医療系の専門学校とは? 面接対策や学費・口コミも紹介

医療系の職業・仕事はたくさんありますが、そのなかで医療専門学校はどのような勉強をすることができるのでしょうか。

このページでは、医療専門学校で学べることや、卒業後にどのような進路があるのかについて紹介していきます。





医療専門学校とは

医療系の職業・仕事はたくさんありますが、医療専門学校では、そのなかでもおもに国家資格が必要な「鍼灸師(はり師・きゅう師)」や「柔道整復師」「臨床検査技師」「診療放射線技師」などになるために必要な知識・技術を身につける勉強をしていきます。

人の健康に深く関わっていくこうした職業につくには専門的な知識と正しい技術の習得が不可欠であり、それぞれの養成施設として定められた医療専門学校で所定のカリキュラムを修了することによって、国家試験の受験資格が得られます。

国家資格を取得すれば、その資格を生かして医療施設などへ就職し、プロフェッショナルとしてさまざまな人に検査や施術を行うことができます。

このほか、医療現場を裏方として支えていく「医療事務」や「医療秘書」といった仕事を目指せる医療専門学校もあり、幅広く医療に関わる仕事に就くための知識・技術を学ぶことができます。

医療専門学校で勉強すること、授業科目

医療専門学校で勉強すること

医療専門学校では、国家資格が必要な鍼灸師や柔道整復師、臨床検査技師、診療放射線技師などになるために必要な知識・技術を身につける勉強をしていきます。

鍼灸師や柔道整復師は、それぞれの養成施設として定められた医療専門学校で3年間のカリキュラムを修了することによって、国家試験の受験資格が得られます。

鍼灸師や柔道整復師の仕事では、医学や人体構造についての専門的な知識が求められたり、独自の技術を用いることが多いため、医療専門学校での在学中には、日々そうしたスキルを磨いていくことになります。

臨床検査技師や診療放射線技師、そして理学療法士作業療法士も国家資格が必要な職業であり、医学的な基礎知識のほか、専門的な機器の扱い方や検査法などを学ばなくてはなりません。

医療専門学校では、在学中に各職業で求められる知識と技術を身につけ、即戦力として活躍できる人材を目指します。

また、医療事務や医療秘書といった、医療現場を裏方として支える職業を目指すために必要な勉強をすることもできます。

医療専門学校のおもな授業科目

医療専門学校の授業科目は、所属する学科・コースによっても多少変わってきます。

鍼灸師を養成する学科・コースであれば、解剖学や生理学などの基礎医学、東洋医学や「はり・きゅう」の施術の理論、臨床の基礎知識などを勉強します。

柔道整復師を養成する学科・コースであれば、鍼灸師と同じような基礎医学をはじめ、柔道、運動学、リハビリテーションなどについても勉強します。

鍼灸師と柔道整復師は学ぶ内容が重なる部分もあり、活躍の幅を広げるためにダブルライセンス取得を目指していく人もいます。

臨床検査技師や診療放射線技師は、それぞれの学科のみを置く単科校が目立ち、数学化学といった基礎分野から、技師として必要な技術を身につける専門分野まで深く学んでいきます。

理学療法士や作業療法士の学科では、医学の概論から解剖学、運動学、生化学といった医学的な知識を身につけ、さらに理学療法と作業療法の理論を学んだうえで技術面も高めていきます。

医療事務や医療秘書の学科では、ビジネスマナーや電話応対、パソコンスキル、また医療事務を目指す場合には診療報酬明細書作成など、医療現場のスタッフとして求められるさまざまなスキルを身につけていきます。

実習の時間も多い

医療専門学校での勉強は、講義による理論の習得と、技術力を磨く実践の両方をバランスよく行うことが重視されています。

いくら専門的な知識を豊富に持っていても、それを実際に現場で実践できなければ仕事としてやっていくのは難しいため、基礎実技や臨床実習の時間も多く用意されているのが医療専門学校の特徴といえます。

基本的に、学年が上がるにつれて実習の割合が増えますが、学校によっては1年次から臨床実習が行われ、実際に現場へ出向いて患者さんに対する接し方や技術力をさらに磨きます。

医療専門学校では、目指す職業・仕事に就くために求められる知識や技術を基礎からしっかりと学び、応用力も育んでいくことができます。

国家試験対策や資格取得に向けた対策も学校が行ってくれることが多く、確実に目標に向かっていくことができる環境があるといえるでしょう。

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医療専門学校から目指せる職業・仕事

医療専門学校から目指せる職業

医療専門学校から目指せる最も代表的な職業のひとつが、鍼灸師、つまり「はり師」と「きゅう師」です。

鍼灸師になるには、それぞれの養成課程のある専門学校などで3年以上学び、必要科目を修得したのち、国家試験合格を目指す必要があります。

医療専門学校のなかで、はり師・きゅう師の養成コースを設けているところで学べば、それぞれの国家試験の受験資格が得られます。

柔道整復師

柔道整復師も、医療専門学校から目指せるおもな職業・仕事のひとつです。

柔道整復師は国家資格であり、柔道整復師養成課程のある専門学校などで3年以上学び、必要な科目を修得することで国家試験の受験資格が得られます。

卒業後には接骨院や整骨院へ就職する人が多いですが、独立開業することも可能です。

スポーツトレーナー

鍼灸や柔道整復に関する専門知識・技術は、スポーツトレーナーとして活躍するうえでもおおいに役立ちます。

そのため、スポーツトレーナーを目指している人が医療専門学校で勉強し、鍼灸師や柔道整復師の国家資格を得て、希望の道へ進んでいくケースも見られます。

学校によっては、スポーツトレーナー養成コースを設けており、運動学やスポーツマッサージ、テーピングなどの技術、スポーツ心理学など、スポーツトレーナーになるための専門的な内容を勉強していくことができます。

