DTPオペレーターのつらいこと・大変なこと・苦労

DTPオペレーターのつらいこと・大変なこと

不規則な生活になりがち

印刷物や出版物は納期や入稿日が前もって決まっているため、何があってもその日に間に合わせることが鉄則です。

そのため、多くのデザイン事務所や編集プロダクションでは、夜中まで残業をしたり休日出勤をしたりする機会が多くなってしまいます。

DTPオペレーターの仕事は他のクリエイティブ職と異なり、考えるよりもパソコンに向かって黙々と進める作業がメインなので、より集中力や根気が求められます。

スピード感が求められるDTP作業を1日中座りっぱなしでやり続けることは、肉体的にも精神的にもつらいでしょう。

なかには年俸制で残業代がつかない会社もあり、仕事の環境や待遇に不満を持つ人が多いのもDTPオペレーターの特徴です。

近年こうした労働環境は社会問題化され、多くは改善されつつありますが、広告・出版業界にはこうした体質が根強いということも知っておきましょう。

バージョンアップや最新情報への対応

広告・出版業界で使われるMacパソコンのOS、IllustratorやPhotoshopなどのDTPソフトのバージョンが変わると、オペレーションの仕方も変化します。

この他に編集ソフトやプレゼンテーションソフトなど、使うアプリケーションが多いほどバージョンアップへの対応には手間がかかるものですが、いち早くマスターしなければ仕事になりません。

また、デザインには流行があるため、最新の情報を仕入れることも重要です。

自社や他社の制作物で反響の良かったものを集めて分析したり、デザイン展に足を運んだり、情報収集や自身の勉強にも苦労するでしょう。

DTPオペレーターの悩み

近年、広告はインターネットが主流となり、印刷業界全体が不況であるといえます。

それに伴って、DTPオペレーターの需要も少なくなりつつあります。

今後、出版業界全体の売り上げが落ち込んでいくほど、依頼数は減り、相場も安くなっていくでしょう。

ただし、印刷媒体が完全になくなることは考えにくいため、一定の需要は今後もあり続けると考えられますが、実力によって淘汰されていく可能性も出てきます。

また、印刷物が一般の人も低価格で手軽に行えるようになってきているため、あえてDTPオペレーターを経由しないというところも増えてきています。

DTPオペレーターにとっては働きづらい環境になっているため、将来について悩みを抱える人も多いです。

DTPオペレーターを辞める理由で多いものは?

DTPオペレーターはグラフィックデザイナーの指示のもとに仕事を進めるため、業界全体として若くてフットワークが軽い人の方が使いやすいという認識があります。

ある程度の年齢になるまで1つの会社に居続けると、グラフィックデザイナーやクリエイティブディレクターなどへの転身を迫られることが多く、この仕事を長く続けることができないのです。

DTPオペレーション自体が好きで、同じ仕事を続けたいと考える人は、フリーランスになる、または在宅で仕事をするなど、働き方を考えなくてはならないでしょう。