臨床検査技師の1日
臨床検査技師の業務スケジュール
臨床検査技師の1日の大半は、担当する検査を行っています。
それ以外にも検査の準備・片付け、試薬の作成管理、外注検査の申請など、検査を円滑に行うために不可欠な作業があります。
また業務終了後も機械のメンテナンスをしたり、その日の患者さんのデータ管理や書類の作成などを担当することもあります。
日によっては夜勤当直が入ることもありますが、臨床検査技師の夜勤業務は1~2人で回せるため、看護師などに比べると夜勤はかなり少ない傾向です。
ここでは病院勤務の臨床検査技師と、検査センター勤務の臨床検査技師の1日のスケジュール例を紹介します。
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病院で働く臨床検査技師の1日
また、緊急検査に対応するために当直をすることもあります。
検査センターで働く臨床検査技師の1日
病院とは異なり、当直はないものの夜勤を行う場合があります。
夜勤は職場によって交代制の場合もあれば、ある人は昼勤のみで、ある人は夜勤のみと完全に分かれている職場もあります。
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5月は多忙になりがち
新任の技師が着任する4月〜5月は、企業の健康診断で要検査となった人が多く訪れる時期と重なるため、病院の検査室は多忙になりがちです。
そのため、新任技師の教育係になると監督・指導も行わなければならず、心身ともに忙しい日々がしばらく続きます。
しかしここでうまく指導を入れながら経験を積むことができると、5月末にはぐんと手技が上達するため、ベテラン技師はあの手この手で指導をおこないます。