情報学部で学ぶことや学科を解説 志望理由はどうする? 就職は有利?
情報学部で扱う「情報学」は、文系・理系の両方にまたがっている比較的新しい学問分野で、パソコンやインターネットが好きな人や、IT系・メディア系への就職を目指す人が多く志望しています。
ここでは情報学部で学ぶことや、学科の詳細について具体的に解説します。
情報学部とは
情報学部は、社会に溢れているあらゆる知識や事柄、つまり「情報」の発生や、それが活用されるあらゆるしくみ・過程について学ぶ学部です。
情報学部が扱う「情報学」は、比較的新しい学問分野で、文系・理系の両面を併せ持つことが特徴です。
情報学を大きく分けると「情報社会学」「メディア論」のような情報の社会的側面からのアプローチと、「コンピュータネットワーク」「プログラミング」などのシステム的な側面からのアプローチがあります。
情報学部を志望する人の多くが、もともとパソコンやインターネットが好きで、より知見を深めたいと考えていたり、将来的にIT系の仕事に就きたいという希望を持っていたりします。
情報と密接に結びつくメディア・マスコミ系への興味関心が強い学生も多いです。
学科や専門領域にもよりますが、情報学部では女子よりも男子のほうが多く集まりやすい傾向があります。
情報学部の理念
情報学とは、情報科学の諸分野を統括して、広く総合的に研究する学問のことをいいます。
人類は、はるか昔から広義の意味での「情報」を生かしながら発展してきました。
とくにコンピュータやインターネットの登場、また、それらが普及してからは誰もが大量の情報を獲得・蓄積・流通できるようになり、その存在感はますます大きなものとなっています。
情報学部では、高度情報化社会を迎えている現代において、社会の中で情報がどのようなしくみで存在し、どのように活用していけるのかを理論立てて考え、技術を習得し、応用できるための教育を提供します。
情報学に関する多面的な理論と方法論を学び、ITの総合的な知識を生かして社会の問題を解決する人材を養成することを目指しています。
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情報学部で学ぶこと、勉強すること、授業内容、卒論
ここからは、情報学部では実際にどのような授業が行われているのかや、一般的な卒論のテーマについて紹介します。
情報学部で学ぶこと
情報学部では、現代社会に不可欠な情報基盤を作る力はもちろん、情報によってビジネスをどう企画し実現するか、あるいは情報を駆使して表現する力などを身につけるカリキュラムが用意されています。
学部の基礎科目として情報基礎や情報モラルや情報倫理に関する科目があり、年次が上がると、人工知能やヒューマンインターフェース、オペレーティングシステムなど、より専門的な科目を学んでいきます。
情報は人と人のコミュニケーションの手段といえ、そうしたことから心理や経営の領域まで総合的に学べる科目が置かれている大学もあります。
また、社会で必要とされる豊かな人間性や幅広い教養を身につけるための科目や、国際社会で活躍するための外国語の科目などもあります。
情報学部の授業内容
情報学部では、多くの大学で1年次など早い段階で情報倫理や情報関連の法について学び、情報が社会の中でどのように扱われているのかを学びます。
また、情報はIT系に限ったことではなく、そもそも人が物事を認知するために必要なものであるため、コミュニケーションや認知科学について学ぶ機会を設ける大学もあります。
文系寄りの学問領域においては、情報が社会に与える影響や、メディアなど情報を扱う側に関する研究、情報という観点から地域の課題解決やコミュニティデザインを考える、といった授業が行われます。
理系寄りの学問領域においては、アルゴリズムやプログラミング、人工知能、ヒューマンインターフェースなどについて研究していきます。
情報学部の卒論の例
情報学部の学生が卒論テーマとして選んだものの一例を紹介します。
- 電子マネーに対する消費者意識と利用促進に向けた課題
- 公共図書館の貸出サービスにおける電子書籍の導入と課題
- WEBマガジンを対象とした論点抽出の自動化に関する研究
- 自動生成された単文の組み合わせによるストーリー生成
- 機械学習手法を用いたフェイクニュースの分類
- ブロックチェーンを活用した労働環境及び勤怠時刻記録システム
- 3D-CNNを用いた将棋の棋力推定システム
情報学部で学んだことの口コミ
- アルゴリズムについて学んだことで、社会に出てから必要な論理的思考力が身についた。
- 情報学の基礎が身についたことで、技術の進歩についていけるようになった。
- プログラミングを学び、自分が作りたいと思うものや人が望むものを作れるようになった。
- プログラミングやシステム設計、会計処理など、さまざまな会社で働くにあたっての基礎知識を身につけることができた。
- プログラミングをしてTEXで文章を書いたりできるようになった。
- 理系出身のエンジニアはIT系の仕事に関わることが多いため、プログラミングなど情報学部で学んだ知識は実務に役立っている。
- スマートフォンの黎明期に無線通信について体系的に学ぶことができた。
情報学部の主な学科・分野と概要
情報学部に置かれることが多い学科と、各学科の概要を紹介します。
情報システム学科
最先端の情報技術に触れ、それらを積極的に活用し、社会をより便利にするための新しい情報システムを創造できる人材を育成します。
情報社会学科
高度情報社会を迎えた現代に発生する問題を発見し、ITを活用して問題解決を実行し、新しいビジネスを創り出す人材を育成します。
メディア情報学科
メディアを通じた情報コミュニケーションの理論や表現方法を学び、社会のあらゆる分野において情報の収集、判断、分析ができ、企画、コンテンツ、サービス、システムを開発・運用できる人材を育成します。
情報学部で学ぶ学問分野・概要
情報学部で学ぶ分野について、さらに細かく分けたものを以下で紹介します。
情報管理学
情報を効率よく、かつ確実に管理・運用する方法について研究します。
情報社会学
社会的な事象を情報という切り口から考えたり、情報の傾向から社会現象を考察したりする学問です。
