インテリアプランナーのつらいこと・大変なこと・苦労
インテリアプランナーのつらいこと・大変なこと
完成までに長い期間がかかる
インテリアプランナーの仕事で大変なことのひとつは、建築物という大きなものづくりに関わるため、それが形になるまでにある程度の時間がかかることです。
一般的な住宅であっても、お客さまとの最初の打ち合わせから完成までには半年間、場合によってはそれ以上かかることもあります。
また、なかなかイメージが固まらず、お客さまと何度も打ち合わせを重ねたり、途中で軌道修正を行ったりすることもあります。
お客さまのイメージや希望をくみ取ったうえで、プロフェッショナルの視点を交えながら満足いただける提案をし続けなくてはならないことは、楽しくもありつつ難しいところでもあります。
マネジメント力が必要
経験を積んだインテリアプランナーは、インテリアの企画・設計・現場監理の全体を担います。
チームリーダーとしての役割を任されることもあり、つねにプロジェクトの全体を見ながら行動しなくてはならないことに苦労を感じる人も多いです。
また、他のスタッフや現場の職人など多くの人たちの間に立ち、マネジメントしていく役割もあります。
それぞれの人たちとコミュニケーションをとりながら、現場がうまく回るようにコントロールしていかなくてはならないことも、この仕事の大変なところといえるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
インテリアプランナーの悩み
多忙になりがち
建築工事は、事前に決定したスケジュール通りに進めなくてはならないため、インテリアプランナーとして働き始めると、つねに締め切りに追われていると感じる人もいるようです。
現場では予定通りに進むとは限らず、さらに同時に複数の案件が進行しているときは、日常的な業務も立て込んで非常に忙しくなることがあります。
無事にプロジェクトが終わって、次のプロジェクトが開始する間は落ち着いて過ごすことはできますが、多忙な時期とそうでない時期の差がかなり激しくなりやすい仕事といえます。
一人での仕事も多い
インテリアプランナーの仕事は、近年急速に需要が高まってきています。
会社や事務所によっては、インテリアプランナーが一人しかいない、というところも少なくありません。
こうした場合、請け負う仕事の責任をすべて一人でとらなくてはならないため、どうしてもプレッシャーがかかりやすくなります。
また、1人仕事が多いと、代わりをできる人がいないため、スケジュールや体調管理はより一層必要とされます。
インテリアプランナーを辞める理由で多いものは?
インテリアプランナーを辞める理由で多いものは、仕事をしているうちにキャリアアップしたくなったり、ほかの仕事に興味を持ったりしたりしたというものです。
インテリアプランナーを経験後、インテリアデザイナー、建築士などとして活躍する人もいます。
なお、インテリアコーディネーターとして働く人が、キャリアアップのためにインテリアプランナーの資格を取ることが多いため、もともとのコーディネーター職に戻るという人も少なくありません。