臨床検査技師、診療放射線技師

医療技術系の専門学校では、臨床検査技師や診療放射線技師になるための勉強をすることができます。

臨床検査技師学科あるいは診療放射線技師学科のみを設置する単科の専門学校が多く、それぞれの国家資格を取得し、技師として就職するための専門知識や技術を徹底的に学ぶことができます。

理学療法士、作業療法士

これらの国家試験を受験するためには、所定の養成施設で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけることが必要です。

医療専門学校のなかにもこの養成施設に指定されているところがあるため、卒業すると国家試験の受験資格が与えられ、見事試験に合格すれば理学療法士あるいは作業療法士として病院などで働く道が開かれます。

医療事務、医療秘書

一部の医療専門学校では、医療現場を裏方として支える医療事務や医療秘書を目指すこともできます。

国家資格が必要な仕事ではありませんが、専門学校で基礎からスキルを身につけておくことで、就職時に有利になるでしょう。

在学中に、各職業に関連する資格取得を目指すこともできます。

ダブルライセンス取得を目指す人も

医療専門学校では、「鍼灸師(はり師・きゅう師)」と「柔道整復師」という国家資格取得を目指せる学科・コースを設けているところが多くなっています。

これらは専門分野にある程度の共通性があるため、ダブルライセンスの取得によって、より活躍の幅を広げていこうと考える人もいます。

実際、鍼灸と柔道整復の勉強を同時にできる医療専門学校もあり、そこでは両方の学科・コースを同時に卒業し、同時に国家資格を取得することができます。

医療専門学校からは、人の体を健康に導いたり、医療現場をさまざまな方面から支える専門職を目指すことができます。

なかには国家資格が必要な職業・仕事もありますが、在学中に確かな専門知識と技術を身につけ、理想の就職に向かって確実に近づいていくことができるでしょう。

医療専門学校の学費、費用

医療専門学校の学費

医療専門学校は、他の種類の専門学校と比べても、学費がやや高めに設定されているようです。

その背景には、医学に関する高度な専門知識を持った講師を雇うための人件費、研修や実習で用いる医療機器などの維持費などにお金がかかってくるといわれます。

また、医療系の勉強には専門書が用いられることが多く、学校で使う教材にお金がかかりやすいという点も挙げられます。

鍼灸師や柔道整復師を目指すための医療専門学校の学科・コースは3年制となっており、年間で100万円~130万円程度、卒業までの学費は300万円~400万円程度がボリュームゾーンとなるでしょう。

臨床検査技師や診療放射線技師、理学療法士や作業療法士を目指すための医療専門学校は、基本的に昼間部で3年制となり、初年度で150万円前後、2年次以降は100万円~120万円程度が学費の相場となっているようです。

医療事務や医療秘書は、年間で100万円程度の学費の専門学校が多いようです。

なお、学費には入学金、授業料、施設維持費が含まれるのが一般的で、初年度のみ入学金が必要になりますが、その額は0円~70万円程度までだいぶ幅が出ているようです。

入学金がいくらかによっても、負担する学費が大きく変わってくるといえるでしょう。

医療専門学校の費用

学費以外に必要なお金もあります。

たとえば、校友会費、教科書・テキスト代、白衣代、柔道着、学生保険料、実習用具代などが挙げられ、それらの合計で年間に10万円~30万円程度はかかってくるのが一般的です。

学費とは別で、卒業までに100万円程度必要になると考えておいたほうがよいかもしれません。

また、学校に通学するための交通費や日常的に使う筆記用具などの文房具代、もし遠方から一人暮らしをして進学する場合には家賃や生活費なども必要になるでしょう。

学費サポート制度について

経済的な不安を抱える人に向けて、さまざまな学費サポート制度を用意している医療専門学校もあります。

特待生制度では、学業成績やスポーツ分野での活躍などがある場合、授業料が大きく免除されることがあります。

また、奨学金や教育ローン制度を使って、無利息あるいは低利息で学費の貸し付けを受けながら卒業を目指すこともできます。

そのほか、鍼灸師と柔道整復師の両方の国家資格取得を目指す人に対しては、学費が割引になるといった制度を設けている学校もあります。

こうしたサポート制度は学校によって内容も異なるため、詳しくは各学校のホームページなどで確認してください。

医療専門学校で学び、卒業するまでには、決して安いとはいえないお金が必要になってきます。

入学前にどれくらいの学費が必要かをしっかり確認しておき、場合によっては学費サポートも活用してみてください。

医療専門学校の就職先、就職率、卒業後

医療専門学校の就職先

医療専門学校から目指せる職業・仕事別の代表的な就職先、活躍の場は以下の通りです。

鍼灸師

鍼灸院や介護・福祉施設、リラクゼーションサロンへの勤務のほか、アスリートの体のケアを行うスポーツトレーナーとなって活躍する人もいます。

また、はり師ときゅう師には独立開業権があるため、自分で鍼灸院を開設することも可能です。

柔道整復師

整骨院・接骨院へ就職する人が大半を占めています。

このほか、鍼灸師と同じくスポーツトレーナーとして活躍したり、介護・福祉施設で高齢者に対して施術を行う人もいます。

スポーツトレーナー

医療専門学校で身につけた知識・技術は、スポーツトレーナーとして生かすこともできます。

なお、スポーツトレーナーが人の体に触れて医療類似行為を行うには医療系の国家資格が必要になるため、実際に第一線で活躍するスポーツトレーナーになるには、鍼灸師や柔道整復師の資格は不可欠とされます。

将来的にはスポーツチームの専属スポーツトレーナーとなったり、個人でアスリートと契約を結んで働いていくこともできます。

臨床検査技師、診療放射線技師

臨床検査技師は、病院や検査センター、保健所、製薬メーカーなどさまざまな就職先があります。

大手の病院は志望者が多く、倍率が非常に高くなるケースもあります。

一方、診療放射線技師は病院へ就職する人が多く、とくに中~大規模の病院が就職先の選択肢に挙がってきます。

理学療法士、作業療法士

総合病院や整形外科病院、高齢者施設、身体障害者センター、保健センターなどが主となります。

そのなかで、身体に特化したアプローチをする理学療法士はスポーツ分野で働く人も多く、一方の心身両方にアプローチする作業療法士は児童福祉施設や特別支援学級で働く人もおり、子どもから高齢者まで幅広い年代の人を対象とすることも特徴です。