情報メディア学
メディアの在り方や社会に与える影響について、情報を軸として考えます。
情報システム学
コンピュータシステムをはじめ情報を伝達・管理・運用する仕組みについて研究します。
ネットワーク工学
伝送路や交換設備の構成、効率的運用方法について研究します。
知能情報学
人間の知能が情報を処理する仕組みを解明し、情報処理に応用する手法について研究します。
ソフトウェアサイエンス
プログラミングによるソフトウェアの開発などを通じて、ソフトウェアについて科学的な視点から研究します。
情報学部で目指せる主な資格
情報学部では、主に以下のようなIT系の資格の取得を目指すことができます。
これらには「プログラマー」や「SE(システムエンジニア)」を目指す人はぜひ取得しておきたい資格が含まれますが、それ以外の職種を目指す場合も持っておいて損はありません。
資格学習の基礎的な知識の部分は情報学部で学んだ内容でカバーできるため、完全な初学者と比べると効率的に勉強を進められるでしょう。
情報学部の大学選びのポイント
情報学は、もともと文系・理系それぞれの要素を持つ学問領域です。
そのため、同じ情報学部という学部名でも、大学によって力を入れている分野が異なる場合があります。
具体的な例を挙げると、文系寄りの情報学部では、情報の扱いや社会的影響から現代社会の問題を探求することを主軸とし、プログラミングなど技術的なことは補足的な知識として取り上げられている場合があります。
大学によっては「情報コミュニケーション学部」「総合情報学部」「社会情報学部」といった呼び方をしている場合もあります。
これに対して理系寄りの情報学部では、プログラミングやネットワークについて技術的なアプローチを学ぶことが多いのが特徴です。
大学によっては「情報工学部」として扱われていたり、「工学部の中の1つの学科」として設置されていたりすることもあります。
学ぶ内容は文系・理系どちら寄りかによって大きく異なるため、自分がイメージする「情報学部」に合っているか確認することが大切です。
情報学部の入試方法・受験科目
情報学部では、入学後に文系・理系の両面の知識を深めていくことになります。
入試においても文系・理系の両面の力を見る方式になっているケースが多いです。
そのため、日本語・英語の文章読解とともに数学の力が問われます。
私大の場合、英語・国語が必須科目で、地歴・公民・数学から1科目を選択とするパターンがよく見られ、国公立2次試験では、英語・数学の2科目という場合もあります。
なお、国語は読解力や理解力が重要であることから、漢文や古文は出題しない方針の大学もあります。
情報学部の学費
情報学部の学費は、一般的な文系学部と同じくらいに設定されているケースが多いです。
1,312,000円(入学金280,000円、授業料762,000円、教育充実費270,000円)
4年間で4,480,000円
(※2022年度入学者の場合)
このほか、研究内容によっては実習や演習に伴って別途研究費が必要になるケースや、入学時にノートPCの購入を必須としているケースもあります。
なお、情報学部を「理系寄り」に位置づけている大学では、一般的な文系学部よりもやや学費が高めになっていることがあります。
志望する大学の入学案内・募集要項をよく確認しておきましょう。
情報学部の志望理由、例文、面接
情報学部を目指す学生のよくある志望理由や例文、AO・推薦入試で実施される面接のポイントを説明します。
ただし、例文はあくまでも参考程度にとらえて、自分の意思がきちんと伝わる文章をつくるように心がけてください。
情報学部の志望動機
いま情報学部で学んでいる人、あるいはこれから情報学部を志す年代の人は、幼い頃からITに触れる機会が多く、自然と「最先端情報」に興味を持つケースが多くなっています。
わたしたちは日ごろからあらゆる情報に囲まれて生きており、ビジネスの場でも情報なくして成功することはできません。
だからこそ、情報を適切に取捨選択することや、その活用方法を自ら見出していく力がますます求められています。
情報学部を選択する人は、大学で情報に関する知識を体系的に学び、専門的なスキルを得ることで、その知識・スキルを生かした仕事がしたいと考えている人が多いようです。
人工知能など、今後さらに進歩していくであろう最先端技術の研究に携わりたいという具体的な夢を持っている人もいます。
情報学部の志望動機の例文
私はもともとマーケティングに興味があり、経営学部への進学を考えていましたが、これからは個人の情報発信の重要性が高まると考え、情報学部を志望することにしました。
私には、将来マーケターになりたいという夢があります。
マーケターとして活躍するには、情報について文系・理系の枠を超えた広範な知識が必要です。
貴校の情報学部社会情報学科では、文系・理系の枠に囚われない研究がなされていると知りました。
マーケターになるという将来の夢を実現するために、ぜひ貴校で学ばせていただきたいと考えました。
情報学部のAO・推薦入試の面接で聞かれること
情報学部は研究対象となる領域の広い学際的な分野の学問のため、大学によって注力している分野が大きく異なることはめずらしくありません。
そのため、AO入試や推薦入試の面接試験においては、「なぜ情報学部なのか」「入学後に何を学びたいのか」「将来どうなりたいのか」といった、志望動機に関わる質問をされることが想定されます。
志望する大学の情報学部での授業内容やゼミでの研究内容について、大学案内やシラバス、大学ホームページなどで事前によく調べておき、事実に即した回答ができるように準備しておくことが大切です。
また、情報学部は文系・理系それぞれの領域を行き来しながら研究を進める学部でもあります。
数学の基礎的な学力や論理的思考力といった、入学後に必要な素養について不安がないかどうか、といったことについても聞かれる可能性がありますので、自信を持って答えられるように準備しておきましょう。
情報学部の志望理由の口コミ
- 昔からパソコンを操作したりインターネットを利用したりすることが好きだったので。
- 父がコンピュータ関連の企業で働いていて、仕事内容を幼い頃から聞いていたから。
- プログラミングを学んでゲームを作ったり、ウェブ開発をしたりする仕事に就きたかったので。
