税関職員の勤務地、異動

税関職員の勤務地

税関職員の勤務地は、基本的に日本国内です。外国からの船や飛行機が発着する港や空港がある地域であれば、ほぼすべての場所に勤務地があります。

税関本関(本部)は、函館、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、長崎の8税関と、沖縄地区税関です。

その他全国に、税関支署は69ヶ所、税関出張所などは121ヶ所ほどあります。

税関職員の勤務先

採用されると、まずは一同に集められ新規採用職員研修(2〜6か月)を受けます。

そこで、税関で仕事をするための知識や技能、さらに日本の関を守る税関職員の心構えなどをしっかり学びます。

研修後は、各部署に配属されます。

主な配属先は、財務省の関税局や税関です。税関では、「総務部」「監視部」「業務部」「調査部」と部署が分かれています。

総務部は通常の会社と同じように、採用、福利厚生、広報などを行っています。

監視部は、船や飛行機の監視や、空港での入国審査などを行う部署です。

業務部では、輸出入貨物や国際郵便の審査、現物検査、許可を行っています。

調査部は、輸出入後、それが適正かどうかを確かめる企業への立ち入り調査を担当しています。

また、税関の本関はひとつの県ではなく、いくつかの県をまたいで管轄しています。たとえば神戸税関は、兵庫県、中国地方(山口県を除く)、四国地方が担当です。

しかし、税関支署や出張所勤務の場合は、管轄するエリアが限定されるため、部署が分かれておらず、業務を兼任することもあります。

一般職、総合職に関わらず、キャリアップしていくなかで、海外にある税関や外務省の大使館に勤務するケースもあります。

税関職員の異動

異動は、一般職採用と総合職採用で異なりますが、どちらも基本的に2〜3年に1度のペースで異動があります。

一般職は、全国にある税関のどのエリアで働くかを、採用出願時に決めます。税関の勤務地のところで紹介した各「税関本関」での採用だからです。

そこで、異動は、基本的に管轄のエリア内で行います。

総合職の採用は、各税関での採用ではなく「財務省関税局」での一括採用です。

将来の幹部候補ですので、キャリアを積むため、財務省や全国の税関、海外勤務とさまざまなところに異動します。