サッカー選手に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

サッカー選手に向いている性格・適性

サッカー選手は単にサッカーの技術や運動能力が高いだけでなく、向上心があって常に上を目指すことのできる人が向いています。

プロサッカーの世界ではどの選手も基本的なサッカーの技術は備わっていますから、その中で生き残るための武器を身に付けなければいけません。

自分の特性を知り、どういった部分を伸ばすべきかを考えて、努力や工夫を続けられる人でなければプロで成功することはできません。

テスト生から日本代表に昇りつめた川崎フロンターレの中村憲剛選手は、中学時代から基礎技術では目立つ存在でしたが、体が小さくて当たりに弱いのが弱点でした。

「では、どうすれば生き残れるか」と考え、相手に当たらずにプレーすることを意識するようになったといいます。

できるだけフリーになれるポジショニングを考え、基礎技術の高さという持ち味が生かせるプレースタイルを磨いていきました。

その結果、大学時代まで無名だった中村選手は日本代表に選ばれる選手となり、プロサッカー選手として大きな成功を収めました。

サッカー選手は常に「少しでもうまくなりたい」という向上心をもって取り組むことが大切です。

サッカー選手になるには

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サッカー選手に必要なスキル・能力

プロとして一定水準の基礎技術

プロスポーツは、実力本位の世界です。

実力があって海外の有名クラブと契約すれば、1年間に何億円という大金を手にすることもできますが、実力がなければ契約すらしてもらえません。

サッカー選手にとっての実力とは何かといえば、まずはキックやトラップ、ドリブル、パス、シュートといった基礎技術があることです。

ポジションによっても求められる技術レベルは多少違いますが、最近はディフェンダーやゴールキーパーでも足元でボールを扱う技術は高い水準が必要です。

基礎技術が一定の水準にあることは、ポジションに関わらずプロサッカー選手としての前提条件といえます。

戦術を理解し、実戦する能力

ボールを扱う技術が高いだけでは、プロの世界で活躍し続けることはできません。

精神的な強さや怪我をしない頑丈な体など、さまざまな要素が必要になるものの、監督の戦術を理解して実践する戦術理解度の高さも非常に重要な能力です。

サッカーは監督によって戦術が異なり、求められるプレーは大きく異なることがあります。

その監督の戦術をいち早く理解し、ピッチの上で表現できる力がなければ試合に起用してもらえません。

日本代表で主力としてプレーできるレベルの選手は、必ず高い戦術理解度が備わっています。

サッカー選手に向いていないのはどんな人?

単にサッカーがうまいだけでは、サッカー選手として成功することはできません。

技術力の高い選手ばかりが集まっているプロの世界では、常に情熱を持ってサッカーに向き合う姿勢がない人は厳しい競争に敗れ去ってしまいます。

チームの勝利に貢献できなければ、もちろん年俸が下がったり戦力外通告を受けたりすることもあります。

日本代表となってワールドカップで活躍したり、世界的なビッグクラブでプレーしたりという大きな夢を追える世界ですが、一方では力を示せなければ若くても引退に追い込まれてしまう厳しい世界です。

毎月、一定の給料が保証されており、まじめに働いていれば少しずつ出世していくような世界ではありませんから、安定志向の人には向いていない職業といえます。