- 今後、さらに情報化が進むことでいっそう必要とされる知識・スキルだと思ったため。
- 就職時に需要があるスキルの1つにプログラミングがあると考えていたから。
情報学部の雰囲気・男女比
ここでは、情報学部の雰囲気や男女比がどれくらいかについて説明します。
もちろん大学によっても異なるので、気になる大学が見つかったら積極的にオープンキャンパスなどに行って確認しましょう。
情報学部は男性の比率がかなり多めの大学が多い
情報学部では、女性よりも男性のほうが多いことが特徴です。
大学によって差はありますが、女性は学部全体の1割に満たないところもあります。
理系学部では全体的にこういった傾向にありますが、情報学部はその中でも女性が少なめの学部といえるでしょう。
しかし、最近はITに興味を持つ女性も増えてきていますし、人文・社会学系と関連性の高い科目を多く設置している情報学部や、メディア関連のことを専門的に学べる情報学部の学科では、女性の割合が少し大きくなっているところも見られます。
とはいえ男性中心の学部になるため、華やかといったよりは、落ち着いた雰囲気になることが多いでしょう。
最先端の技術やITデバイスに興味を持つなど流行に敏感なところがある一方、一人でコツコツとものづくりをするのが好きなタイプの人も集まりやすいです。
情報学部の雰囲気・男女比の口コミ
- 男女比でいうとおよそ8:2程度で男性が圧倒的に多い。
- 勉強熱心な人が多く、進んで勉強している人が多かった。
- 同じ志を持った学生が集まっていることもあり、雰囲気はかなりよく話の合う人ばかりだった。
- 話すことはあまり得意ではないようですが、優しい人が多い。
- パソコンが好きな人が多かったですが、いわゆる「オタク」という感じではなく、将来を考えてITを学んでいる人が多かった。
情報学部の楽しいこと・大変なこと・つらいこと
情報学部の授業は高校までのように科目の範囲内のことを学べばよいとは限らず、知識を広範囲で身につける必要があります。
大学によっては、プログラミングの基礎的な知識や技能についても授業で扱う場合があります。
全く新しいことを広い範囲で学ぶので、新しいことを知るのが楽しいと思える人にとっては楽しいと感じられる反面、次々と新しい知識を取り入れていかなくてはならないため大変だと感じる人もいるようです。
情報学部は「何となく」「他にやりたいことがなかった」といった漠然とした理由で選ぶ学部ではないため、周囲の学生も何らかの目的意識を持って大学に来ている人が多いはずです。
情報学部で学ぶことを通じて何をしたいのか、自分なりの「軸」を持って志望することが重要です。
情報学部の楽しいことの口コミ
- 授業でパソコンを使う機会が多いので、高校までの授業とは違って退屈しない。
- プログラミングで今までできなかったことができた時の達成感は最高でした。
- 何を学ぶにしても、新鮮で、新しいことに次々にチャレンジしていける環境だった。
情報学部のつらいことの口コミ
- 興味のある分野といえど、研究を進める中で躓いてしまい、解決策がなかなか見つからないときはつらかった。
- 文系と理系の科目が混在し、学ぶ範囲が非常に広く、テスト対策はすさまじいほどの準備が必要になることがあった。
情報学部の就職先・業界、目指せる職業・仕事と進路
情報学部で学んだ学生たちは、どのような道に進んでいくのかを紹介します。
就職先や職種、活躍する業界など、情報学部卒業生の進路は多岐にわたっています。
情報学部の就職先
情報学部の出身者は、その多くが民間企業への就職を果たしています。
就職先としては学部での学びを生かせるIT系企業が多く、「システムエンジニア」や「IT・Web系クリエイター」を中心に、多様な職種で活躍しています。
そのほか、メーカーやサービス系の企業、また放送や広告といったマスコミ・メディアの分野に進む人も多くなっています。
他の業界でも、一般企業の総合職、広報、調査部門など多様な方面で専門性を生かした仕事をすることができます。
さらに、以下のような人もいます。
- 大学院へ進学してより専門的な研究を続ける人
- 公務員になる人
- 在学中に高等学校教諭一種免許状(情報)を取得し、普通高校や専門高校の情報の教員になる人
情報社会がますます進化し続ける社会において、情報学部で培った知識やスキルを応用していける場は、今後もさらに広がっていくものと考えられます。
情報学部の就職の状況と需要
情報工学など理系寄りの研究をしている学部であれば、IT系の業界で一定の需要はあるでしょう。
プログラミングやネットワークなど、自身が身につけた専門的知識・スキルを発揮できる場を探すことが大事になってきます。
一方、文系寄りの情報学部の場合、就職に直接的につながることを中心に学ぶとは限りません。
そのため、情報学部出身であるというだけの理由で、就職が特別に有利になることはないと考えていいでしょう。
語学力を高めたり、情報系の資格を取得したりといった自主的な努力や経験によって、就職につながる強みを築いておくことが重要です。
情報学部の就職以外の進路
情報学部の卒業生の進路としては、民間企業への就職が最も多くなっています。
ただし、就職以外の道へと進む人もいないわけではありません。
大学院へ進学して、より専門的に情報学について追究する道を選ぶ人もいます。
情報学を専攻できる大学院は限られているため、進学を検討している人は大学院が設置されているかどうか確認しておきましょう。
また、在学中や卒業後に起業する人もいますが、経営学部などビジネスそのものに関心の高い学部と比べると絶対数は少ないと言えます。
情報学部の就職の状況の口コミ
- 企業への就職が6割、進学が2割、その他が約2割で、公務員への就職や留学といった道へ進んだ人もいた。
- プログラマーやSEになった人が多く、自分の夢をかなえられた人が多かった。
- ソフトウェア開発業を就職先に決めた人が一番多く、大手メーカーやセキュリティ関連の職に就いた人もいた。
- 数学・理科の教員になる人も一定数いました。
- 中学や高校の数学教師、公務員、地元企業、実家の仕事を継ぐ、大学院に進学など、さまざまです。
情報学部から公務員を目指せる?
