バスガイドにはどんな研修がある? 話し方のマニュアルはある?

バスガイドの研修

入社後に社内研修がある

バスガイドになるためには高卒以上で観光バス会社に入社するのが一般的であり、入社後すぐに「社内研修」が行われます。

社内研修ではバスガイドとしての最低限の知識やスキルを習得することになり、数週間~数か月の期間でバスガイドとしての第一歩のために勉強します。

会社によっては、研修期間中は寮に入る必要があるところがあります。

机上研修は覚えることが多い

バスガイドの研修の基本は「覚える」ことです。

バスガイドとして働くためには暗記しなければならないことが多く、会社によっては数百ページという膨大なテキスト量をすべて覚えなければならないこともあります。

観光に関することだけでなく、マナー講習や、利用客の体調不良に対処できるような救命救急講習なども含まれます。

研修時間だけでは覚えきれないこともあるので、夜や休日を利用して予習・復習をしなければならない人も少なくありません。

車上研修で実践と応用を学ぶ

バスガイドの研修は座学だけにとどまりません。

座学で学んだ内容を本番で役立てるために、研修においても実際にバスに乗車して実戦形式で学んでいきます。

バスツアー中にはさまざまなアクシデントがつきものですから、基本だけでなく応用についても学ぶ必要があります。

研修内容は会社によって異なる

バスガイドの研修は統一されたものではなく、会社によって独自に研修内容が決定されています。

会社の規模が大きいほどに研修内容も充実しており、質の高いバスガイドを育成するための体制が整っています。

ユニークな研修内容としては「カラオケ」があり、車内でご当地ソングを歌う機会のあるバスガイドならではの面白い研修となっています。

バスガイドの話し方の訓練

社内研修で訓練する

前述のとおり、バスガイドの入社後の最初の仕事は社内研修であり、その際にバスガイドとして必要な知識やスキルを身につけていきます。

話し方もその1つであり、発声練習やマナー講習を通じてバスガイドとしてふさわしい話し方を身につけます。

最初は誰でも恥ずかしい

あるバスガイドに話を聞いてみると「最初はやはり恥ずかしかった」ということです。

「中には話すたびに顔を真っ赤にしている同期もいて、自分もどんな顔をしていたのかわからない」というほどです。

「けれど、何度も何度も発声練習していく中で慣れていって、自然と丁寧でバスガイド向けのしゃべり方ができていたと思う」とのことです。

こうしたスキルは経験がものを言う世界ですから、誰もが最初は初心者として真っ向から挑み、経験を積んでいくしかないのです。

実戦の中で話し方を磨いていく

研修が終わり、最終試験に合格すれば、いよいよバスガイドとして利用客の相手をすることになります。

筆者も入社間もないバスガイドさんのツアーに参加したことがあり、初々しい話し方の中で何度も噛んだり言葉が出てこなかったことがありました。

そのバスガイドさんと数年ぶりにツアーで再会し、その時は見違えるほどに「立派なベテランのバスガイドだ!」と思えるような話し方を披露していました。

休憩時間中に話を聞いてみると「何度も失敗を経験しながら喋り方を磨いていきました」とのことで、仕事をする中で経験を積んでスキルアップしていくのが重要なポイントになることがわかります。