医療事務、医療秘書

病院への就職が中心となりますが、医療秘書はそれ以外にも薬局や製薬会社、健康保険組合など多岐にわたる場所で活躍することができます。

医療専門学校の就職率・卒業後

医療専門学校の就職率は学校によって異なりますが、すべての学校が数字を発表しているわけではありません。

ただし、就職サポートに力を入れている医療専門学校が多く、なかには100%やそれに近いくらいの就職率を誇っているところもあるようです。

医療専門学校には業界とのネットワークがあり、独自の求人情報も多数集まってきます。

また、就職セミナーやガイダンス、個別進路相談なども積極的に行われており、学校のさまざまなサポートを受けながら、自分が思い描く道へ進んでいきやすい環境となっています。

医療専門学校で勉強すると、取得資格によって、医療の現場はもちろん、それ以外にもスポーツ、介護・福祉、美容・リラクゼーションなど、多方面で活躍する道が開けます。

卒業後の進路についての情報は、各専門学校が情報を公開しているため、気になる人はホームページなどで調べてみてください。

医療専門学校の入試、志望動機、面接

医療専門学校の入試

医療専門学校の入試は、だいたい「一般入試」「推薦入試」「AO入試」の3種類の区分で行われています。

一般入試は、学歴などの応募資格を満たす人であれば、自由に応募することができます。

推薦入試は、指定校推薦や自己推薦などがあり、前者は専門学校が指定する高校から応募できるもの、後者は自分で自分を推薦するものとなります。

また、最近ではAO入試を実施する学校も増えています。

AO入試は学業などの成績ではなく、受験生の人物像や、勉強に対する意欲・熱意、向上心、目標に対する意識などを重視して選考される入試方法となっています。

AO入試の応募に際しては、学校説明会やオープンキャンパスへの参加が必須となっている場合が多くあります。

医療専門学校の試験内容は、専門学校や、学科・コースによっても異なりますが、書類審査、筆記試験、面接、小論文などがよく行われています。

医療専門学校の志望動機の考え方

医療専門学校の志望動機を考える際には、まず、何を学び、何を目指していきたいのかをハッキリさせることが大事といえるでしょう。

医療専門学校から目指せる職業・仕事はいくつか考えられるため、自分がどうなりたいのかを考えて、その道に進みたいと思ったきっかけを振り返ってみるとよいでしょう。

具体的な体験談や自分なりのエピソードまで話せると、オリジナリティある志望動機になるでしょう。

また、医療専門学校がいくつもあるなかで、その学校を志望する理由を明確にすることも重要です。

カリキュラムや授業科目、校内イベント、実習内容、資格取得や就職サポートなど、学校によって特色があるため、そうした点をよく調べて、自分が良いと感じたところを伝えられるようにしましょう。

医療専門学校の面接のポイント

医療専門学校では、どのような入試区分に応募する場合でも面接が行われることが多くなっています。

面接では、自己PRや志望動機を中心に問われてきますが、それ以外に高校時代に頑張ったこと、自分の長所・短所、どのような社会人になりたいか、目指す職業につくために必要だと思うことなどは、答えられるようにしておくとよいでしょう。

医療専門学校では、人の健康に関わる職業・仕事を目指していく勉強をするため、誠実さや清潔感なども重要視されます。

身だしなみにも気を付けて、明るくハキハキと答えるように心がけたいものです。

ここでは医療専門学校の入試を中心に見ていきましたが、学校によって試験科目や面接のポイントなどは変わってきます。

入試の詳細は各学校の募集要項で発表されるため、その内容を事前に確認して、しっかり準備しておきましょう。

医療専門学校のオープンキャンパス

医療専門学校のオープンキャンパスとは

医療専門学校のオープンキャンパスには、その専門学校への進学を検討していたり、興味を持っている人が参加することができます。

学校によってプログラムの詳細は異なりますが、一般的には学校説明会、入試相談会、体験授業、教員や在校生とのトーク、学校見学などが行われています。

とくに人気があるのが体験授業で、そこでは実際に医療専門学校で行われる講義や実技などの授業を体験することができます。

また、入試や入学後の生活について不安なこと、気がかりなことがあれば、オープンキャンパスの場を利用して学校のスタッフに質問することもできます。

オープンキャンパスへの参加は基本的に自由となっているため、受験をする前に必ず参加しなくてはならないというわけではありません。

ただし、参加することでパンフレットやホームページだけではなかなか見えない部分を見ることができたり、学校の雰囲気を肌で感じられたりするのは、大きなメリットとなるでしょう。

「この学校で学びたい」という気持ちが持てれば受験に向けてのモチベーションアップになりますし、志望動機を考えていくうえでも、オープンキャンパスで集めた専門学校の情報が役立つときがくるはずです。

医療専門学校のオープンキャンパスの内容

医療専門学校は、目指す職業別に複数の学科が設置されていることがあり、それぞれの学科に関する体験授業が行われています。

そのプログラムも学科によってバラエティーに富んでいます。

一例を挙げると、「目の疲れに効くツボを探す」「包帯テクニック」などさまざまな体験授業があります。

その分野に興味がある人であれば、きっと楽しい時間となるでしょうし、入学後にどのような勉強をしていくのかイメージを膨らませる機会になるでしょう。

医療専門学校のオープンキャンパスに参加する際の注意点

学校によってはオープンキャンパスへの参加には、ホームページ上などからの事前申し込みが必要な場合があります。

また、オープンキャンパスへの参加が、AO入試の応募条件のひとつになっていることもあるため注意してください。

ちなみに、オープンキャンパスに参加する際には、服装などは自由であることがほとんどですが、あまり奇抜な格好をするのはおすすめできません。

あくまでも礼儀正しく、好感を持たれるような態度や服装で参加するほうがよいでしょう。

オープンキャンパスへ参加することで、その学校のことをより深く理解するきっかけになるでしょう。

志望度の高い学校については、ぜひできる限り参加してみることをおすすめします。

夜間の医療専門学校

夜間の医療専門学校とは?