情報学部から公務員を目指す道としては、「教職」と「行政職」の大きく2つが挙げられます。
教職の場合、主に高校の情報科教諭の免許取得を目指すことになります。
各自治体の教員採用試験を受け、合格すれば公立校の教諭として働くことができます。
理系寄りの情報学部であれば、市役所や県庁などの情報システム系の職種を目指す道があります。
そのほか、一般の行政職を目指すのであれば、公務員試験を受験して合格することで公務員になることができます。
公務員試験については、情報学部で学んだことが直接試験で活かせることは少ないため、他学部と同様に公務員試験に向けた勉強が必要になります。
情報学部の卒業生の感想
- いままで何気なく使っていたPCやスマートフォンなどを、違った角度から見ることができるようになった。
- 情報学部で学んだことが自分自身のためになっていたということを、社会人になってしみじみと感じています。
- プログラミングについて人に話せるぐらいになっておけば、就職でも有利ですし、入社後も研修内容がよくわかる。
- 女性が少ないので、出会いが欲しい場合は外のつながりを持つ努力をしないとなかなかできない。
- 自分が何をやりたいのか、どうしていきたいのかをしっかり考えた上で情報学部に入ることが大切。
上記のように、在学中に情報学部で学んだことが社会に出てからも役立っているといった声や、就職にも役立ったといった感想が見られます。
理系寄りの情報学部でプログラミングを学んだ人は、IT系の業種で働く上で非常に有益な知識を得たと感じているようです。
私たちの暮らしは情報と切っても切り離せないものになっていますので、情報学を学んだ経験は将来どこかで役に立つといえそうです。
情報学部は文系と理系どっちが有利?
情報学部は文系・理系を行き来して研究する学際的な分野ですので、文系・理系どちらかが必ず有利になるというものではありません。
大学によっては、工学の1分野として情報系の学部を設置していることがありますが、その場合は理系の要素が強くなります。
反対に、社会学など文系学部の1つとして情報学部が設置されている場合、文系寄りの要素が強くなるでしょう。
このように、各大学の研究内容によって文系・理系どちら寄りの研究がメインになるかが異なります。
文系であれば文系寄りの、理系であれば理系寄りの学部を探すことが重要です。
情報学部の口コミ・体験談
私立理系大学 情報学部 情報学科卒業生の体験談・口コミ
情報学科を目指した理由
情報学部を志望した一番の理由は、昔からパソコンをいじることやインターネットを利用することが好きだったからということです。
それと、今後はさらに情報化社会が進むので今の時代に一番必要なスキルが身に着けられると思ったからです。
情報学科で学んだこと・役に立っていること
情報学部で学んだことで今一番役に立っていることというと、何と言ってもプログラミングのスキルです。
プログラミングができると自分の作りたいものを作ることもできれば人が望むものも与えられるという喜びを得ることができます。
情報学科の雰囲気
理系というだけあって男女比は男:女=8:2もしくは9:1くらいだと思います。
しかし、皆さん自分がやりたいことがありこの学部に来ているので勉強に対する意識は高いかと思います。
内気な性格の人もいれば、コミュニケーション能力の高い人もいてさまざまです。
情報学科の楽しかったところ
楽しいところは、理系なのでさまざまな実験ができるところかと思います。
班メンバーと協力しながら実験に取り組むことが多いので自然としゃべるようになり、友達も増え、専門知識も身につくという、いいこと尽くしだと思います。
それと、私立だということもあり実験機材も質のいいものをそろえており、内容の濃い実験をすることが出きます。
情報学科のつらかった・大変だったところ
一番大変だったのは実験+レポートです。
実験は楽しくもありますが、測定などを間違えると再実験となりかなり時間がかかってしまうことになるからです。
それと、実験後のレポートを期間内に仕上げないと単位認定されないというのもつらかったです。
情報学科の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路としては、通信業などのネットワーク回線の設計・設備・管理をする企業に勤める人と、プログラマーやシステムエンジニアといった主にネットワークを利用するうえで必要となってくる土台の部分を作る企業に勤める人が多いです。
中には数学・理科の教員になる人も一定数います。
卒業後の所感・メッセージ
どこの大学でも最初の一年は基礎中の基礎からやることもあるかと思います。
なので理解している人には退屈に感じるかもしれませんが、3,4年になると基礎ができないと何も理解することができません。
1年のうちにすべて復習してくれるというのはすごくありがたかったです。
私立大学 知能情報学部 知能情報学科卒業生の体験談・口コミ
知能情報学科を目指した理由
宇宙に興味があり、また、小さい頃より、モノ作りが好きで、宇宙に関わるモノ作りがしたいと思っていました。
高校時代、理系でしたので、将来は、モノを作る仕事に就くのかなと薄々と感じていました。
しかし、大学を卒業し就職しても自分の好きなことで仕事をしたいと想い、この学科を目指しました。
知能情報学科で学んだこと・役に立っていること
プログラミングについて学びました。
今勤めている会社は、そのスキルが買われ転職に成功しました。
卒業研究の際に、エクセルやワードなどを使用していたため、社会に出でも困らない程度のスキルが身につきました。
知能情報学科の雰囲気
理系のため、性格はどちらかと言うと大人しい学生9割、残り1割は体育会系ノリの学生です。
男女比としても、男性9割に対して、女性1割と言ったところです。
100人以上在籍していた学科ですが、学科が特有なのか女性の人数は2桁もいません。
知能情報学科の楽しかったところ
何を学ぶにしても、新鮮で、新しいことに次々にチャレンジしていける環境が非常に恵まれていたと感じます。
卒業論文の発表が迫ってきて、夜遅くまで皆で論文を書いていた時は、大変さもありましたが、皆でやっていることに楽しさを感じていました。
知能情報学科のつらかった・大変だったところ
プログラミングを学ぶことが非常につらかったです。
プログラミング自体、大学で初めて学ぶことでしたので、元々高校時代、プログラミングをしていた子とレベルが雲泥の差だったので、プレッシャーに負けそうになり、大変でした。
知能情報学科の卒業後の就職先・進路
理系の大学を卒業したからと言って、皆がメーカーに就職するとは限りませんでした。
