アートディレクターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
アートディレクターを目指すきっかけで多いものは?
アートディレクターは、未経験者や新人がいきなりなる職業ではなく、広告やグラフィックのデザイナーとして経験を積んだ人が就くケースがほとんどです。
そのため、グラフィックデザインのスキルや経験を生かしつつ、「よりいっそうステップアップしたい」という思いをもってアートディレクターになる人が多いです。
アートディレクターは、クライアントから直接ニーズを聞き出し、コンセプトや企画を作るところからプロジェクトに関われます。
自らのアイデアや発想を形にできるため、やりがいが大きく、その点に魅力を感じて目指す人が多いです。
アートディレクターの役割は、デザイナーとしての知識・スキルが十分でないとなかなか務められません。
だからこそ、広告やデザイン業界で身につけた自分の経験・実力を確かめ、さらに幅を広げるために、アートディレクターを目指す人も多いようです。
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アートディレクターの志望動機の考え方
ひとくちにアートディレクターといっても、得意な領域や専門性は人によって異なってきます。
ポスターやCMなどの広告メインで経験を積んできた人もいれば、Webや映像などの方面の経験豊富な人もいます。
いずれにしても、アートディレクターは経験やスキルが重視される職種です。
就職・転職活動の際には、まず志望先がどのような人材を求めているかよく理解しておくことが重要です。
そして、自分がもっている具体的なスキルと、実績を志望先でどのように生かせるのか、わかりやすく伝えましょう。
アートディレクターの志望動機の例文
「私はこれまで、広告代理店のグラフィックデザイナーとして約6年ほど経験を積んでまいりました。
多くの人の目にふれ、新しい行動を起こさせる可能性を秘めた広告制作に携わることは、非常にやりがいを感じています。
デザイナーとしてさまざまな案件に携わって経験を積むなかで、少しずつ広い視野を持ちはじめ、よりコンセプトに近いところから案件に関わっていきたいと考えるようになりました。
現在も、デザインチームリーダーとして、後輩の指導や管理を任されていますが、これからは一段階ステップアップし、アートディレクターとしてビジュアル全体のマネジメントに本格的に携わっていきたいと考えています。」
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アートディレクターの面接で聞かれること・注意点
アートディレクターの面接では、志望動機もそうですが、スキルや実績について深く問われることが多いです。
経験者中心で採用される職種だからからこそ、これまでにどのようなプロジェクトに関わり、どういった成果を残してきたのかを伝えましょう。
自分のデザイン実績が目に見えてわかるポートフォリオを用意しておくことも大事です。
なお、アートディレクターは個性が重視されやすい職種であるため、面接時の服装は自由である場合も多いです。
ただし面接ではあまり華美な服装ではなく、ビジネスカジュアルを意識しながらも、どこかに自分らしさを出せるとよいでしょう。
またアートディレクターは業務上でクライアントのニーズを的確に理解し、提案する力が求められます。
面接の場でも、面接官が投げかける質問の意図を正しく理解し、「どういえば相手に伝わりやすいか」を常に意識して答えていくことが重要です。
アートディレクターの自己PRのポイント
アートディレクターは、グラフィックデザインの知識・スキルを備えたうえで、ディレクターとしての管理能力やコミュニケーションスキルが求められる仕事です。
そうしたスキルがあり、アートディレクターの適性があることを意識してPRしていくとよいでしょう。
この職業において、経験や実績は他の候補者との差別化になりますので、積極的に伝えることが大切です。
アートディレクターの履歴書で気をつけるべきことは?
アートディレクターの履歴書では、自分のもっているスキルや専門性を、できるだけわかりやすく伝えることが大切です。
わかいやすいところでいうと、使用できるグラフィックデザインのソフトや、保有資格は正しく記載しましょう。
どれくらいの実務レベルに達しているのかまで記載すると、読む人にとってはわかりやすいです。
また、業界での実務経験は時系列で記し、どのようなプロジェクトにどういう役割で関わってきたのかを簡潔に添えるとよいでしょう。
また一般的な履歴書や職務経歴書とは別で、自身のデザイン作品や実績などをまとめたポートフォリオを作成しておきましょう。