舞妓の勤務時間・休日

舞妓の勤務時間

舞妓の1日は長い

舞妓は決められた勤務時間はありません。

修業中の身であるため、一日の生活のすべてが勤務時間ともいえます。

基本的には、朝8時ごろに起床、午前中はその日の宴席で披露する演目に応じ、師匠や先生から稽古をつけてもらいます。

新人の舞妓は、起床後の着物の着付け、日本髪のセット、化粧が上手にできず、時間もかかるため、その分起床時間も早くなるようです。

稽古の長さは日によって異なりますが、午前中いっぱい、または午後までかかるものもあります。

お座敷は18時ごろからはじまるので、午後は比較的余裕があり、この間に休憩を取ることが多くなっています。

舞妓は毎晩数軒のお座敷をはしごします。

一軒2時間程度であるため、当然置屋への帰宅は23時~翌1時ごろと遅くなります。

そのため、睡眠時間は5~6時間とれればいい方であると考えられています。

イレギュラーな仕事も

舞妓は、ときには宴席以外の場で仕事を依頼されることもあります。

日本文化に関する講師の依頼や、観光PR活動等、国内外を問わず仕事が舞い込むため、イレギュラーな対応を求められることも多くあります。

舞妓の休日

休みは月に2日程度しかありません。

舞妓の公休日は、第2・第4日曜の月に2日とされています。

その他、毎年行われる「をどりの公演」のあと5~6日、夏に3~4日、年末年始に10日ほどの休みがあります。

まとまった休みをとれるのは年に数回しかなく、自分の時間がもてない厳しい生活を送らなければならないことを覚悟しておく必要があります。

舞妓の残業時間

舞妓は修業の身という扱いであるため、勤務時間・残業時間という考え方はありません。

そのため残業をしたとしても残業代は発生しません。

労働に関する法律でも、置屋で修業をしているという見解から、労働者として扱われていないのが現状です。

ただし、文化的な存在として舞妓を育成しているのは京都のみとされ、未成年でも遅い時間の勤務やお酒の提供ができるのは京都の舞妓だけとされています。

その他の地域では、お座敷に出るには18歳以上(高校生は不可)でなければならないと定められています。

舞妓は忙しい? 激務?

舞妓の1日は非常に長いと考える人もいるでしょう。

ただし、稽古が終わりお座敷に出るまでの午後は比較的自由な時間とされています。

同じ置屋にいる舞妓同士で外食をしたり、テレビを見たり、本を読んだり勉強をしたりなどして過ごすことができます。

お座敷に備えて仮眠をとる舞妓も少なくないようです。

わずかな自由時間をいかに過ごすかで、忙しさは変わってくるといえそうです。

舞妓の休日の過ごし方

ほかの同年代と同様に過ごせる

舞妓といえど、休日は同年代のほかの女子と同じように過ごすことができます。

洋服を買いに行ったり、映画を見たり、まとまった休みは旅行に行くこともできます。

この間はもちろん髪をとき、普段着で街中に繰り出すことができます。

休みの日も稽古を欠かさない

休日でも稽古を欠かさないという人も非常に多くいます。

とくに新人のうちは、早く一人前になるために置屋で先輩の舞妓に見てもらったり、京ことばやしぐさなどを教えてもらったりして過ごす人が多いようです。

舞妓の1日のスケジュール・生活スタイル