中学や高校の数学教師、公務員、地元企業、実家の仕事を継ぐ、大学院に進学など、それでも、私を含め、メーカーに就職した学生も大勢いました。
卒業後の所感・メッセージ
1,2年時は、広く浅く学問が学べ、そこで興味を持ったことに対して、3,4年時、学びを深くして行けたところが良かったです。
人生の中で一番時間があるのが、大学時代だと思います。
さまざまなことを学び見聞を広め、卒業後の人生に役立てて下さい。
地方工業大学 情報工学部 情報ネットワーク学科卒業生の体験談・口コミ
情報ネットワーク学科を目指した理由
当時、これからはITをもっと使いこなせないといけない、という強い思いがあり、コンピュータ系の勉強ができる大学を目指しました。
また、私の父がコンピュータ関連の企業で働いていたため、どんな仕事をしているのかを詳しく聞けたことも、決め手となりました。
情報ネットワーク学科で学んだこと・役に立っていること
現在SEとして働いているため、仕事で非常に役に立っています。
IT技術は日々進化しているため、当時学んだことがそのまま活かせているとはいい難いですが、大学時代で学んだ情報工学の基礎があるからこそ、現在の技術の進歩についていけていると感じています。
情報ネットワーク学科の雰囲気
男女比としては、男性80%、女性20%くらいの割合でした。
勉強熱心な人が多く、進んで勉強している人が多かった印象があります。
学科柄、パソコンが好きな人が多かったですが、いわゆる「オタク」という感じではなく、これからの将来を考えてITを学んでいる人が多い、という印象でした。
情報ネットワーク学科の楽しかったところ
私は大学でプログラムを始めて学びましたが、プログラムの授業はとても楽しかったと記憶しています。
自分でプログラムを作成し、思ったように動くようになった時の嬉しさは忘れられません。
卒業研究でもプログラムを用いたシステム開発を行い、4年間楽しく学ぶことができました。
情報ネットワーク学科のつらかった・大変だったところ
私が大変だったと感じているのは、卒業研究で行ったシステム開発です。
卒業研究では、基本、自分自身で学習しながらシステムを開発するため、頼れる人がいないというところが大変でした。
開発に行き詰ると、本屋や図書館を行き来して、なんとか解決方法を見出していました。
情報ネットワーク学科の卒業後の就職先・進路
私の卒業後の就職先は、ソフトウェア開発を行っている会社に勤めました。
私の周りでも、ソフトウェア開発業を就職先に決めた人が一番多かったと記憶していますが、大手メーカーやセキュリティ関連の職など、幅広い就職先がありました。
卒業後の所感・メッセージ
私はこの学部・この学科に進学して、本当に良かったと思っています。
大変なこともありましたが、それが自分自身のためになっていたということを、社会人になってしみじみと感じています。
どんな大学を選んでも、しっかりと目的をもって勉強すれば、必ず役に立つ日が来ると思います。
将来をしっかりと見つめ、自分にとっての良い大学を見つけ出して下さい。
私立大学 情報通信学部 情報IT学科卒業生の体験談・口コミ
情報IT学科を目指した理由
昨今、IT産業の動きが活発になっている状況を受け、今後も衰退することなく発展が予想される分野であると確信していました。
IT産業のさらなる発展に貢献できるような人材に成長するために、大学でITを学べる学部をめざしました。
情報IT学科で学んだこと・役に立っていること
専門知識もさることながら、私自身一番学べてよかったと感じることは「アルゴリズム」についてです。
「アルゴリズム」とは簡単に言うと仕組みを理解することですが、この仕組みを理解するという考え方は社会に出て一番重要だと感じたポイントだからです。
情報IT学科の雰囲気
学生のほとんどは男性です。
男女比でいうとおよそ8:2程度で男性が圧倒的に多いです。
ただやはり同じ志を持った学生が集まっていることもあり、雰囲気はかなりよく話の合う人ばかりで溶け込むのにはそれほど苦はないと思います。
情報IT学科の楽しかったところ
とにかく授業は楽しかったです。
自分自身の知識が授業を通して深まっていくことを直に感じることができるのは、とても楽しいことだったと思います。
ただ、授業以外にも休み時間に友人とゲームをするなど、授業以外でも楽しい時間は多かったと思います。
情報IT学科のつらかった・大変だったところ
いくら自分が興味のある分野といえど、躓くところは躓いてしまうので、そこがつらかったところだと思います。
躓くにしてもレベルがあり、ちゃんと思考すれば自力で解決できる問題と、自分ではどうすることもできない問題がありました。
そういった時に周りの人にどれだけ頼れるかが重要だと感じました。
情報IT学科の卒業後の就職先・進路
IT業界がやはり一番多かったと思います。
一般企業(たとえば営業等)に就職した人はかなり限られていたと思います。
特にプログラマーやSEになった人が多く、自分の夢をかなえられた人は多かったのではと思います。
卒業後の所感・メッセージ
全体を通してとても満足のいく学部だったと思います。
ただ、やはり自分が何をやりたいのか、どうしていきたいのかをしっかり考えた上で授業を受けないと身に入ってこないこともあります。
これからIT業界に進んでいきたいと考えている方は、まず自分のなりたい姿を想像し、それに少しでも近づける環境にいけるように、努力するのがいいと思います。
学部名に含まれている「情報」や「コミュニケーション」関連の事柄のみならず、「心理」「社会学」「哲学」「宗教」など、さまざまなことを学べるからです。 広く学び、自分がより強く興味を抱いたものをより深く学ぶことができました。 心理的な分野に興味を持ったので、心理関係の授業をたくさん履修しました。 日々何気なく発している言葉一つ、表情一つにもいろいろな意味があることを、「心理学概論」という授業で学びました。 普段の何気ない会話の中でも、相手の表情や声色などに何となく意識がいくようになりました。 女子の方が男子よりも多い(女子6か7、男子4か3くらい)です。 情報を学びたい人、コミュニケーションを学びたい人など、進学してきた目的は人によって多様化しています。 大学の中では比較的華やかな学部だが、まじめに勉強する人は結構多いです。 心理学関連の授業では、実践のさまざまな場面を想定した授業が割と多かったです。 「こころの科学」という授業では、恋愛における男女の心理状態を学ぶ時間があり、みんな「えぇ~」と言いながらも、楽しそうに先生の話を聞いていました。 たくさんいろいろなことを学ぶ、ということは、何を学びたいかを明確にしなければ無駄な大学生活になってしまいます。 4年の夏まで「何のテーマで卒論書こうかなぁ~」と悩んでいる友人もいました。 