DTPオペレーターのやりがい・楽しさ・魅力
DTPオペレーターのやりがい・楽しさ
多くの人の目に触れる仕事
印刷物や出版物の役割は、多くの人の目に触れることで、さまざまな情報を伝えることです。
デザイン案自体はグラフィックデザイナーが考えたものでも、フォントや文字の大きさ、ミリ単位のレイアウト調整など、細かなディテールはDTPオペレーターのセンスとスキルの賜物といえます。
いかにわかりやすく、きれいに仕上げ、人の心を引き付けるかは、DTPオペレーターの腕にかかっているといっても過言ではありません。
それだけに責任重大な仕事ではありますが、自分が手がけた書籍や雑誌が店頭に並んでいるのを見たとき、ポスターを街中で見つけたときなどには、大きな感動とやりがいを感じるでしょう。
実力が結果に結びつく
印刷物によっては後日、紙面が思わぬ反響を呼んだり、掲載された商品の売上げが上がったりといったうれしい報告を受けることもあります。
印刷物が評価されることによって自分の実力も認められますし、クライアントや社会に貢献できたことの喜びも感じられるでしょう。
クライアントに気に入ってもらうことができれば、指名で継続的に仕事をもらうこともできるなど、実力をつければつけるほど、結果に結びついていく仕事です。
チームワークが身につく
ひとつの印刷物を出版するには、クライアントやデザイナー、コピーライターをはじめ、さまざまなスタッフが一丸とならなくてはなりません。
チームで仕事をする上では、それぞれの役割を理解し尊重ながら、自分の仕事をまっとうしていくことが大切です。
スタッフが一丸となりプロジェクトがうまく動いたとき、チームでいい結果を残せたときは、大きな充実感を感じます。
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DTPオペレーターの魅力
「手に職」をつけられる
DTPオペレーターは特別な資格を必要とする職種ではありません。
しかし、DTPオペレーションの技術は誰もが手にする機会があるわけではなく、「手に職がある」といってもいい特殊なスキルです。
プライベートでも、プレゼント用にポストカードやアルバムなどをデザインしたり、地域や学校で利用するプリントを作成したりすることもできます。
また、独立開業したり、在宅で仕事をしたりして家事育児と両立しながら収入を得るなど、さまざまな働き方ができることも魅力でしょう。
キャリアアップを目指す
DTPオペレーターとして活躍できるということは、IllustratorやPhotoshopなどのDTPソフトを使いこなす確かなスキルを持っていることの証です。
こうしたスキルを利用すれば、さらに高収入、高待遇の職種を目指すこともできます。
デザインを考えることが好きならばグラフィックデザイナー、出版関係に強いなら出版社のエディター、発想が豊かならクリエイティブディレクターなど、実力を生かせる場は多岐に渡ります。
同じ会社の中で転身することも可能ですし、転職を機にスキルアップするチャンスも多く、どんどんキャリアアップしたいという人にも魅力的でしょう。