回答者:さちさん(女性/45歳)

職業名:医療事務 / 現在の状態:経験者 / 経験年数:8年6ヶ月

仕事内容
地域医療支援病院で、病床数は私が勤務していた当時は約700床でした。公的医療機関だったため、職位は主事という公務員に準じた名称でした。 私の場合、病院の正職員での採用だったため、入職当時は医療事務ではなく事務職として採用され、配属が医事課でした。 今は、医療事務の資格を取得してから働くケースが多いと思いますが、私の場合は現場の仕事を通じて医療事務を覚えました。 仕事内容は、受付、医療事務用のコンピュータ操作、入退院手続き、レセプト点検、救急外来の受付業務、患者様への案内文書の作成、診療録に関する会議への出席などさまざまなことを体験させていただきました。
仕事のやりがい
事務員であっても患者様に感謝されるところにやりがいを感じます。脳外科の受付を担当していたときに、毎日リハビリに来られていた患者様から年賀状をいただいたことがあります。 リハビリのためだからといって、脳外科のスタッフひとりひとりに1枚ずつていねいに書いてくださいました。「いつも声をかけてくれてありがとう」と書かれていたものに感動しました。 事務であっても患者様のお力になれていると思うとうれしかったです。 また、仕事を通じて、病気の知識が得られるところも面白いところです。医師からいろいろなことを教えてもらうのは楽しかったです。
覚悟しておいた方がいいこと
事務として、支払の話をしなければならないときがあります。余命いくばくもない患者様に対して説明することもあります。 また、私の場合は救急外来の仕事もしていたことがあるので、瀕死の状態で運ばれてくる患者様のご家族からお名前をお聞きしたり、生年月日をお聞きしたりと切ない場面に多々遭遇しました。 私の場合は、公務員に準ずる扱いだったので、金銭面での待遇は比較的よかったと思いますが、同じ病院でも派遣の方はお給料も安く大変そうでした。
給料・待遇
比較的大きな病院の正職員だと国家公務員の事務職に準ずる給与です。大卒1年目なら18万円くらいがスタートです。年収も公務員並です。 病院の中には、東芝や日立のように大手企業直営の病院もあります。そういったところだとお給料も高めです。民間病院の場合は正職員であっても大卒1年目で16万円くらいのところもあります。 どの医療機関であっても医療事務にかかわる人の場合、毎月1日から10日までが請求の忙しい時期です。そのため、ゴールデンウィークや年末年始はカレンダーどおりには休めません。 もちろん、代休はあると思います。
この職業の恋愛・結婚事情
職種は違っても同じ病院内での結婚が多かったです。結婚を機に女性の方は退職された方もいらっしゃいましたが、お互いに仕事がわかるという点でご夫婦で仕事をされていたケースも多かったです。 そのほか、病院に出入りしていた銀行の方と結婚された先輩もいました。
この職業を目指す人へのメッセージ
医療事務の場合は、どういうところで働くかによってかなり収入の差が出ます。 今、病院は医療事務は派遣に任せるというケースが少なくありません。もし、病院の事務職としての入職を狙うのであれば、医療事務だけでなく診療情報管理士や医療情報技師のような資格がある方の方が有利だと思います。

仕事体験談