、教材費、施設費のほか、大学よりも材料費・実習費の負担が多くなります。
目安は2年制で250~350万円程度、3年制の公立で220万円程度、私立で400~500万円程度、4年制で600~700万円程度です。
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ジュエリーデザイナーになるためのスクール
社会人や学生の場合は、本業をこなしながらスクールに通ってジュエリーデザイナーを目指す方法も考えられます。
ジュエリーデザインに関するさまざまなスクールやコースがあり、趣味や楽しみが目的の人から、プロとして細分化された専門技術を本格的にマスターしたいという人まで目的はさまざまです。
カリキュラムの内容やレベルによって異なりますが、学費の目安は週2回・1年制(または週1回・2年制)で35~45万円程度、週6回・2年制で170万円程度のところもあります。
とくにジュエリー製作の高度な技術を身につけたい場合は、月謝制で自由な時間に通うことのできる彫金教室などもよいでしょう。
ジュエリーデザイナーの通信講座
ジュエリーデザイナーの仕事にはデザイン、制作、マーケティングという3つの柱がありますが、習得するべき知識や技術の比重は就業形態によって変わってきます。
通信講座ではデザイン、彫金、ロストワックス、彫り留め、宝石鑑別、ジュエリーコーディネートなど内容が細分化されていますから、場合によっては複数の講座を受ける必要があるかもしれません。
またテキストがどんなに充実していても指導者が身近にいるわけではありませんので、しっかり学ぶかどうかは自分次第です。
必ずジュエリーデザイナーになるという強い意志をもって取り組む姿勢が求められるでしょう。
通信講座の受講料の目安は6ヶ月~1年間で15~20万円程度です。