スポーツトレーナーに資格は必要? おすすめ資格はコレ!【2019年最新情報】

スポーツトレーナー必須の資格はないので、誰でも名乗ることは可能です。

しかし、スポーツトレーナーとして活躍するには幅広い知識が必要で、実質的には多くのスポーツトレーナーが資格を持っています。

あん摩マッサージ指圧師など国家資格、民間資格を複数持っている人も少なくありません。

この記事では、スポーツトレーナーになるためにおすすめの資格を解説します。

スポーツトレーナーに資格は必要?

スポーツトレーナー_画像

スポーツトレーナーには資格は必須ではありませんが、実際にスポーツトレーナーとしてプロの選手と契約するには資格が必要になってきます。

スポーツトレーナーに必須の資格はなし

スポーツトレーナーには特別な資格は必要なく、国家資格もありません

しかし、スポーツ選手を身体面からサポートするために以下のような幅広い知識が求められます。

  • ・基礎医学
  • ・トレーニング理論
  • ・栄養管理
  • ・メンタル指導

したがって、特別な資格は必要ないものの、実際にスポーツトレーナーとして活躍するためには、専門知識を身に着けるために資格取得を目指すことになると言えそうです。

スポーツトレーナーには理学療法士など国家資格を持つ人も

特に外傷に対する対応を求められるため、スポーツトレーナーには以下のような国家資格を持つ人も少なくありません。

  • ・はり師や灸師
  • ・あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • ・理学療法士

柔道整復師を始め、はり師や灸師・あん摩マッサージ指圧師は、いずれも高校卒業後、指定の学校や養成施設で三年以上知識と技能を習得し、国家試験に合格する必要があります。

また、理学療法士は、病気や事故などで傷害を負った人が、社会復帰を目的に運動機能の回復治療を行う技術者のことです。

国の指定する理学療法士の養成施設を卒業して国家試験に合格することで資格を取得できます。

スポーツトレーナーの資格の種類は?おすすめ6選

スポーツトレーナーを目指す人におすすめの6つの資格を紹介します。

以下の資格を複数取得しているスポーツトレーナーも多いです。

スポーツトレーナーの資格①日本体育協会・公認アスレティックトレーナー

【日本体育協会・公認アスレティックトレーナー】

  • ・すでにトレーナなら養成講座の受講と検定試験合格で取得可能
  • ・養成講座受講には体育協会などの推薦が必要
  • ・一から受験するには専門学校等の卒業が必要

公認アスレティックトレーナーは、すでにトレーナーとしては活動している人については 養成講座を受講し、検定試験に合格すれば認められます。

ただし、養成講座を受講するには、各都道府県の体育協会や、各スポーツの協会の推薦が必要になります。

また、これからアスレティックトレーナーになりたいという人が取得するには、日本協会認定の専門学校や大学を卒業し、検定試験に合格する必要があります。

日本スポーツ協会 アスレティックトレーナー

スポーツトレーナーの資格②認定アスレチックトレーナー:JATAC-ATC

【認定アスレチックトレーナー:JATAC-ATC】

  • ・「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」が認定する資格
  • ・スポーツ障害の予防が目的
  • ・取得には国家資格や専門学校卒業が必要

「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」は、1995年に柔道整復師の団体が中心となって設立されました。

スポーツ障害の悪化を防ぎ、スポーツ障害の予防を積極的に行うことで、スポーツ活動の発展に寄与する団体です。

資格の取得には、以下のいずれかが必要です。

【認定アスレチックトレーナー受験資格を得るには】

  • ・医療系国家資格をもち、スポーツ科学の専門科目の単位を取得
  • ・指定の専門学校や 大学、大学院を卒業し、指定の臨床医療系科目の単位を取得

認定アスレチッ ク・トレーナー:JATAC-ATC
認定アスレチックトレーナーの受験資格を得るには、専門学校などで勉強する必要があります。

スポーツトレーナーの資格③NATA 認定アスレティックトレーナー

【NATA 認定アスレティックトレーナー】

  • ・アメリカの指定校を卒業すると受験資格を得られる
  • ・世界最高峰のトレーナー資格の一つ
  • ・アメリカのプロスポーツトレーナーとして働くことができる

全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)」の公認資格、「NATA認定アスレティックトレーナー」はアメリカのスポーツトレーナーの95%が取得していると言われる資格です。

NATA認定アスレティックトレーナーの資格を取るには、アメリカに留学する必要があります。

【NATA認定アスレティックトレーナー資格を取るには】

  • ・全米に約350校ある指定された大学・大学院を卒業
  • ・在学中に700時間程度のインターンシップが必須
  • ・英語の認定試験に合格

資格取得へのハードルは高いですが、その分アメリカを含むグローバルに活躍できる可能性があります。

日本国内でNATA認定アスレティックトレーナー資格を持っている場合は、欧米系選手とコミュニケーションが取りやすいため重宝されることもあります。
NATA認定アスレティックトレーナー

スポーツトレーナーの資格④柔道整復師(国家資格)

【柔道整復師(国家資格)】

  • ・ケガに対して手術をせず治療をする国家資格
  • ・取得には専門学校等で3年以上勉強が必要

柔道整復師は骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガを、手術をしない施術で治療する専門家です。

柔道整復師の資格を持っていると、解剖学や生理学など、身体の構造や働きなどの知識をスポーツトレーナーとして役立てることができます。

受験資格を得るには、専門学校や柔道整復師養成施設等で最低3年間以上のカリキュラムを受講する必要があります。
柔道整復師

スポーツトレーナーの資格⑤あん摩マッサージ指圧師(国家資格)

