エステティシャンの職業病は? 腰痛・手荒れ・腱鞘炎に注意

エステティシャンの身体的な職業病

「美」や「癒し」を提供するエステティシャンに華やかなイメージを抱く人は多いかもしれません。

しかし、エステティシャンは実は体力を要する仕事で、「職業病」といえるものもいくつかあります。

多くのエステティシャンは陰ながらこうした職業病と闘いながら、お客さまに美や癒しを与えているということを知っておきましょう。

エステティシャンと腰痛

多くのエステティシャンが抱える悩みのひとつが、腰痛です。

エステティシャンは、立ち仕事が基本となります。

フェイシャルエステでは椅子に座って施術をすることもありますが、ボディエステなどたいていの時間は立って施術を行います。

1日中似たような姿勢で立っていると足腰への負担は相当なものとなります。

またマッサージなどの施術の際は、中腰になって行うこともあるため、足腰を痛めてしまうというエステティシャンは多いようです。

腰痛を避けるためには、日頃から運動をして筋力をつけたり、予約の合間に少しでもストレッチをしたりするなどの工夫が必要です。

エステティシャンは施術の際に、腰で踏ん張りをきかせることもあるため、腰痛がひどいと仕事に支障が出ることも少なくありません。

日頃から痛みや違和感を覚えたら早めに対処するなど、注意しておく必要があるでしょう。

エステティシャンの手荒れ

エステティシャンは自分の手を使って直接お客さまに施術をするため、手は常に清潔にしていなければなりません。

そのため、1日に何回、何十回と手を洗うことになりどうしても手が荒れやすくなってしまいます。

また、お客さまの施術に使ったタオルや美容器具など洗い物をすることも多く、毎回、石鹸や殺菌剤などを利用していると、あっという間に手荒れがひどくなってしまいます。

手荒れがひどい手では、お客さまの肌に触れたときに不快感を与えてしまいますし、見た目もよくありません。

エステティシャンたちは、こまめにハンドクリームを塗る、油分が失われやすい熱いお湯は使わないようにするなどの対策をして、手荒れを少しでも防ぐようにしているようです。

手荒れがひどくなると施術にも影響が出るため、痛みが出た場合は早めに治療するなどの対策も必要です。

エステティシャンと腱鞘炎

エステティシャンがボディマッサージをする場合、お客さまの身体に負荷をかけるため、エステティシャンの手や腕にはかなりの負担がかかってきます。

エステティシャンはときに90分や120分という長い時間かけてお客さまをマッサージすることもあるため、思っている以上に体力を消耗し、手や腕にも大きな負担が掛かってしまいます。

慣れてくれば力の入れ具合がうまくわかるようになりますが、どうしても腱鞘炎になりやすく、自分でアイシングをしたりマッサージをしたりしながら防いでいる人が多いようです。

一度腱鞘炎になってしまうと治るまでは時間がかかるため、少しでも違和感を覚えたら、早めに病院に行くなどして対策をとる人が多いようです。