就活もあるので、早めにしっかり単位を取っておく必要があります。 他の多くの就活生と同じように、特定の業界に多く進む、ということはありません。 職種も営業、塾の教室運営、会社の総務部など、自分の友人の中だけでもいろいろな職業に就く人がいました。 学部の特徴的に、マスコミ業界をめざす人が少しだけ多かったかなぁという印象です。 割と新しくつくられた学部だけあって、高校までで学ぶこととはひと味もふた味も違うことを学べます。 自分自身の知的好奇心を刺激したい人、いろいろな分野を学びいろいろな世界を感じてみたい人には向いています。 ただ、その中で「自分が突き詰めて学んでいきたいこと」をしっかり見つけることが大切です。 数学と物理が得意だったため、工学部系の大学に進学しようと考えていました。 そこから機械系、電気系、情報系のどこに進学しようか選ぶ際に、情報系を選択しました。 理由としては、これからの時代は情報工学が重要になってくると考え、企業からの需要があると思ったからです。 また、パソコンの知識等も身に付くため、さまざまな場面で役立つとも思ったからです。 主にプログラミング言語を学びました。(この大学ではC言語を学びました。) そのためプログラムのコーディング(プログラムを書き込むこと)ができるようになりました。 技術職として働く場合に役に立っています。 他にはパソコンのある程度の操作方法などの知識もつきました。 ある程度誰でも入ることができるレベルの大学なので、やる気のある学生が一割、残りは講義にただ出席しているだけのような人が多いように感じます。 そのやる気のある学生が大学院に進んでいきます。 男女比としては工学部系の分野のため男子8、女子2くらいの割合になっています。 配属された研究室によってかなり変わってきますが、実習などの実践的な講義が楽しかったです。 私の研究室では、電子回路の知識も必要だったため、ラジオ、アンプ、スピーカなどを自作しました。 自分が持っているipodとアンプをつないで、そこからスピーカにつなげることで音が出ます。 自作した機器が実際に使用できたことがとても嬉しかったです。 実習で提出しなければならないレポートを作成するのが大変でした。 一番量が多いレポートでは、100枚近く手書きで作成しました。 本来ならワードなどで作成することが多いのですが、教授の意向によりそのときは手書きでした。理由はネットに載っている情報のコピー&ペーストを防ぐためです。 東海圏にある大学なので、自動車関係に就職する人が一番多かったです。 ほとんどの人がメーカーに就職して、残り1割程度の人が教員免許を取得して、教師になります。 私は特に行きたい業界がなかったので、アウトソーシング形態の会社に就職しました。 アウトソーシングとは、さまざまな業界のメーカーに派遣されて、そこで仕事をすることです。 そのため、さまざまな業界を経験することができます。 近年はこの形態の会社に就職する人も多いです。 良かったところとしては、建物が綺麗であり、また立地も良かったため、比較的過ごしやすかったと思います。 いまいちだったところは学部の歴史が浅いことから、研究の設備がまだまだ整っていないところがあります。 なのでより深い知識を得るためには、自分で学びたいことをよく考えていき、それを教授に伝え、研究の設備を整えてもらうことが重要だと思います。 就職に有利だと言われる電気や電子の学部に行きたいと考えていました。 また、私自身は数学や物理で英語が極度に苦手だったために、数学の配点が1番高い大学に行きたいと考えていました。 そのため、上記のことが当てはまる大学であり学部であったために受験をしました。 先進理工学科で学んだことは主に、半導体についてです。 もちろん、基礎となる数学や物理、化学についても勉強しましたが、今一番役に立っているのは半導体の知識です。 現在、半導体の知識を使って研究をしているのでとても役に立っています。 学生の性格は、とても大人しいといった表現があっていると思います。 騒ぐことはあまりありません。 話すことはあまり得意ではないようですが、優しい人が多いと思います。 また、男女比でいうと、女子の比率は現在の大学一年生で14パーセントでした。 全体では10パーセント程度だと思います。 自分の興味のあるところについて学べるのは非常に楽しかったです。 四年生からの研究室配属では、さらに自分の興味の分野に配属でき、最新のことを学べるのでためになったと同時に楽しいと感じました。 学生実験の機会も多く楽しかったです。 課題が多いことが大変だと感じました。 学部3年生の時までは、ずっとレポートに追われていました。 1.3年生は毎週実験をしレポートを書くので、計画的にできない週は徹夜することもありました。 計画的にやれば多いわけではないと思うのですが、計画的にできなかったときは大変でした。 1番多いのは大学院進学です。 推薦を使って同大学の大学院に進む人が多いです。 就職する人は技術系の職につく人が多かったです。 生産技術や技術営業などです。 理系の専門性を生かして就職する人がほとんどで、営業などの文系の多いところへの就職はほとんど聞いたことがありません。 入学の偏差値の割に就職先がいいということは、非常に感じています。 とくに大学院に進学するとその効果を多く感じます。 一方、女性が少ないので男性で彼女が欲しいという場合は外のつながりを持つ努力をしないとできにくいというのはイマイチな点です。 私はパソコンに興味がありましたが知識が全然なかったので、大学では情報やプログラミングの勉強をしたいと思っていました。 教育福祉科学部だったのですが、プログラミングの授業もあったためこの学部、学科を目指しました。 現在システムエンジニアとして仕事しているので、大学の授業で学んだ情報やプログラミングの知識が役立っています。 また教育福祉科学部だったので、教育に関する授業もあったのですが、そこで学んだことが会社の人に分からないところなどを教える時に活かせています。 男女比はちょうど半々でした。 授業の時と遊ぶときできちんと切り替えられる人が多い印象でした。 教師を目指している人もいたので、面倒見のいい人がいたり、大人しい人、明るく元気な人など、性格はさまざまな人がいました。 学生の意識は、教師を目指す人と目指さない人で差はありましたが、みんな情報に関する授業には真剣だっとと思います。 パソコンを組み立てる授業があったり、いろいろなプログラミング言語を学べるところは楽しかったです。 また、卒業研究では一人ずつWebシステムやアプリを開発するのですが、自分で作ったり他の人が作ったのを見せてもらったりできて楽しかったです。 