歯科助手の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

歯科助手を目指すきっかけで多いものは?

歯科助手を目指すきっかけとして多いのは、「実際に歯科助手として働く人を見て憧れた」というものです。

歯の治療に怖さや不安を感じていたけれど、歯科助手の方が優しく親切に接してくれたことで安心できたという人は少なくないはずです。

患者さんに寄り添って不安を取り除く歯科助手の役割に感銘を受け、「自分も歯科助手になりたい」と志す人は多いです。

ほかにも、特別な資格・学歴がなくてもなれる点や、パート・アルバイトとして柔軟に働ける機会が多い点に魅力を感じて歯科助手を志すケースもあります。

歯科医院は全国にたくさんあるため、一度実務を経験していれば結婚や出産を経た後でも再就職しやすいのが歯科助手という仕事です。

家庭と仕事を両立させたいという思いがきっかけとなるパターンも多いです。

歯科助手の志望動機の考え方

歯科助手の面接を受けるにあたって、履歴書に記入する志望動機にはどんなことを書けばよいのか、採用されるにはどうアピールすればいいのかと悩む人もいるでしょう。

ここでは、志望動機の書き方やポイントについてご紹介します。

求められる人材とは

歯科助手に求められるものとは何かを知ることで、志望動機にどんなことを書けばよいのかがクリアになってきます。

・人と接することが好きである
・専門知識を学ぶ意欲がある
・社会人としての常識やマナーがある

まず、患者さんに対して笑顔で接することのできる人、そして歯科医院のスタッフに気配りができ、上手にコミュニケーションを取れる人が歯科助手には求められます。

社会人として言葉遣いや態度などの最低限のマナーや常識を持ち合わせていることも大切です。

また、専門知識を深める努力を惜しまない前向きな人も求められています。

型にはまらず、自分で考える

歯科助手に求められている要件が明らかになれば、自分のこれまでの職場での経験を生かし、応募した職場でどのようなことができるのかをアピールします。

たとえば、「前職では受付をしていたので笑顔で丁寧な接客には自信があります」など、これまでの経験を踏まえて、今後はどのような歯科助手として働きたいのかを書いていくとよいでしょう。

志望動機の書き方は、インターネットでも例文が書かれていますが、それを見てそのまま書き写さないようにしましょう。

型にはまった文章では熱意が伝わりませんから、必ず自分の言葉で書くことが大切です。

熱意さえ伝われば、面接で履歴書の文章を補うことが可能です。

面接の時には、志望動機を再確認されることがあります。

自分が書いた内容を忘れないためにも、書き終えた履歴書はコピーして手元に同じ物を1部残し、面接前に確認できるようにすることをおすすめします。

歯科助手の志望動機の例文

歯科助手の志望動機を作成するうえで大切なのは、「なぜその歯科医院で働きたいのか」を伝えることです。

たくさんある歯科医院のなかでもとくに志望に繋がった理由を、自身の体験や思いと交えて書けると説得力のある志望動機になります。

歯科助手に憧れて目指した人の志望動機

「私が貴院を志望した理由は、小学生のころからお世話になっていた歯科クリニックだからです。

子どもの頃は病院が怖くて苦手でしたが、貴院を訪れると歯科助手の方が治療の前にいつも優しく声をかけてくださり、安心して治療を受けることができたのを覚えています。

また、診察に来られる患者さま一人ひとりに親身になって話しかけ、こまめにコミュニケーションを取られている歯科助手さんの姿を見て、「私も将来こんなふうになりたい」と思うようになりました。

貴院へ採用していただけましたら、私も患者さまの不安を取り除けるようなコミュニケーションをとりながら日々の業務をこなす歯科助手を目指したいと考えています。」

他業界での経験をアピールする志望動機

「前職では機械メーカーの一般事務として、データ入力や資料作成などを多く経験しており、パソコンを使った作業が得意です。

細かい業務を丁寧に素早くこなすのが得意なため一般事務にもやりがいを感じていたのですが、もともと人と接することが好きなので、お客さまとのコミュニケーショが取れる仕事を探していました。

貴院は設備が充実しており来院される患者さまも多く、事務作業の経験と接客が好きな性格を生かせると思い、志望いたしました。

歯科業界は未経験ですが、貴院のスムーズな事務作業と、患者さまが気持ちよく来院できる環境づくりに貢献できるよう努力してまいります。」

歯科助手の経験がある人の志望動機

「前職でも歯科助手の仕事をしていましたが、出産のため退職いたしました。

歯科助手は患者さまと密にコミュニケーションが取れるやりがいのある仕事でしたので、また復職したいと思い応募させていただきました。

以前の職場では受付業務とアシスト業務の両方を担当していましたので、貴院でも会計や電話応対、デンタル補助などの業務全般で貢献できると考えています。

この地域に住む者として、訪問診療をおこなうなど地域に密着した医療を提供されている貴院にて、歯科助手の仕事を担うことが私の希望です。」

歯科助手の面接で聞かれること・注意点

歯科助手に採用されるためには、歯科医院での面接をクリアしなければなりません。

歯科助手の面接においてよく尋ねられる質問の例としては、

・これまでの職歴やアルバイトの経験について
・歯科助手の志望動機
・自己PR
・自分の長所と短所について
・数ある歯科医院の中で、その歯科医院を選んだ理由
・血を見て具合が悪くなったことはないか
・小さな子どもは好きか

といったものが挙げられます。

どの職業でも聞かれる一般的な質問に加えて、医療機関という特殊な職場であることから、血に対する抵抗がないかどうか、歯医者を怖がる子供に対する対応が笑顔でできるかどうか、などを見られていると考えておきましょう。

歯科助手の自己PRのポイント

歯科助手の職種に応募する際の自己PRでは、歯科医院が求める人物像に自分の長所を重ねて伝えるのがおすすめです。

細かい部分は歯科医院ごとに変わってきますが、歯科医院が求めているのは次のような人材です。

責任感があり礼儀正しい人

頻繁に遅刻したり、欠勤が多かったりする人は雇うほうも困ります。

すぐに辞めてしまいそうな人も職歴を見て不採用となる可能性が高いでしょう。

また、社会人として最低限のマナーや言葉遣いができるかどうかも大切です。

コミュニケーション能力が高い人

歯科医院には、子供からお年寄りまで、歯の痛みや不具合に悩む幅広い層の人が訪れます。

笑顔で患者さんと会話し、治療への心配や不安を少しでも和らげるコミュニケーションを取れる人材が求められます。

また歯科医師歯科衛生士などほかのスタッフとも人間関係を円滑に築けそうかもチェックされるでしょう。

向上心のある人

歯科助手は未経験で資格がなくても仕事ができる職業です。

その分、現場で覚える専門知識も多いので、真面目で向上心のある人が喜ばれます。

歯科助手に求められていることを把握し、自分のやる気や熱意、強みをアピールし、面接に望みましょう。

歯科助手の履歴書で気をつけるべきことは?

歯科助手の履歴書では、丁寧な字で書く、誤字・脱字に気をつけるといった基本的な注意点は必ず守りましょう。

歯科助手は未経験からでも採用される可能性もある職業ですが、応募者が複数いる場合は経験や資格の有無などで判断されることも多いです。

歯科助手の経験がある人は、どんな業務を担当していたのか(レセプト作成、アシスト業務など)具体的に記載すると採用の確率が上がります。

資格を持っている場合はもれなく伝えましょう。

未経験から目指す人は、志望動機や自己PR欄に「接客スキル」や「事務スキル」など、歯科助手に求められる適性が伝わる内容を書くのがおすすめです。