医療専門学校では、鍼灸師や柔道整復師、スポーツトレーナー、臨床検査技師、診療放射線技師、医療事務、医療秘書といったさまざまな医療関係の職業・仕事を目指していくための勉強をすることができます。

多くの医療専門学校では昼間に学ぶスタイルとなっており、平日の週5日、毎日学校に通うことになります。

しかし、一部の医療専門学校には昼間部とあわせて夜間部が置かれており、夕方から夜にかけて、先に挙げたような職業・仕事を目指すための授業が行われています。

夜間部の特徴は、1日の授業時間が昼間部に比べて短いことです。

だいたい18時くらいから21時くらいにかけて授業が行われており、短時間で効率よく必要な知識・技術を身につけるカリキュラムとなっています。

医療専門学校の夜間部で学ぶメリット

夜間の医療専門学校に通う最大のメリットは、日中に時間がとれない人でも、医療系の職業・仕事につくための専門的な勉強ができる点だといえるでしょう。

昼間部よりも総授業時間は少なくなりますが、限られた時間できちんと知識・技術を習得できるようなカリキュラムが用意されています。

たとえば昼間に仕事やアルバイトをしていたり、家庭の事情で昼間は家を空けられないような人でも、専門学校に通うことができます。

もちろん、取得可能な資格も昼間部と同じで、希望の進路への就職を目指すことができます。

さらに学費についても、昼間部と比較すると安くなっていることが多く、その点もメリットであるといえるでしょう。

医療専門学校の夜間部にはどんな人が通っている?

夜間の医療専門学校には、昼間に何かしらの仕事をしている人が多く通っています。

たとえば学費を自分で稼ぐためにアルバイトをしている人や、卒業してから現場に早くなじめるよう、整体院や整骨院で受付や助手などの仕事をしている人もいるようです。

昼間部に比べると、社会人経験を持つ人や、20代以上の幅広い年齢層の人が通っている割合が大きいことも夜間部の特徴といえるでしょう。

昼間に通学することが難しい人にとって、夜間部は魅力的な選択肢となるでしょう。

学校によっては、昼間部と夜間部で授業科目や参加できる学校行事などに違いが見られる場合があるため、詳しくは各学校の情報を調べながら確認してください。

医療専門学校の髪色・ピアス

医療専門学校は髪型や服装にも厳しい?

医療専門学校は他の種類の専門学校に比べると、服装や髪型などの身だしなみについては、やや厳しめといえるでしょう。

それというのも、医療専門学校から目指す職業や仕事は、病気やケガを抱える人に対しての施術や対応を行うなど、何よりも安心・安全や誠実さが求められるものだからです。

たとえばファッションやエンターテインメントなど、個性が重視される業界では、専門学校でも奇抜な服装や髪型が認められていたリ、自由度の高い環境のなかで学ぶことができます。

ただし、医療専門学校のカリキュラムには実習の時間も多く設けられており、医療機関などの現場で実際に患者さんに接していきますし、すでに第一線で活躍されているスタッフとのコミュニケーションの機会も多くあります。

その際には「仕事をする場所」という意識を持つことが求められ、相手に清潔感や信頼感を与えるような格好をしなくてはなりません。

あまりに派手な髪色やピアスをしていると、「この子はやる気があるのだろうか」と思われてしまう可能性があるため、専門学校としては「髪染め禁止、ピアス禁止」というルールを設けることもあるようです。

学校では白衣や作業着を着ることも

医療専門学校の授業では、実習などで白衣や作業着を着る機会もあります。

卒業後に、実際に病院や治療院などで施術を行うことを想定して必要な技術の勉強をしていくため、時期によっては学校で過ごす時間の多くは白衣着用ということもあり得ます。

通学時の服装は基本的に自由ですが、授業ではあくまでも「施術にふさわしく、動きやすい服装」をしていくことが多くなります。

専門学校の種類によっては、1日中自由な私服で過ごせるところもありますが、医療専門学校の場合には、勉強する内容の特徴からも、学校内でオシャレをするというのは、あまりできないことが多いかもしれません。

医療専門学校では、学校によっては髪色やピアスについて規定が設けられている場合があります。

厳しいと感じるかもしれませんが、社会人になるための訓練という気持ちを持っていれば、案外すぐに馴染めるのではないでしょうか。

オンオフのメリハリをしっかりとつけて、学校ではその学校のルールに従って過ごしましょう。

医療専門学校の口コミ・体験談

医療専門学校 医療事務科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

将来は医療事務で就職することを目指し、一般的な授業の他にも病院での実習や検定の取得、仲間とのコミュニケーション能力を上げるためのクラブ活動などたくさん学べると思ったので医療事務歯科助手専門学校を目指しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

時間割をみるとたくさんの種類の検定を取得するために組んであるものだと思いました。

医療事務検定、ボールペン講座検定、パソコン検定など、これから働いていく上で全部使っていくものばかりだったので全てにおいて役に立った検定だと思っています。

医療専門学校の雰囲気

将来の目標がはっきりと決めてある学生が多かったのでみんな真面目に授業に取り組んでいる人ばかりでした。

そのおかげでお互いに支えあいながら検定の勉強にもやる気がでるのでとても良い環境だなと思います。

男女比は9:1と女の子ばかりでした。

医療専門学校で楽しかったところ

入学してからすぐにクラスごとに歌やダンスの発表会があり、一気にクラスメートと仲が深まったなと思いました。

もちろん苦手な子や得意な子がいる中、結果は上手く発表したいという意識はみんな同じだったのですぐ打ち解けあい毎日が楽しかったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

