バスガイドの働き方の種類・雇用形態

バスガイドの雇用形態

バスガイドの働き方は、おもに以下の5種類です。
・正社員
・契約社員
・派遣会社からの派遣
・アルバイト、パートタイマー
・フリーランス

これからバスガイドとして長く働きたいと思っているのであれば、社内研修でしっかりと知識とスキルを身につけることができる「正社員」または「契約社員」として働くことをおすすめします。

ある程度バスガイドとしての経験を積めば、派遣会社やフリーランスとして、さまざまな観光バス会社で働くという選択肢も現実味を帯びてきます。

バスガイドは、体力的にやや厳しさを感じやすい仕事でもあるため、年齢が上がると、体力面や家庭の事情を考慮して正社員・契約社員から「アルバイト」や「パート」に雇用形態を変更する人もいます。

以下では、それぞれの雇用形態・働き方の特徴、メリット・デメリットを紹介します。

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正社員のバスガイド

正社員は、バスガイドとして最も安定した働き方であり、かつ、キャリアアップを目指しやすい雇用形態といえます。

安定した給料とボーナス、福利厚生を期待でき、仕事内容も基本的には決まっているため、バスガイドとして長期的なキャリアを見据え、スキルアップするのに適しています。

契約社員のバスガイド

正社員として採用される場合でも、最初の数ヵ月は「契約社員」の形で働くというケースもあります。

雇用形態の名称は異なりますが、実際の仕事内容は正社員のそれと大して変わりません。

一定の期間を単位とした契約更新を基本とし、勤務態度などに問題がなければ更新される働き方となりますが、勤務態度などに問題があれば契約を更新してもらえない可能性もあります。

正社員に比べると不安定さもありますが、契約社員としてまじめに働いていれば正社員登用されることも多いです。

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派遣のバスガイド

派遣として働くバスガイドもいます。

こちらは派遣会社に登録し、日程や条件が合えば、指定の観光バス会社で仕事をするといったスタイルです。

派遣のバスガイドの需要は意外と大きく、たとえば自社でバスガイドの正社員を雇っていない会社が、派遣中心で仕事を回していることがあります。

あるいは、繁忙期で人手不足の際に一時的に人手がほしいといった理由で、派遣のバスガイドの仕事量が増えることがあります。

こうした事情があるため、派遣のバスガイドには「即戦力」としての活躍が期待されており、基本的には経験者が求められます。

正社員よりは不安定な働き方ですが、ベテランの派遣バスガイドは好待遇で採用されることもあります。

アルバイト・パートのバスガイド

バスガイドの働き方には「アルバイト・パートタイマー」といった雇用形態もあります。

なお、一般的なアルバイトの働き方のメリットは「勤務時間が正社員ほど長くない(残業をしなくてよい)」「正社員よりも簡単な仕事が多い」といった内容が挙げられますが、バスガイドはそうでもありません。

まず勤務時間に関しては、バスツアーに同行するという関係上、半日で終わるといった働き方は現実的ではなく、1日フルで働くことがほとんどです。

ただ、正社員との働き方の大きな違いは「勤務日数」です。

求人内容によっては、アルバイトは月間数日のみの勤務でもOKというところもあるため、あまり仕事に時間を割けない人には適しています。

ただし、派遣と同じくバスガイド経験があることが必須の求人が多く、未経験者がバイトとしてバスガイドの仕事をすることは現実的ではありません。

フリーランスのバスガイド

フリーランスとしてバスガイドの仕事をする人もいます。

経験豊富なバスガイドはフリーでも雇いたいという企業は多く、派遣と同じように、繁忙期などで人手が足りないときなどに、とくに重宝されます。

なお、フリーランスは労働基準法が適用されず、福利厚生などの面はほとんど期待できません。

しかし、自分の希望に沿って自由な働き方がしやすく、組織に縛られずに働きたい人、さまざまな現場を経験したい人などが、フリーランスの働き方を選択することがあります。