細胞検査士試験の難易度、合格率

過去の合格率は?

細胞検査士試験は、一次試験が筆記試験、細胞像試験、二次試験がスクリーニング試験、同定試験、標本作製実技試験となっており、そのどちらにも合格することで資格を得ることができます。

合格率は年によって多少前後していますが、一次試験、二次試験それぞれ50%程度となっており、最終合格率は約25%~30%とされています。

なお、一次試験にのみ合格して二次試験に不合格であった人は、翌年の試験で一次試験の受験が免除されるため、2年間かけて資格を取得する人もいます。

難易度はどれくらい?

細胞検査士試験は受験資格があり、まったく専門的な勉強をしていない人が受験することは不可能です。

臨床検査技師としての実務経験を持っている人、あるいは大学の細胞検査士養成コースなどで学んでいる人が受験する資格試験ということを考えると、難易度はやや高めといえるでしょう。

ただし、細胞検査士養成コースを置く大学のなかには、試験合格のためのカリキュラムに力を入れており、毎年100%に近い合格率を誇っているところもあるようです。

細胞検査士試験では専門的な内容が問われ、決して易しいものとはいえないため、どのような学校で勉強すべきか、各学校の特徴などをよく見比べながら検討したほうがよいでしょう。

定期的な更新も必要

細胞検査士の資格は、一度取得したら生涯有効なものとは異なり、5年ごとの更新(2022年より)が必要なものとなっています。

そのため、更新を希望する場合には、期間中に実務および学会、セミナー、ワークショップ、研修会に参加して所定の単位を得なくてはなりません。

その理由としては、細胞検査士は、がんの早期発見や正確な判定を行うための知識や技術を証明するための資格であり、つねに新しい知見を得て高い細胞判定能力を維持する必要があると考えられているからとされています。

試験合格後にも継続的な勉強が必要な点を考えても、細胞検査士は専門性の高い資格と位置付けられているといえるでしょう。