検定取得のための授業ばかりで、練習問題や小テストなどたくさんありました。

良い得点が取れないと本番の検定も落ちてしまうんじゃないかと焦る日々だったのでそこが一番大変だったし、苦労することが多かったなと思います。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

学校に通い始めてから半年ほどで就職活動だったのですが求人募集の数はすごくたくさんあり、バイトや実習で通った先に直接就職できるなど有利な点が多かったような気がします。

自分も求人募集にあった医療事務に応募し、バイトから始めた先に、卒業後はこのまま就職するのはどうと相手の病院の院長先生から声をかけてもらい就職しました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

将来の目標がたとえ曖昧だったとしても、幅広くの検定授業があったので学校に通いながら考える時間はたくさんあるので心配しなくても大丈夫だと思います。

クラスメートとも高めあいながら、先生も一生懸命にフォローしてくれるのでとても暖かい学校でした。

医療専門学校 診療情報管理専攻科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

働きながら社会貢献ができる仕事に就きたいと思い、医療業界を目指しました。

技術系(看護師や理学療法士など)は、歳をとって体力がなくなると働くのがつらくなるのではと不安があったので、事務系で診療情報管理士の資格取得を目指そうと思いました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

専門学校では実際の医療現場で働きながら講師をされている方が多くいらっしゃいます。

私の学校には医師、事務長、薬剤師経営コンサルタント会社社長などが講師をしています。

現場に必要なことを重点的に教えてくださったので、就職してからも全般的に役立っています。

医療専門学校の雰囲気

私の在籍していたクラスは40人中3人だけ男性で、圧倒的に女性が多いです。

みんな資格取得を目指して進学してきているので、クラスみんなで勉強を教えあったりと和気あいあいとしていました。

周りが勉強していると自然と自分の勉強も捗るので、資格の合格率はかなり良かったです。

医療専門学校で楽しかったところ

資格試験が続き一日中勉強する日が続きますが、文化祭、体育祭、遠足などの行事があり、とても気分転換になりました。

クラスの仲間との思い出もたくさんでき、大変な勉強も楽しい行事も一緒に乗り越えていき、卒業して5年たった今でもクラスの仲間とは仲良しです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

授業は午前のみ、午後のみの日などもあり、アルバイトも入れられますが、3ヶ月に1回ペースで資格試験があり、その勉強にかなりの時間を費やします。

また、資格取得に必要な実習もあり、勉強しながら実習も行き、間に就活をしていたので、そこは大変でした。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

8割が病院です。医療系の器具や製薬会社などの営業などに就職する人もいました。

医療事務は人員が足りなかったら必要な人数だけ補充する病院が多いので、診療情報管理士や医師事務作業補助者の資格を持っていても募集をしている病院が少なかった印象です。

私は診療情報管理士で就職することができました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

仕事に就くためのスキルをしっかり身につけられ、就職活動をサポートしてもらえたので、安心して就職できました。

先生も親身に相談に乗ってくれ、同じ目標に向かう仲間もいて、専門学校時代はとても充実していたと思います。

いまいちな点は食堂がなかったことくらいです。

毎日コンビニで昼食を買うのは学生のお財布には優しくなかったです。

医療専門学校 医療事務科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

事務関係に就きたいと思っていた中での高校の就職活動の元、さまざまな資料を見ていたら病院の就職情報がありました。

カルテの計算や専門的な知識がいると知り、「医療事務」に興味を持ち始め調べていたら専門学校のことが書いてあり、それで専門学校の道を探し始めたのがキッカケです。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

事務に役に立つのだろうか、と思いながら学んだのは「臨床医学」や「解剖生理学」です。

事務は全般だったからか「歯科衛生学」も触り程度ではあると思いますが学びました。

あとは「簿記」。

役に立っているのは「秘書」の授業です。

人への接し方や何かをする上での順番などが今も役に立ってます。

医療専門学校の雰囲気

高校時代と全く変わらぬ楽しさでした。

ただ一年だったのでクラスのまとまりがガッチリあるわけではなかったと感じます。

うちの学校は女子ばかりでした。

もちろん授業中には専門なことを教わってるので小中高の学生時代と比べたら真剣さはありましたが、雰囲気は凄く良かったです。

医療専門学校で楽しかったところ

学科専門の授業です。

カルテ計算は難しくもありましたが、将来直に繋がる勉強だったので楽しかったです。

パソコンの授業が楽しかったです。

専門のソフトを入れての授業でしたが、多分自分達はパソコンを高校まで触ってなかった時代だったので、友達に聞き合ったりしたゆるさのある授業でした。

もちろん医学専門の授業も面白かったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

簿記が最初の方は分かりやすくて頭にも入っていましたが、進むに連れ難しくなっていき苦難してしまいました。

試験、資格の勉強はつらかったです。

資格となるとクラスメイトの誰が受かったや落ちたが直に全員にわかったりして、どちらとも味わいましたがつらい、悔しい思いでした。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

卒業後には有難いことに病院に就職できました。

ほぼ医療事務が多かったと思います。

ある友人は病院の薬の方の事務に行きました。

就職できなかった友人は一般の会社の事務に行ったり資格をいっぱい取っておけばいいとまた別の専門学校に行きました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

専門的な知識をバンバン学べるので行って後悔はしないと思います。

ただただ勉強だったのがちょっと寂しいところでした。

ちょっとした行事も欲しかったとは思いましたが1年だったのでこんな感じかなと思います。

決して高校で一生が決まるわけではないのでとことん悩んで見るのもありだと思います。

医療専門学校 薬業科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

薬業科を目指したのは特に理由はありませんでした。

ただドラッグストアの仕事が当時はすごく新しくて楽しそうな気がしたので、お薬の勉強をしなければ働けないと思い専門学校で薬業科を目指しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

