スパセラピストとは
「スパセラピー」とは何か
「スパセラピー」とは、数あるセラピーの一種に分類されるもので、「美・健康・癒し」のトータルセラピーを意味します。
フェイシャルやボディーマッサージ、トリートメントの幅広い知識と技術を身につけ、お客さまに満足いただける癒しを提供します。
一般的なセラピストと似た部分もたくさんありますが、「美しさ」だけではなく、「健康」についての深い知識も有し、その両面からお客さまに施術を提供できるスキルを身につけた人がスパセラピストとして呼ばれることが多いようです。
また、外資系ホテルなどにある「スパ」で働くセラピストのことを、スパセラピストと呼ぶこともあります。
20代で正社員への就職・転職
スパセラピストになるには
スパセラピストと呼ばれる職種として働くには、一般的なセラピストとしての勉強をして、知識と技術を身につけることが必要です。
専門学校やスクールのなかには、「スパセラピスト」を養成するためのコースを設けているところもあります。
そうしたコースを選ぶのものよいですし、一般的なセラピスト養成のコースで学んでも問題ないでしょう。
関連する資格としては、国際ライセンスである「CIBTAC(シブタック)」のものが有名です。
CIBTACは英国のセラピスト資格認定機関であり、世界中に認定校が存在します。
日本では「日本スパカレッジ」というスクールが、「CIBTACスパセラピーディプロマ」を取得可能な国内唯一の教育機関として認定されています。
したがって、スパセラピストとして国際的に通用する資格を持ち、活躍したい場合には、このスクールで資格取得を目指すのが一般的となっています。
なお、スパセラピストとして就職する際には、セラピストとして最低でも数年間の勤務経験が求められることも多いようですが、一部のサロンなどでは未経験者でも採用される可能性があります。
また、一流ホテルでは外国人のお客さまも多いため、英語力が高いと優遇されることもあるようです。
スパセラピストの活躍の場
スパセラピストとしての基礎的な知識・技術を身につけた人は、エステサロンやビューティーサロンで働く人が多いようです。
このほか、国内の外資系ホテルのほか、海外のホテルやサロンで就職を果たす人もいるようです。
また、スクール直営のスパサロンで勤務する人、さらに独立開業する人も増えているといわれます。