登録販売者の給料・年収

登録販売者の平均年収・給料の統計データ

登録販売者のおもな活躍の場は、ドラッグストアや調剤薬局です。

正社員のほか、アルバイト・パート、契約社員など、さまざまな雇用形態があります。

給料・年収は働く地域や勤務先、雇用形態によって異なりますが、正社員の平均年収は300〜350万円程度、パートなど時給制で働く場合には時給900円〜1,100円程度がボリュームゾーンと推定されます。

資格を持っている分、一般の販売員よりは好待遇ではあるものの、「薬剤師」に比べると業務範囲が限定されることもあり、平均収入はさほど高くありません。

大手企業の正社員として勤務すると充実した待遇や福利厚生の下で働きやすく、キャリアを積み重ねることで少しずつ収入アップが望めます。

登録販売者の平均年収・月収・ボーナス

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
登録販売者
(Indeed)
356万円 時給 1,163円
日給 9,218円
月給 22.8万円
登録販売者
(求人ボックス)
331万円(正社員) 平均時給
派遣社員:1,318円
アルバイト・パート:930円
登録販売者
(転職ステーション)
366万円 -
登録販売者
(給料バンク)
250万円~325万円 平均給料:20万円
20代の給料:22万円
30代の給料:25万円
40代の給料:28万円
初任給:18万円

各社のデータをまとめると、登録販売者の平均年収は300万円前後がボリュームゾーンと推定されます。

国が行った平成30年分民間給与実態調査によれば、日本人の給与所得者の平均給与額が441万円ですから、それと比べると低めの数字となっています。

この背景には、登録販売者はパート・アルバイトなど、正社員以外の非正規雇用で働く人も多いことがありそうです。

登録販売者の勤務先は多岐にわたるため、働く地域や企業によっても給料に差が出やすくなっています。

登録販売者の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

登録販売者の年収が350万円だった場合、手取りの平均月収は23万円~24万円ほどになるでしょう。

ボーナスが年に2回出る場合には、月の手取りは18万円~20万円ほどになると考えられます。

年齢が上がり管理職になるなどによって少しずつ昇給は望めますが、20代~30代の若いうちは、やや低めの収入で働いている人も多いです。

登録販売者の初任給はどれくらい?

登録販売者の初任給は、20万円前後となることが多いです。

たいていの企業では学歴によって1~3万円ほどの差をつけており、高卒者、また専門学校や短大卒の人よりも、大卒者のほうが初任給は高めの設定になります。

なお、登録販売者の資格があれば、新卒者に対しても基本給とは別で資格手当がつくことがほとんどです。

地域によっても初任給に差が出やすく、最低賃金が高い都道府県ほど、初任給は高めとなります。

登録販売者の福利厚生の特徴は?

大手企業の場合、年に1回の昇給、年に2回のボーナス、社会保険完備、役職手当、資格手当、職能手当などがあります。

制服貸与や財形貯蓄制度、持株会、退職金制度、契約保養施設利用なども用意されています。

また登録販売者ならではの福利厚生として、販売している製品を社員割引で安く購入できることがあります。

このほか、ライフスタイルに変化に応じて利用できる、育児休業や短時間勤務制度、介護にともなう短時間勤務制度などを整えている企業が多いです。

登録販売者の給料・年収の特徴

一般の販売員よりも給料・待遇はよい

登録販売者の勤務先であるドラッグストアや調剤薬局など、医薬品を取り扱う店舗は全国にまんべんなく存在しています。

こうした店舗には、資格を持たない一般販売員も多く働いています。

一般販売員に比べると、登録販売者は給料が若干高めに設定されていたり、1万円前後の資格手当が別途支給されたりすることが多いです。

管理者になることで給料がアップしたり、役職手当が支給されるケースもあります。

特別に高い収入が得られる仕事ではありませんが、登録販売者の需要は高まっているため、今後の状況次第では平均年収も少しずつ上がっていく可能性があります。

遠方へ転勤可能な場合は基本給が高めになる企業も

ドラッグストアや調剤薬局のなかには、全国展開、あるいは複数の地域にまたがって展開している大手企業があります。

そのような企業が正社員の登録販売者を募集する場合、「遠方への転勤が可能な人」と、「限られたエリア内だけで働く人」で、別々の基本給を設定していることがあります。

遠方への転勤の可能性がある区分で採用されていると、転居をともなう異動の辞令が出ることがある分、基本給は高めです。

登録販売者の正社員以外の給料・年収

派遣社員

登録販売者は派遣社員としての求人も多いです。

派遣社員の登録販売者も、正社員と同じように登録販売者の資格が求められます。

実務経験があることが前提になりますから、即戦力としての活躍が期待される分、時給は1,300円~1,500円程度からスタートする場合が多いです。

正社員と同じ水準の給料は見込みにくいものの、自宅近くの店舗で働きやすかったり、希望の勤務条件に合う職場で働けたりするメリットがあります。

アルバイト・パート

アルバイトやパートとして働く登録販売者もいます。

アルバイト・パートなど時給制で働く場合の給料は地域や勤務先によって異なりますが、時給900円〜1100円程度が相場です。

登録販売者と名乗る以上、アルバイト・パートでも登録販売者の資格が必要です。

そのため資格手当がつく場合が多く、無資格の一般販売員よりも多少高めの収入が望めます。

アルバイト・パートであっても勤務を長く続けることで時給アップとなる企業もありますし、登録販売者として実務経験を積むことで転職の際に優遇されやすくなります。

いきなり正社員になれなくても、まずは経験を積む目的で現場で働いてみることも視野に入れてもよいかもしれません。

登録販売者の働き方の種類とその特徴

登録販売者が収入を上げるためには?

登録販売者の活躍の場は、薬局やドラッグストアのほか、コンビニやスーパー、家電量販店など徐々に広がりを見せています。

登録販売者は非常に多くの店舗で募集されており、就職先に困ることはないはずです。

少しでも高収入を望むのであれば、大手企業に入社し、さらに都市部の店舗に務めるほうがよいでしょう。

「資格手当」の支給状況も確認しておきたいところです。

なかには資格手当分だけ基本給が低く設定されている場合があるため、その点は注意が必要です。

なお、登録販売者のなかでも役職者になれるのは基本的に正社員のみです。

この仕事は役職につかなければ大幅な収入アップが望みにくいため、まずは正社員として、現場でしっかり実績を残す必要があります。

登録販売者として長く活躍したいのであれば、キャリアパスのしくみや待遇面が充実している大手企業の正社員になることがおすすめです。