入国審査官の1日

空港等ではシフト勤務体制

入国審査官は、主に地方の入国管理局や支局、出張所、入管管理センターに勤務します。

現在、空港などで出入国審査や在留審査を行っている入国審査官は、全国で2200人ほどとなっています。また、人材交流や育成のため、他の省庁や在外公館に勤務している人も多くいます。

入国審査官は、国家公務員であり、勤務時間は原則として1日7時間45分、週休2日と定められています。

一方で、空港などで出入国審査関連業務にあたる場合は、航空機の発着に伴って出入国審査が行えるようにシフト勤務体制がとられます。

その際には、1週間あたりで38時間45分、休暇も4週間につき8日と定められています。

時には夜勤が必要とされ、土日が休みというわけでないためスケジュールの管理、体調管理などが重要となります。

残業も増える傾向に

日本に入国する外国人は2013年には年間約1036万人となり、国の観光立国推進計画では、2020年までに年間2000万人に増やすという目標を掲げられています。

このようなグローバル化を背景として、出入国を管理する業務も増加傾向にあり、年末年始やお盆といった長期休暇の時期には、入国審査官の仕事は非常に多忙になり、残業が必要となることも多くなっています。

業務の効率化を進める計画も

出入国審査業務では、空港の審査ブースで出入国者に対してパスポートを確認し、入国目的や滞在期間などを質問します。

現在は、外国人1日あたりの出入国審査は20分後半程度かかっているといわれますが、国として今後は20分を切ることができるよう体制を整えています。

業務のスピードアップのため入国審査官を2020年までに約800〜1100人の増員したり、審査ブースを増設したりなどの計画を進められているため、今後は勤務環境などの改善も期待できるでしょう。