ネットワークエンジニアのやりがい・楽しさ・魅力
ネットワークエンジニアのやりがい・楽しさ
多くの人と協力しコミュニケーション力が生かせる
ネットワークエンジニアというと、デスクに向かって一人で黙々と作業をしているイメージをもつかもしれませんが、実際はそうではありません。
設計を行う際には、お客さまやプロジェクト内の各チームと何度も打ち合せや議論を重ね、設計内容を詰めていきます。
構築・運用・保守であっても、一人で作業するわけでなはなく、基本はチームプレイです。
常に周囲の人間との連携が求められ、時には違う会社のエンジニアと一緒に働くこともあります。
コミュニケーション力に自信がある人にとっては、やりがいのある環境といえるでしょう。
スケールの大きな仕事に関われる
ネットワークエンジニアの担当する仕事は、規模の大きな案件が多いです。
たとえば官庁系のITシステム構築案件であれば、開発期間が何年間にもおよび、何百億円という莫大な費用が費やされ、1000人を超える沢山のエンジニアが投入されることもよくあることです。
また大規模な開発プロジェクトでは、一等地のビルを貸し切り、各社のエンジニアが集まって仕事をするケースもあります。
そのようなスケールの大きい仕事に携われるため、一般的なサラリーマンとは少し違った仕事生活が送れるのも魅力です。
システムの土台を支える重要な仕事
ITシステムはネットワークが正しく整備されていないと稼働できません。
たとえば、今現在は電気・ガス・交通・通信といった社会インフラさえもITシステムで管理されています。
ネットワークを用いて各地の管理を行っているため、ネットワークの疎通に問題が起こると、これらの社会インフラさえも正しく稼働できなくなってしまいます。
ネットワークエンジニアは、ITシステムを足元から支える重要な職種です。
社会的責任が問われると同時に、大きなやりがいを感じながら働けるでしょう。
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ネットワークエンジニアの魅力
さまざまなIT知識が身につく
ネットワークエンジニアとして働くと、通信技術の知識、ネットワーク機器の知識、ネットワークの設計・構築・運用の知識など、さまざまなネットワーク関連の知識が身につきます。
さらに、関連性の強いサーバー分野、ミドルウェア分野、データベース分野、セキュリティ分野の知識も身についていき、IT全体に明るくなります。
「ネットワークエンジニアとして働いていたら、いつの間にかサーバーエンジニアになっていた」といったケースも多く、将来のキャリアルートも豊富に用意されています。
資格手当や残業手当で収入アップ
IT業界では資格手当が充実しています。
ネットワークエンジニアも例外ではなく、「シスコ技術者認定」や「ネットワークスペシャリスト試験」などの難しい資格を取得すると、資格手当が基本給に上乗せして貰えることがあります。
またIT業界は良くも悪くも残業の多い業界であり、多額の残業手当が付きます。
とくに納期前などの繁盛期は、残業代が月給近くになることもあり、収入アップに大きく貢献してくれます。
プライベートを重視したい人は、残業時間が少な目の職場を選ぶ必要がありますが、とにかく稼ぎたい人には残業が多いことは魅力的にうつるかもしれません。
将来的に独立の道も描けるメリットもあり
ネットワークエンジニアは職人的な仕事であり、経験を積めば独立・フリーランス化も可能です。
優秀で豊富な経験をもつネットワークエンジニアが独立してフリーランスとなると、多くの大手IT企業からお呼びがかかり、年収1000万円の壁を軽々と越えることもあります。
独立志向の人にとっては、ネットワークエンジニアとしての経験は将来的に大きなメリットとなってくれるでしょう。