サッカー選手の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

サッカー選手の仕事とは

日本国内でサッカー選手を職業とするのは、プロサッカーリーグ「Jリーグ」でプレーするJリーガーです。

Jリーガーの仕事の中心は、プレーヤーとしてチームの勝利に貢献することです。

Jリーグ、Jリーグカップ(ルヴァンカップ)、天皇杯全日本サッカー選手権などの国内の公式戦に向けて準備をし、勝利を目指して戦います。

所属チームが国内で好成績を収めれば、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)、世界クラブ選手権などの国際舞台で試合をすることもあります。

実力が認められて日本代表に選出されれば、日の丸を背負ってオリンピックやワールドカップなどの大会に出場することも大きな仕事の一つです。

スポーツのなかでもとくに人気と注目度の高い競技で、テレビ出演やその他の取材対応などの仕事も数多くあります。

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サッカー選手の歴史

サッカーの歴史が始まったのはイギリスで、1860年代のことでした。

イギリスでプロチームが誕生し、サッカー選手が職業となったのは19世紀の終わりころです。

日本におけるサッカーの歴史は、1873年にイギリス海軍の軍人が、日本海軍の軍人たちにサッカーを教えたのが最初だったというのが定説です。

1921年に大日本蹴球協会(現在の日本サッカー協会)が設立され、しばらくは学生サッカーや企業チームによるアマチュアのリーグ戦が人気でした。

1993年に日本初のプロサッカーリーグ「Jリーグ」が誕生し、日本でもサッカー選手が本格的に職業となりました。

日本ではプロ化するまでサッカーはマイナースポーツでしたが、現在は野球と並ぶトップレベルの人気スポーツです。

サッカー選手の組織・所属先

サッカー選手はプロサッカークラブに所属し、個人でチームと契約を結びます。

日本国内でプレーする場合は、Jリーグのいずれかのクラブに所属します。

Jリーグの種類は、以下の通りです。

・トップリーグであるJ1(Jリーグ・デビジョン1)
・2部リーグにあたるJ2(Jリーグ・デビジョン2)
・3部リーグにあたるJ3(Jリーグ・デビジョン1)

Jリーグのクラブ数は年々増加しており、2020年シーズン時点で56チームが存在します。

海外でプレーする選手も多く、Jリーグでトップレベルの選手はよりレベルの高いヨーロッパのリーグへ移籍する選手が多いです。

近年はタイリーグなどのアジアのリーグでプレーする日本人選手も急増しており、サッカー選手の所属先は世界に広がっています。

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サッカー選手の1年の流れ

Jリーグのシーズンは、毎年3月に開幕し12月まで公式戦が行われています。

J1のリーグ戦は、18チームによる2回戦総当たりでの開催です。

試合は原則として土曜日か日曜日に行われ、ホームゲームとアウェーゲームが交互に開催される日程が基本です。

J1の18チームが参加するJリーグカップも、Jリーグのシーズンと並行して実施されます。

Jリーグのチームは天皇杯にも参加し、トーナメント方式で戦います。

天皇杯は7月ころから試合が始まり、決勝戦は翌年1月1日に行われるのが恒例です。

シーズン中はいずれかの公式戦が1週間に1〜2試合入ります。

サッカー選手は1週間のうち1日がオフ、それ以外の日はチーム練習というのが基本的なスケジュールです。

日本代表に選出されれば、そのスケジュールに沿ってトレーニング合宿に参加したり、ワールドカップなどの国際大会や親善試合にも出場します。