情報だけでなく教育の授業もあったので、教師を目指していなかった私には少し興味のない授業もあったところです。 必修科目もあったので授業は出席していましたが、そこまで興味を持つことはできず、ただ単位を取っただけという感じでした。 IT業界に就職する人が一番多かったです。 高校の情報の教師になる人もいましたが、もともと需要がそんなにないらしく、諦めている人もいました。 IT業界の中でもシステムエンジニアになった人が多いです。 その他の人は、さまざまな業種に就職してます。 卒業してから感じたのですが、授業だけでなく自学勉強もした方が良い学科だっだと思います。 もともと情報の教師を目指していた学科なので、私みたいに教育に興味がないときついと思います。 逆に情報、教育どちらにも興味がある人にとっては最適な学科だと思います。 大学の学部、学科は、自分のイメージと違うこともあるので、しっかりとその学部・学科について調べてから決めると良いと思います。 高校時代、得意なのは文系科目で好きなのは理系科目でした。 大学進学を考えた際、得意科目を活かして一般的な法学部や経済学部を目指すか、または好きな科目を頑張って工学部を目指すか迷い、絞りきれませんでした。 そんな中、当時、環境問題が叫ばれ続け、またインターネットが普及され始めたことからその両者について学べる学部を選択しました。 名前のごとく、環境問題や情報処理をベースに、建築から生物学まで幅広く学びました。 卒業後現在にいたるまで、プログラミングやシステム設計、会計処理など、さまざまな会社で働くにあたっての基礎知識を身につけることができました。 サスティナブルな未来を目指すための学部・学科であったことから、もともと協調性に富む学生が多かったように思います。 入学当初に比べ学生生活が長くなればなるほど教育の影響で意識が高くなっていくような状況でした。 男女比は8対2くらいでした。 環境系の学習として、地球上の調和のとれた生態系や地理を学べば学ぶほどに自然の神秘を感じることができました。 植物や生物を育てることにも喜びを感じました。 情報系の学習では、基本的な情報処理からネットワークの構築までをゲームなどを通じて学ぶことができました。 文系と理系の科目が混在し、学ぶ範囲が非常に広く、テスト対策はすさまじいほどの準備が必要になることがありました。 苦手な科目も必修であれば逃れることができないため、場合によっては中学や高校のテキストからやり直すこともありました。 企業への就職が6割、進学が2割、その他が約2割で、公務員への就職や留学も多かったです。 企業はメーカー、情報通信業・マスコミ業、研究職、サービス業が全体の7割以上を占めるものの、業種はかなり多岐にわたっていました。 研究対象がとても広いため、専門として深く追求する分野を絞る必要があると思いますが、しっかりと身に着けることで必ず社会で必要とされる人になれると思います。 高校時代の間に、地球環境の保全や、今後のITの更なる発展のどちらか、または両方に興味があるようでしたらとてもお勧めです。 まず、理系学部は文系学部より就職が有利という点と、数学・物理が得意という点、プログラミングを学んでゲームを作ったり、ウェブ開発をしたりする仕事に就きたかったのでそれを学べる理工学部、情報学科を目指すことにしました。 まず、パソコンの基本知識やタイピングの速さなど基本的なことから学べるので以前よりもパソコンをより扱えるようになりました。 あとはプログラミングをしてTEXで文章を書いたりできるようになり便利になりました。 学生の性格は極端に分かれていて、暗い学生と明るい学生にはっきり分かれています。 しかしみんな仲が良くて一緒に勉強して高めあっています。 男女比は圧倒的に男子が多く女子は100人に5人くらいしかいません。 でも女子同士仲が良いです。 やはり好きなパソコンを扱う授業が一番楽しいです。 今までできなかったことができたりする時の達成感は最高です。 あと休み時間でももちろんパソコンを扱うことができるので友達と喋りながら勉強をするのが楽しいです。 一番つらいのは課題が多いことです。 実習の科目では課題をやってこないと単位を取得できないのでしっかりやっていかないといけません。 あとは、プログラミングが難しすぎることです。 しっかりと予習復習しなければいけません。 しかししっかりとやればちゃんとできるようになるので安心してください。 まだ私は就職していないので教員や先輩に聞いた話になりますけど。 まず、就職するのか大学院に行くのかに進路が分かれます。 理学系の学科は過半数が大学院に行くのですが、情報学科みたいな工学系の学科の人はほとんど就職します。 就職した人の過半数はIT企業です。 私もIT企業に就職するつもりです。 大学に入るまではその大学名にコンプレックスなどを持つことがありますが、情報学科は実力勝負なので大学でどれだけ学べるか、またはどれだけ身に付けるかが一番大事だと思っています。 パソコンを使ったことがない方やプログラミング初心者の方で情報学科に入るかどうか迷っている人は安心してください。 一からすべて教えてくれますし、初心者の人がほとんどなので大丈夫です。 ちなみに私も初心者でした。 いまいちだと思ったことはないので頑張って勉強して入学してください。 父親が、IT企業に勤めており、子供の頃からゲーム機やパソコン、それらの周辺機器に囲まれた環境で育ってきました。 そういった環境で育ったので、子供の頃から人よりもゲーム、パソコンが好きで、将来もパソコンを使った仕事がしたいと思い、情報学科を目指しました。 この学部で学んだことといえば、一番はやっぱりプログラミングです。 大学に入るまでは、タイピングすらまともにできない状態でした。 しかし、自分のノートパソコンを持ち、日頃から打ち込むことで徐々に打つのも早くなっていき、学年が上がるにつれより高度なプログラミング技術を学びました。 現在では、これらの技術を活かした仕事をして役立てています。 男女比は、男子9に対して女子1という感じでした。 男子からすると残念でしたが、理工学部全体でも女子は少ないのでしょうがないかなという感じです。 情報学科の生徒はパソコンが好きな人の集まりというのもあってか、他学部に比べると内面的な人が多いです。 基本的にパソコンを使って授業するので、高校までの授業とは違っていてどの授業も退屈しないです。 他には、プログラムを作り完成したものを実行した時に、エラーが出ないでそのまま完成に持ち込めた時の達成感がたまらないです。 プログラミングしている最中も、いつもやっていたゲームがこんな風に動いていたんだなと発見できて楽しいです。 初めてプログラミングした時は、全く意味わからない感じでとても大変でした。 