建築設備士の就職、求人、募集の状況

求人を出している企業は多い

建築設備士は、建設会社や設計事務所、設備工事会社、ビルメンテンナンス会社など、建設や建設設備関連のさまざまな会社で活躍することができます。

大手の建設会社や設計事務所になると、社内に設備部門や設備設計部門を置くところが多く、そうしたところで建築設備士の有資格者が積極的に採用されています。

とくに大規模な建築物や特殊な建築物など、高度な技術が求められる建築物に携わる場合には、現場においては建築設備の専門家である建築設備士の意見を反映しながら設計や工事監理などが行われています。

大手のゼネコンでも建築設備士は多数活躍しています。

スキルアップのために資格を取得

建築設備に関連する仕事をするうえで、必ずしも建築設備士の資格が求められるわけではありません。

そもそも、建築設備士は実務経験がないと取得できない国家資格であるため、大学や専門学校などの学校を出たばかりの人は、まず先に挙げたような会社へ就職し、キャリアを重ねていくなかで建築設備士の試験を受けることになるでしょう。

会社によっては資格を取ることが昇進の条件になっているようなこともありますし、それ以外に自身のスキルアップのため、あるいは携わることができる業務の幅を広げるために取得を目指す人が多いようです。

建築士の資格と併せ持つ人も

なかには建築設備士と建築士の資格を併せ持って働く人もいます。

建築設備士の資格を取得後、4年以上の実務経験を積むことによって「一級建築士」の受験資格が与えられるため、建築士を目指すファーストステップとして建築設備士になるうようなケースもあるようです。

建築設備士と一級建築士はどちらも難易度がそれなりに高く、楽に取得できる資格ではありませんが、両方の専門知識を持っていれば、広く建築設計に携わっていくことができます。

将来的には自ら建築設計事務所を立ち上げて働くようなことも可能です。