アニメーターに必要な画力は? 独学で練習できる?

アニメーターになりたいと考えたとき、学校に通う時間や費用の問題から、独学で学ぶことを思いつく人もいるでしょう。

本記事では、アニメーターになるには独学で勉強を進めてもいいのか、必要な勉強内容などについて紹介します。

アニメーターに必要な画力

デッサン力

人・動物・建物・食べ物など、アニメーターは世の中のありとあらゆるものをさまざまな角度から描ける力が必要です。

アニメーターはコマ単位で絵を描いていかなければならないため、普通に生活していては見逃してしまいそうな瞬間も、絵に起こせなければならないのです。

そのためには日ごろから観察力を高めて、気になるものがあればすぐにデッサンをする練習が役立つでしょう。

デッサン力は毎日訓練することで確実に上達しますし、いわゆる「アニメ画」以外のものを描くことも、画力を高めることにつながるといわれています。

クリーンアップ

鉛筆で美しい線を描く「クリーンアップ」ができるようになることも必要です。

クリーンアップとは、粗い線で描かれた原画を清書する作業のことで、動画の仕事を始めたら、まずはこの作業を任されるのが一般的です。

クリーンアップは、作画の工程においてとても重要な要素です。

しかし、ただ線を描くだけといっても原画のニュアンスを崩してはいけませんし、彩色のために線が途切れてはいけないなどの制約があり、慣れるまでには時間がかかります。

レイアウト・パースのスキル

レイアウトやパースに関するスキルも欠かせません。

キャラクターを上手に描けるだけでなく、背景をどう描くか、画面をどのように構成するかは、作画の際の重要な要素となります。

構図に関連する専門書籍などを見ながら、地道に練習することが大切です。

独学でアニメーターになれる?

学歴は関係なし

アニメーターを目指す上では、基本的に学歴を問われません。

有名なアニメーション専門学校や美術系の大学で学んだ経歴があっても、実力がなければバッサリと切られてしまう世界です。

逆に言えば、絵を描くスキルさえあれば独学であろうとアニメーターになることは十分可能といえます。

ただし、制作現場で求められる最低限のスキルを独学で身につけるのは難しいため、独学は人一倍の努力が必要と考えておきましょう。

作品を持ち込む

アニメーターを目指す上で必要な絵のスキルや練習方法については、書籍やインターネットで情報を集めることが可能です。

ただし、自分の描いた絵の良し悪しを客観的に判断するのは非常に難しいものです。

学校に通うメリットのひとつは、独りよがりにならず、人から自分の絵についてアドバイスしてもらえるという点にあります。

もし独学で絵の練習を重ねていくのであれば、一度自分で描いた絵を制作会社やスタジオに持ち込んで、プロに見てもらうのがよいでしょう。

大手制作会社は受け付けていないことがほとんどですが、中小の制作会社やプロダクションであればアニメーターを常時募集している企業もあります。

独学でアニメーターになるにはのまとめ

絵を描くスキルさえあれば独学であろうとアニメーターになることは十分可能です。

ただし、自分の描いた絵の良し悪しを客観的に判断するのは非常に難しいものです。

アニメーターになるには、ありとあらゆるものをさまざまな角度から描くデッサン力、粗い線で描かれた原画を清書するクリーンアップのほか、レイアウトやパースに関するスキルも欠かせません。

これらの知識や情報は書籍やインターネットで集めることが可能ですが、もし独学で目指すのであれば、一度自分で描いた絵を制作会社やスタジオに持ち込んでプロに見てもらうのがよいでしょう。