高卒からエステティシャンを目指すには?
高卒を対象とした求人も多い
エステティシャンになるために特別な学歴や資格は必要ありません。
そのため高卒でもエステティシャンになることは可能で、多くのエステサロンが「高卒以上」を対象とする求人を出しています。
高校卒業後、美容やエステティシャンの専門学校・スクールに通って学び、それから就職する人もいますが、何も知識や技術がないところから現場に入ってスキルアップしていくこともできます。
特に大手エステサロンの場合は、しっかりとした研修が行われることも多いため、しっかりと勉強すれば未経験からエステ業界に飛び込んでも特に問題はなく、中途採用や転職でエステティシャンになる人も多いようです。
20代で正社員への就職・転職
離職・退職も多いエステ業界
しかし、高卒の人に限った話ではありませんが、エステティックの世界は想像以上に厳しく、ハードであるという覚悟を持っておくことが大切です。
特に「キレイな職場で働けそう」「いつも美しくいられそう」といった憧れの気持ちだけでこの業界に入った場合、厳しい現実に直面してすぐに仕事を辞めてしまう人も後を絶ちません。
エステを利用するお客さまの視点からは、エステティシャンの仕事は華やかに見えるかもしれませんが、立ち仕事で身体への負担も大きいハードな仕事です。
また、ノルマや売上目標に追われたり、腰痛や腱鞘炎に悩んだり、女性ばかりの職場で人間関係のストレスを抱えたりなど、軽い気持ちで業界に飛び込むには大変な面もあることを知っておきましょう。
それでもエステティシャンという職業に魅了され、第一線で長く活躍している人は大勢います。
エステティシャンの仕事をしっかりと理解し、エステティシャンに対する情熱を持ったうえで就職することが大切です。
スキルアップにより給料もアップ
一般的なオフィスワークの会社員の場合、大卒と高卒で基本給に差がついていることもよくありますが、エステティシャンは技術職であるため、基本的にはその人の技術次第で給料がアップしていきます。
高卒で未経験者の場合、最初はアルバイトからのスタートになることも多く、新人の内は苦しい生活を送ることもあるでしょう。
しかし、しっかりと仕事に打ち込んで経験を積んでいき、お客さまからの支持を集め、社内でも評価されるようになれば、収入を大きくアップさせることも可能です。
年功序列の要素はあまり強くないため、しっかりと自分の腕を磨いていく努力が欠かせません。
20代で正社員への就職・転職
高卒からエステティシャンを目指す志望動機
高校を卒業してすぐにエステティシャンを目指す場合、または美容系の専門学校などを卒業せずにエステティシャンを目指す場合は、エステティシャンになりたいという熱意が一番重要です。
未経験で資格もない場合は、なぜエステティシャンになりたいのか、なぜエステ業界に興味を持ったのかなどを具体的に話し、エステティシャンへの思いをしっかりとアピールしましょう。
もしエステを受けた経験があれば、そのエピソードを盛り込むのも効果的です。