薬業科で学んだことは主にお薬の成分や飲み合わせ・漢方薬についてです。

人体についても学びましたが難しいので頭に入ってきませんでした。

ドラッグストアで就職したので、お薬の成分は特に役にたっています。

医療専門学校の雰囲気

薬業科の雰囲気はとてもいいと思います。

お調子者はどこにでもいますので仕方ありません。

意識に関しては学生なのでそこまで高いとは思いません。

男女比はちょうどいい感じに半々なので心配ないです。

医療専門学校で楽しかったところ

2年生になると中国に研修旅行に行きます。

そこそこの長期旅行なので楽しいと思います。

中国の学生の人たちとも交流があるのでここも楽しいです。

学生生活も色々イベントがあるので充実すると思います。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

薬業科のつらかった所は薬業の勉強なので難しいというところです。

先生も分かりやすく講義してくれますが、興味が強く意識も高くないと理解が難しいかもしれません。

特に人体に関してはさっぱり理解できませんでした。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

選ぶコースによって就職先が異なりますが、薬業科の就職先は主にドラッグストアです。

就職説明会もドラッグストアの本社の方ばかり来られていました。

ただ専門学校にいた方が就職するにはかなり有利になると思います。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

薬業科は就職先がほとんどドラッグストアだとは思っておいてください。

現在とても店舗数が増えてあちこちありますが、正社員で働けるというメリットもあるので、難しい勉強かもしれませんが頑張ってくださいね。

医療専門学校 臨床工学技士科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

医療系の資格をとって、人の役にたつ仕事がしたかったからです。

臨床工学技士なら、毎年増え続ける透析患者さんに対して、一人ひとりを何年にも渡り治療し続けます。

彼らの人生に寄り添い、力になりたいと思い、目指しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

透析が必要になる症状は、慢性腎不全です。

慢性腎不全になりやすい人は、糖尿病患者さんが圧倒的に多いです。

糖尿病にならないように、日々の生活を気を付けることによって、予防することができます。

暴飲暴食をせず、規則正しい生活を送るだけで、自分と家族を健康に保てます。

医療の知識は、病気の予防に役に立ちます。

医療専門学校の雰囲気

医療系の専門学校なので、国家資格を取ることが最終目的です。

国家資格が取れなければ、臨床工学技士として、病院に就職することができません。

学生は皆、高い意識と学習意欲を持っています。

男女比は、半々くらいです。

普通、理系は9割が男性なのですが、もともとが医療系なので、女性が意外と多いです。

医療専門学校で楽しかったところ

一クラス40人が、3年間一緒に学習しました。

同じ目標のために頑張る仲間どうしなので、皆仲良しでした。

県外から来ている人もたくさんいて、いろいろな方言が飛び交っていました。

文化祭では、医療系と理系、両方の展示をするようにしました。

私は理系の担当だったので、パソコン占いの係をして、女性のお客さんを呼び込みました。

上級生や下級生と一緒に活動したりして、楽しかったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

女性の多くが、電気、電子、物理、科学、実験など、理系科目の学習に苦しんでいました。

男性は逆で、病理学、解剖生理学など、医療系科目の学習に苦しんでいました。

心電図モニターや、基本的な検査データも理解できなければならず、とにかく授業に追い付くのがやっとでした。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

透析施設のある病院や医院に就職する人がほとんどでした。

総合病院に就職した人は、重症患者さんの血液浄化療法に携わるだけでなく、高気圧酸素療法や、ペースメーカー、人工心肺装着などの設定や操作、保守管理を行う仕事をしていました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

3年間、将来の高い目標に向かって、仲間達と真剣に取り組めたことが良かったです。

学生生活はとても充実していました。

しかし、臨床工学技士そのものが、一般的に認知度が低く、医療系ではない人達から理解されず、いちいち説明しなければならないことが苦痛でした。

でも、大きな病院ほど臨床工学技士を必要としているので、完全に売り手市場です。

当時の就職活動は楽でした。

医療専門学校 医療秘書学科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

将来医療事務として働きたいと思い志望しました。

大学よりも入学しやすく、早く仕事に就けるため専門学校神学を希望しました。

大学は自分で自分の学ぶ分野や資格を決めていかなければなりませんが、専門学校はクラス全員で共通の目標に向かっていくので、その方が自分に合っていると思い専門学校を目指しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

専門学校で学んで今役に立っていることは、パソコンのスキルと簿記です。

病院は専用の医療会計ソフトを業務で使用するのですが、それを入職前に学ぶことができたことは大きかったです。

また簿記の資格も履歴書に書けて、なおかつ実際の業務にも役に立っているので勉強してよかったと思っています。

医療専門学校の雰囲気

ほとんどが女性で、みんな将来は医療事務として病院やクリニックに就職したいと思っている人でした。

明るい性格の人が多く、友達もたくさんできました。

みんな同じようなところに就職するため、就職活動や、仕事をしてからも同じ話題で盛り上がることができます。

医療専門学校で楽しかったところ

共通の目的を持つ仲間と学べるところが楽しかったです。

特に同性の仲間が多かったため、友人もたくさんできて悩みを相談できました。

卒業後もその付き合いは続いていて、今でも悩みを共有できます。

そういった友達がたくさんできたことも楽しかったところの1つです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

資格の勉強が大変でした。

必ず取得しなければならない資格もあり、試験前は必死で勉強しました。

大学よりも勉強は大変ではないと思い入学しましたが、大学に行った友達の方が楽そうだなと思うくらい勉強がつらかったです。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

自分も周囲の人もほとんどが病院・クリニックに就職しました。

私は現在も医療機関に勤めておりますが、私の友人も転職はしていても医療機関に勤めている人がほとんどです。

医療機関は全国にあるので、結婚したり引っ越ししても同じ業界で働けることはありがたいと思っています。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

