エステティシャンの1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
エステサロンで働くエステティシャンの1日
店舗によっては早番・遅番とシフト設定がありますが、少人数で動かしている店舗であれば、開店から閉店まで勤務する場合が多いようです。
独立開業したエステティシャンのある1日
20代で正社員への就職・転職
エステティシャンの業務スケジュール
エステティシャンの一日は就業するサロンや勤務形態によって異なります。
多くのサロンでは、エステティシャンは施術をするだけでなく、店舗運営の改善・備品の発注・キャンペーンなどの企画立案や集客・金銭管理などもしなくてはならないため、お客さまがいない空き時間も仕事に追われていることがほとんどです。
また、エステが増えて競争が激化していることもあり、仕事帰りの人が立ち寄れるよう遅くまで営業するサロンも増えています。
エステティシャンは、勤務後にスキルアップのための練習を行うことも多いため、どうしても拘束時間が長くなりやすい傾向にあります
エステティシャンの休日
エステティシャンの休日は就業先によって変わりますが、日数としては月に6日から8日ほどが一般的です。
しかし、場合によっては予約やイベントが重なり、休みの取れない日々が続くこともあります。
また、エステを受けに来る方の大半は働く女性で土日に予約が集中することから、エステティシャンの休日は平日にとることがほとんどです。
定休日を設けているサロンに勤める場合、その曜日には確実に休めるというメリットがありますが、多くのエステサロンは年末年始以外の定休日を設けていないため、シフト制の休日になっています。
エステティシャンの残業
エステティシャンはお客さまを相手にする仕事であるだけに、お客さまの都合や施術状況等によっては急な残業が発生することもあります。
またエステティシャンがエステサロンに就職すると、日々さまざまな研修を受ける必要があります。
お客さまに施術をする以上、技術や知識を身につけるための勉強は必須ですが、勉強は基本的に営業時間外や休日を使って行うため、一定のレベルに達するまでは特に大変です。
サービス残業の苦しさを理由に退職してしまう人もいるため、残業代がきちんと支払われるかどうかは、就職前にチェックしておくべきでしょう。
自分の思い通りに働きたいという人は、少しでも早くスキルを身につけ、独立開業を目指すのがよいかもしれません。
エステティシャンは忙しい? 激務?
サロンによって大きく異なる勤務条件
エステティシャンの仕事は、「勤務時間が長くて大変」といった印象が根付いているようです。
営業時間が長い店舗で働く場合、「早番・遅番」のシフト制で1日7時間から8時間程度の勤務が基本となっていますが、小規模のサロン等ではさらに労働時間が長くなるところもあります。
休日に関しても勤務先によって異なり、週に1日程度しか休めない職場もあれば、週休2日制で有給まで積極的にとれるといったところもあります。
エステティシャンの勤務時間は、就職する企業やエステサロン等によって異なるため、自分で各エステサロンの勤務条件等を調べていくことが大切です。
給与体系にも大きな差が
給与体系もサロンによって異なります。
経験やスキルに応じた固定給がもらえるところもあれば、「最低限の基本給プラス歩合制」、あるいは「完全歩合制」という職場もあります。
歩合制の場合、指名客がつけばつくほど収入はアップします。
また、ノルマを達成することでインセンティブがもらえることもあります。
しかし、こういった場合、ただカウンセリングや施術をするだけでなく、お店の売り上げアップのための営業活動まで求められることが多いです。
エステティシャンの売上は数字として表れるため、なかなかノルマが達成できない月はプレッシャーがかかるかもしれません。
ただし売上が良ければより多い収入を得られるなど、魅力的な面も大きいです。
エステティシャンの休日の過ごし方
エステティシャンは体力を要する仕事であるため、休日は1日家で体を休めるという人も多いようです。
仕事のある日は多忙な時間を過ごすことになりますが、お客さまに癒しの空間を提供するエステティシャンが疲れた顔をしていてはいけません。
いつでも笑顔でお客さまに接することができるよう、自分自身がリラックスできる過ごし方や趣味などを見つけておきましょう。