【あん摩マッサージ指圧師(国家資格)】

  • ・マッサージで怪我の防止や疲労軽減をする専門家
  • ・取得には専門学校等で3年以上勉強が必要

あん摩マッサージ指圧師は、多くのスポーツトレーナーが取得している資格の一つです。

国家資格を持たずにマッサージを行うことは法律で禁じられているからです。

専門知識に基づいたマッサージを通して、怪我防止や疲労軽減、パフォーマンスの向上を期待できます。

国家試験は年に一度実施され、受験資格は厚生労働省か文部科学省が認定した専門学校に3年以上通い卒業または卒業見込みである必要があります。
あん摩マッサージ指圧師

スポーツトレーナーの資格⑥鍼灸師(国家資格)

【鍼灸師(国家資格)】

  • ・「はり師」と「きゅう師」の2つの国家資格を持つ人のこと
  • ・ツボを刺激して疲労や痛みなどの症状を軽減
  • ・取得には専門学校等で3年以上勉強が必要

鍼灸師は、全身にあるツボに鍼(はり)やお灸を使って、疲労や痛みを軽減させることができ、施術は鍼灸師か医師だけが行うことができます。

柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師が筋肉や骨、筋などへの施術であるのに対し、鍼灸師は東洋医学に基づくツボを刺激するのが特徴です。

鍼灸師の資格は、あん摩マッサージ指圧師資格と一緒に資格を取得する人も少なくありません。

受験資格を得るには専門学校などで3年以上の勉強が必要です。

鍼灸師

スポーツトレーナーの資格の難易度は?独学は可能?


資格の難易度は様々ですが、民間資格の中には独学が可能なものもあります。

医療系などの国家資格を取得したい場合、専門学校や大学で学んだうえ国家試験に合格した人のみ取得可能になります。

通学にかかる時間や、お金は大きく変動する場合があるため余裕を持って計画を立てるようにしましょう。

この章では、独学が可能な以下の3つの資格を紹介します。

【独学可能なスポーツトレーナーの資格】

  • ・NESTA-PFT 全米エクササイズ
  • ・NSCAーCPT NSCAジャパン 日本ストレングス
  • ・JATI-ATI

独学での学習は参考書やセミナーから情報を仕入れることがほとんどです。

どの資格を取得したいかを明確にして、取得方法や期間などの計画を立てましょう。

独学が可能なスポーツトレーナー資格①NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)

【NESTA-PFT】

  • ・NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)認定資格
  • ・資格取得にかかる費用は10~20万円

アメリカだけではなく、日本でも認知度が比較的高い資格です。

資格取得の試験の受験資格は複数の条件をクリアする必要があります。

【NESTA-PFTの受験資格を得るには】

  • ・NESTA JAPAN等からPFTテキストを購入
  • ・心肺蘇生法やAEDの講習を受ける
  • パーソナルトレーナー等の実務経験もしくは専門学校卒業
  • ・実務経験なしの場合はセミナー等参加で代替可

資格取得までに必要なテキストは約5万円から6万円前後、セミナーやWEB講座は11万円から17万円前後になります。

試験は約5万円ほどの費用がかかります。

独学が可能なスポーツトレーナー資格②NSCAーCPT(日本ストレングス&コンディショニング協会)

【NSCAーCPT】

  • ・受験資格はNSCAジャパン会員入会と心肺蘇生やAEDの知識を有すること
  • ・試験はテストセンターのパソコンで実施、結果は翌日に出る
  • ・受験にかかる費用は10万円程度

資格取得にはNSCAジャパンの会員に入会し、高校を卒業して18歳以上であり、心肺蘇生のCPRやAEDの認定者であることが最低条件です。

試験はテストセンターのパソコンで行い、結果も翌日には確認できます。

教材費約5万円、受験料約5万円で取得できるため、比較的手軽と言えます。

独学が可能なスポーツトレーナー資格③JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会)

【JATI-ATI】

  • ・2006年創設の新しい資格
  • ・スポーツ選手・一般人双方を対象にトレーニング指導を行う専門家
  • ・取得に必要な費用は6万円程度

競技スポーツ分野において、選手の体力強化や傷害予防を目的としたトレーニング指導を行う専門家です。

資格を取得するためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。

【JATI-ATIの受験資格を得るには】

  • ・JATI会員になること
  • ・毎年8月頃に開催される4日間の講習会に参加
  • ・試験を受けて合格すること

他の団体が発行する資格をすでに持っている場合は講習会が免除になることもあります。

詳しくは団体ホームページにて確認しましょう。

教材を購入しても約3万円程度、試験は受験料が3万円と費用は抑えられているのも特徴です。

スポーツトレーナーの資格は働きながら取得可能な講座もある

数は多くないですが、働きながら受講可能な講座を開いている学校もあります。

夜間のみの通学や、Web講座受講などが社会人には人気です。

スポーツトレーナーになるには資格が必須ではないので、スポーツジムなどで経験を積みながら複数の資格取得を目指す人も多いです。

自分が進みたいトレーナーの方向性を見極めて、資格取得の勉強を始めましょう。

スポーツトレーナーの資格まとめ

スポーツトレーナーと名乗るためには資格は必要なく、誰でもなることが可能です。

しかし、実質的には、スポーツの専門知識や、医学、栄養学、トレーニングなど専門的な知識や技術力や指導力が無ければトレーナーとして契約することはできません。

このような専門知識を身に着けるためにも、スポーツトレーナーを目指す人には以下の資格がおすすめです。

【スポーツトレーナーにおすすめの資格】

  • ・日本体育協会・公認アスレティックトレーナー
  • ・認定アスレチックトレーナー:JATAC-ATC
  • ・NATA認定アスレティックトレーナー
  • ・柔道整復師(国家資格)
  • ・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
  • ・鍼灸師(国家資格)

目指すトレーナーの方向性を定めそれに合った資格を取得するよう考えていきましょう。