サーバーエンジニアに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

サーバーエンジニアに向いている性格・適性

サーバーエンジニアに向く性格には、一例として以下のようなものがあげられます。

・技術を深く知りたいという探求心
・新しい機器や技術はとにかく試してみたいという好奇心と積極性
・トラブル発生時には最善を尽くして解決する責任感

よく言われるものとして、「サーバーエンジニアはパソコンいじりが好きな方に向いている」というものがあります。

確かにサーバーエンジニアは、ハード・ソフトに関わらず各種設定を行う必要がある業務です。

場合によっては、部品の取り付けを行う場合もあるでしょう。

したがって、技術を深く知りたい方や、新しい機器や技術が現れたら試す方が向いています。

また、サーバーエンジニアの業務では、しばしばトラブルが発生します。

トラブルのなかには業務に支障が起きるものも多く、迅速な解決が求められますから、最善を尽くして解決する責任感を持つ方も適しています。

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サーバーエンジニアに必要なスキル・能力

サーバーエンジニアに必要なスキルや能力は、以下の通りです。

・サーバーの機器やOS、セキュリティに関する知識
・細かい違いを見分け、正確な手順で行える緻密さ
・顧客の立場にあわせて説明できるコミュニケーション能力
・シフト勤務やトラブルにも対応できる体力や精神力

サーバーエンジニアの業務における特徴として、コマンドラインで1文字間違えただけで重大なトラブルを引き起こす場合があることがあげられます。

このため機器やOS、セキュリティに関する知識を身につけた上で、正確な手順をチェックできる緻密さが求められます。

またサーバーエンジニアはサーバーと対面する時間もそれなりにありますが、ベンダーや利用する顧客との打ち合わせや折衝業務も少なくありません。

したがって、対応する方のレベルにあわせて説明できるコミュニケーション能力も求められます。

サーバーエンジニアはシフト勤務やトラブル対応などがあり、不規則な勤務となりがちですから、このような勤務に対応できる体力や精神力なども必要です。

サーバーエンジニアに向いていないのはどんな人?

サーバーエンジニアに向いていない人には、大きく3つのタイプがあげられます。

1つ目は、技術の変化に関心を持たない人です。

サーバーの機器やOSは定期的にアップデートが行われ、新しい機能の追加や変更が行われます。

技術の変化に関心を持たないままでいると、新しい機器やOSに対応できず、仕事についていけません。

このため自ら仕事の幅を狭めてしまい、やがて仕事がまわってこないという事態につながってしまいます。

2つ目は、受け身で仕事に臨む人です。

企業で稼働するサーバーはすべてのアプリケーションが働く基盤となりますから、万が一不具合が発生した場合はしばしば迅速な対応が求められます。

サーバーエンジニアは「言われたから動く」のではなく、自ら率先して仕事に臨む姿勢が求められます。

3つ目は、プログラミングに関心がない方です。

サーバーの構築や管理においては、シェルプログラミングが必須です。

一見GUIベースで管理可能に見えるWindowsにおいても「Windows PowerShell機能」が搭載されており、細かい構築や管理を行うためには欠かせません。

熟練したプログラミングの技術は必要ないまでも、プログラマーとして働ける程度のスキルを身につけることは欠かせません。