プログラミングは期限が1週間で作ってこいと毎週言われていたので、その1週間のうちに作り上げるのもつらかったです。 しかし、社会に出てからの納期のことを考えると、期限を守ることを教えてくれてたんだと、後になって気づきました。 情報学科からの進路としては、イメージ通りIT企業がほとんどです。 ですが、全員がIT企業に行くわけではなく2割程度の人は公務員や飲食店などの他の業種に就職しています。 大学院に進む学生も中にはいるようです。 僕は高校のうちにしっかりと大学のことを考えませんでした。 高校3年になってもまだ自分のしたい仕事は何かを決めることができていなかったです。 そのままの状態で大学受験をし、大学在学中にしたい仕事が見つかりました。 でもその時にはもう遅かったです。 IT企業に勤めたいという思いがあったのでしたい仕事を諦めることはできました。 今高校生の方には、自分と同じような道を進んで欲しくないです。 なので自分がしたい仕事が何なのかをちゃんと考えてそれから勉強に打ち込んでみるといいと思います。 ものづくりが好きだったので、理系の学部を選択しました。 情報工学科を選んだ理由としては、コンピュータを使って何かを作るということがあまり高校までの人生で触れることがない(ドラマ、映画で見るくらい)ので、コンピュータを使ってなにか作れるようになったら面白いんではないかと思ったからです。 プログラミングです。 情報系の学部、学科に行かないと触れることすらありません。 ですが、理系のエンジニアになってしまうとIT系の仕事がメインの場合が多いので社会でエンジニアとして仕事する上でも大学での知識、経験がとても役に立ちます。 基本的に男子がほとんどです。 男女比は8:2 ぐらいです。 勉強の意識としては学校にもよりけりですが、地方私立の場合はほとんどが意識低い人が多いです。 ただ、一部すごく詳しかったり、専門的な知識を自分で身につけていたりする人もいます。 学校では、男子で集まった時のノリで話しています。 男女問わずそのノリなので女性でも楽しいと思います。 あとは、勉強の内容ですね。コンピュータや機械いじりが好きな人は授業も楽しいものが多いと思います。 スマホアプリ作成やロボット作成などが楽しかったです。 卒業論文です。 理系で卒業論文を書く場合、100%研究についてです。 研究は基本的にテーマ等を自分で決めろと言われるのでちゃんと勉強していないと、研究開始からなにしたらいいかわからない状態になります。 一年、論文のための研究の日々となります。 IT系がメインですがメーカー系やゲーム会社が多かったです。 特に自動車部品メーカーは多いですね。 進学する場合もあります。私学の場合は大学院の入試が少し有利になったりしますし、違う大学の大学院に進学する場合もあります。 この情報系の学部でよかったことは、コンピュータでいろいろものを作ることを学べたこと。 普通に生活してても触れることがほぼない分野のことが、分かるようになりました。在学中も、個人的に楽しい授業があったりしました。 Androidアプリを作成したり、LEGOでロボットを作成したりしました。 いまいちだったところは、異性の出会いが少なかったこと。 女性はほぼ男性なので、気にしなければ問題ないと思います。 男性の場合はほぼ絶望的な場合があります。 ですが、もっともよかったのは就職です。 プログラミングが人に話せるぐらいになっておけば、就職でも有利ですし、入社後も研修内容がよくわかるので他の人との理解がだいぶ違います。 パソコンやコンピューターがもともと好きでしたが、あまり深く技術を考えたことがありませんでしたが、大学では情報や通信技術を深く学べればと考えました。 学部や学科を調べていたところ、情報工学科ではそのような技術などを体系的に学ぶことができるとのことで、情報工学科を目指しました。 情報工学科で学んだことは、携帯電話の通信について、無線の仕組みについて学んだことが一番印象に残っています。 私が大学に入ったころはまだスマートフォンが普及し始めで、どちらかというと音声通信の手法や、いかに圧縮して送信しているのか、効率よく送る手法など体系的に学ぶことができました。 情報工学科は男性9割、女性1割の比率でした。 私の所属していた学年はいわゆるオタクと呼ばれる人が多く(私もその一人ですが)、普段の話や講義で取り上げられる話題やトピックもそのようなものに着目して学生の興味を取ろうとする先生も多くいました。 情報工学科で楽しかったのは実験です。 ロボットを使って自分たちでプログラムを書き、決められたコースを走行するためにカメラやセンサーを使って制御する実験がありました。 センサーの仕組みや画像処理などを実際に組み立てて学ぶことができ、希望通りに動いたときはとても充実感と楽しさを感じました。 情報工学科はレポートの提出が多く、また期日も短めのことが多いため非常に大変でした。 レポートの内容も不十分だと再提出や場合によっては単位が出ないなど厳しい科目も多くあり、レポートの体裁も厳しくチェックされるので大変でしたが、その部分は文章の構成などを考えるために生かすことができているので今となっては良かったと感じています。 大学院に進み、引き続き研究を行う学生が3割程度いて、残りは就職でした。 就職先は地元の自動車メーカーや電子機器製造メーカー、SIerなどが多く、意外とプログラム開発会社などのプログラマーとして働いている人は就職した人の2割にも満たず、少ない印象です。 情報工学科は身近な情報機器や通信技術、情報処理などを論理的に学ぶことができますが、理系であるため数学や物理などの知識が必須です。 いままで何気なく使っていたPCやスマートフォンなどが違う角度から見ることができるので、大変なことも多くありますが、コツコツと問題をクリアすることができるのであれば楽しいこともたくさんあります。 勉強は大変ですが、頑張って情報工学科で情報技術を学び、将来的に生かすことができるようなきっかけを見つけてください。 情報学部は、高度情報化社会が進み、複雑な情報の扱い方が重要視される現代において、ますます存在感が増している学部です。 実社会で今、まさに求められている知識を身につけたい人にとっては、非常に魅力のある学部といえるでしょう。 「文系」と「理系」という枠に縛られずに、多様な分野にまたがる知識や考え方を身につけられるのも、情報学部の特徴です。 情報学部に興味を持った人は、ぜひ各大学の情報学部で学べることを調べてみてください。MARCH系大学 情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科卒業生の体験談・口コミ
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