就職後の給与ですが、専門卒と大卒で違いがある場合が多かったのが、専門学校を選んでいまいちだったところです。

仕事は同じかむしろ私の方ができて、かつ経験年数も長いのに大卒の人の方が給与が高い場合がありました。

しかし資格をたくさん取れたことは専門学校の方を選んで良かったと思っています。

進路を決めるのは大変だと思いますが、その進路が最終地点ではなく、通過点なので一生勉強や努力は続くと思って、自分の夢に向かって頑張ってください。

医療専門学校 診療情報管理士科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

資格を持っていれば、結婚・出産などのライブイベントがあっても就職に有利だと思い、医療系の専門学校を目指しました。

その中でも診療情報管理士は、病院での需要が特に高まっていると知り、チャレンジしてみようと思い学科を決めました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

病院で働く上で必要な医学知識はもちろんですが、社会人として必要な礼儀・マナーについても学びました。

今は子育て中なので仕事はしていませんが、挨拶・礼儀などは働いているいないに関わらず、大人として大切なことなので勉強して良かったと思います。

医療専門学校の雰囲気

1クラスの人数が少なく、女の子ばかりだったのでアットホームな感じの女子校のような雰囲気でした。

高校までと違い、全員目指す職が同じなので検定や行事に向けての意識差があまりなく、一体感があったと思います。

医療専門学校で楽しかったところ

専門学校は勉強をするだけの場所だと思っていましたが、学校行事もたくさんあったところです。

特に良かったと思うのは、それぞれの行事に目的があったところです。

行事に達成感が生まれ、今でも良い思い出として残っています。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

当たり前のことですが、資格取得のための勉強が大変でした。

人生で1番勉強したのは、専門学生時代だと思います。

でも、どの先生も0から丁寧に教えてくださったので、在学中に難関資格を含め、数多くの資格を取得することができました。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

クラスメイトは全員、医療機関で就職を決めました。

他にもたくさん学科がありましたが、どこも同じように入学前に目指した職につくための職場に就職していた印象です。

今は子育て中で仕事はしていませんが、少し落ち着いたら復帰しようと考えています。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

明るく、情熱的な先生が多かったと思います。

正直始めは、もう少し放っておいてほしいと感じることもありましたが…、卒業するときには、そんな先生達が社会人の理想の姿と思えるようになりました。

楽しさだけでなく、厳しさももれなくついてきますが、メリハリのある学校生活が送れると思います。

学生生活で1番充実していたのは、専門学校時代だと、今でも胸を張って言えます!

医療専門学校 医療事務卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

専門学校の医療事務学科を目指した理由は、元々事務系の仕事がしたいと思っていたのですが、人と接するのが好きなので、患者さんとお話ができる医療事務を選びました。

また、医療系に興味があったのも理由の一つです。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

今役に立っていることは医療のことに関して知識があることです。

医療事務はお金の計算もあるので、医療に関して詳しくなります。

そのため、その知識が便利だったりするので学んで良かったと思っています。

また、薬の名前などを知ることができるので薬に関しても詳しくなります。

医療専門学校の雰囲気

学校の雰囲気はとても良く、95%が女性なので、みんなでワイワイと楽しく勉強ができました。

学校はただ厳しいだけでなく、旅行があったり、運動会があったりなど学生ならではの楽しみもあるので、学生気分で盛り上がることができました。

医療専門学校で楽しかったところ

楽しかったところはやはりイベントです。

例えば運動会でダンスをするなど、普通の専門学校や大学ではできないような特別なイベントがあります。

勉強だけではなくそういった楽しみもあり、みんなで時間をさいて練習をするので楽しかったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

学校でつらかったところはやはり勉強です。

楽しいこともありますが、勉強はかなり厳しく普通に居残りなどもあります。

それも急に居残りになったりするのでアルバイトと両立していた私はかなりつらかったです。

しっかりと勉強させられるので、本当に勉強をしたい人だけが入るところだと思います。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

やはり、医療事務系に仕事をする人が多かったです。

中には医療事務が合わないということで一般の事務などに行く人もたくさんいました。

私も病院へ就職が決まりました。

ですが、今は結婚しているので、仕事は普通に事務をしています。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

卒業後、思うことは、本当に勉強をしたい人が行く学校だということです。

もちろん、楽しむところは思いっきり楽しむというメリハリのある学校なので、ただ勉強だけではありません。

いまいちだったのは、この学校はどちらかといえば公務員で有名なので、医療事務は知られておらず、就職には弱いのかなと思いました。

医療専門学校 臨床検査科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

私は以前から医療関連の仕事について人を助けたいと考えていました。

医師や看護師などいろいろな医療職を考えましたが、私は微生物や細菌などに興味を持っていたため、一番携われる医療職として臨床検査について学べる専門学校を選ぶことにしました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

この学校に行けば、臨床検査に関することを一通り勉強することができます。

また臨床検査技師の受験資格を得ることができるので、そのまま臨床検査技師になり病院や臨床検査会社で働くことができます。

臨床検査学会などにも参加できるので、最新の臨床検査なども学ぶことができます。

医療専門学校の雰囲気

男女比は3対7ぐらいで、圧倒的に女性が多かったです。

学生の性格は非常に真面目で、毎日欠かさず授業に参加していました。

しかし真面目であるがゆえに交流に乏しく、あまり横のつながりが広がるということはなかったです。

医療専門学校で楽しかったところ

私が好きだった細菌や微生物を医療目線で学べるのが非常に楽しかったです。

病院での実習などもあるため、いろいろな医療職の方の働く姿や患者さん、命の尊さなども学ぶことができるので非常に自分にとって刺激を受けることが多かったです。

改めて臨床検査技師になりたいと感じました。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

専門学校だとカリキュラムがギリギリに作られているため、すべての科目が必修となります。

そのため朝から夕方まで学校に缶詰めにされるので、大学のように授業を自由に選択できることはありませんでした。

実習やテストも大変で、プライベートの時間はあまりありませんでした。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

卒業後の就職先は病院や臨床検査会社が多かったです。

私自身も臨床検査会社に就職し、臨床検査に従事しています。

他には治験関係の会社に行ったり、臨床検査機器を製造する分析メーカー、製薬メーカーに就職したりする人もいました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

臨床検査を学ぶなら大学よりも専門学校でしっかりと学ぶ方がいいと感じます。

大学だと4年間あるので中だるみしてしまいますし、知識も忘れてしまいます。

専門学校であれば3年間通えばよく、早く現場に出ることができます。

正直なところ、学校で学ぶことは基本的なことで、現場に出てからが本当の勉強です。

1秒でも早く現場に出ていろいろな経験をして、優秀な臨床検査技師になってください。

医療専門学校 臨床検査技師科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

医療に関わる仕事に就きたいという夢があり、数ある職種の中で特に興味を持ったものが臨床検査技師でした。

当時、体調不良なことが多く、少しでも医療に関する知識を持ちたいという思いがありました。

臨床検査技師の資格取得を目指せ、自宅からも通えるということでこの学校を選択しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

国家試験に向けた勉強で、努力は裏切らないということを本当に実感しました。

正直なところ、それまでの人生でここまでの努力をしたことはなかったかもしれません。

あることをきっかけにスイッチが入り、それ以来毎日猛勉強したところ、面白いくらいに成績が上がっていきました。

目標に向かって努力する大切さを学べて良かったです。

医療専門学校の雰囲気

男女比は3学年通して約7割が女性でしたが、性別関係なく仲が良かったです。

臨床検査技師は内向的、地道なイメージがありますが、決してそんなことはなく明るい人間が多かったように思います。

授業には真摯に取り組み、休み時間は楽しく過ごし、切り替えをうまくしてメリハリのある学校生活を送っていました。

医療専門学校で楽しかったところ

実習の内容によって、お互いに採血をしその血液を検体として使うことがあります。

生化学検査やアレルギーの検査をしたり、赤血球・白血球の数を数えたりします。

また、心電図やエコー、脳波の実習もあり、実際に臨床で使われている機械に触れることができます。

そのような臨床検査技師だからこそできる内容の実習が楽しかったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

どこの学校でもそうかと思いますが、レポートをまとめることがとても大変でした。

1週間行った実習の内容を、毎週末時間に追われながらまとめていました。

難しい試薬の名前、操作手順、考察など、実習中に取ったメモと教科書を見ながら必死でした。

そのまま朝を迎えることもしばしばあり、つらかったです。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

多くの人が病院またはクリニックへ就職します。

次いで検査センターへの就職です。

私の周りにはいませんでしたが、治験の会社や、製薬会社への就職の道もありました。

私自身は病院に就職し、初めは一般検査という部門に配属され、数年後には生化学検査へ異動をしました。

病院によって異動の有無はさまざまなようです。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

全員の国家試験合格を目指して、先生方の気合いが入っています。

いい方向へと誘導してくれ、それに応えようと生徒たちも努力するため、とても良い関係が築けます。

就職活動に関しても手厚いサポートがあり、また卒業後にも再就職の相談ができます。

専門性のある仕事に就くことを目指すのであれば、専門学校はとてもいい選択だと思います。

医療専門学校 診療放射線学科卒業生の体験談・口コミ

医療専門学校を目指した理由

私は、高校3年生まで実際はやりたいことはありませんでした。

進路を考えているときに看護師をしている母が放射線技師になればと提案をしてくれ知り合いの放射線技師の方に病院見学をさせていただき患者さんのためにできる仕事でいい仕事だなと思い、進学をしました。

また、この専門学校は3年で卒業できるので、早く働けると思い進学しました。

医療専門学校で学んだこと・役に立っていること

学校では、放射線の取り扱いの基礎知識、レントゲンやCTを撮影するときの患者さんの退位など病院で働くときに必要な知識を学びました。

また、撮影をした画像の見方なども学びました。

技術的、知識的なことはもちろん、この学校はスーツ登校でしたので社会人としてのマナーなどもしっかりと教えていただき、今すごく役に立っています。

医療専門学校の雰囲気

学生の性格としては九州の学校であったのですごくおっとりとしていて優しい人が多かったです。

意識の面はやはり学費が高い分、両親に感謝し勉強をしている人が多かったです。

男女比としては、6対4ぐらいの割合でした。

医療専門学校で楽しかったところ

勉強量が多く、大体の生徒さんは疲労がかなりありました。

でも、この学校はスポーツ大会といって1、2、3年生対抗でソフトボール大会がありました。

体を動かす暇もないくらいに勉強をしていたので、こういう体を動かす機会やクラスのみんなと一緒にできることがすごく楽しかったです。

医療専門学校でつらかったところ・大変だったところ

つらかったところは、やはり勉強量の多さです。

一日4限の授業を受講してテストは一年に4回ほどあり、常に勉強という状況だったのでとてもつらかったです。

家に帰っても勉強することは多くレポートをびっしりと埋めることがとても大変でした。

レポートもかなりの量を課せられていました。

医療専門学校の卒業後の就職先・進路

やはり九州にある専門学校なので就職先は九州特に福岡県が多かったです。

九州全県に就職先がありました。

まれに東京や大阪などにも就職しています。

病院に勤める人がほとんどでしたが、学校の教師として就職された方もおられました。

またメーカーに勤める方もおられました。

医療専門学校卒業後の所感・メッセージ

良かったところは、3年で卒業できるため早く働ける点です。

ですが、その分授業のスピードも速くテストもかなりありました。

そのような環境で勉強することができたので自分自身かなり成長することができました。

先生方はいい人ばかりでとても勉強しやすい環境でした。

高校生のみなさん、自分がしたいことを明確にして進学先を選択してください。

勉強は大変ですが、その大変なことをした先に何が待っているかをイメージしながら勉強してください。

この記事のまとめ

医療専門学校は全国にたくさんあり、目指せる職業・仕事もさまざまなものがありますが、医療専門学校によっては特定の学科しか置いていないところもあります。

医療系の勉強ができる専門学校を探す際には、各学校のカリキュラムや情報をよく確認してください。

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