入国審査官のつらいこと・大変なこと・苦労

入国審査官のつらいこと・大変なこと

業務の難易度が増している

入国審査官の仕事は、一般的に激務であるという印象が強いです。

近年、日本への出入国者数は増加傾向にあり、さまざまな理由・期間で日本と外国を行き来する人がいます。

入国審査に関わる法律が変化すれば、それに応じて仕事の仕方も変わります。

迅速かつ的確に入国審査を進めるスキルが求められ、「日本の安全に関わる仕事である」という責任感と使命感を持ち続けなければならないのです。

コミュニケーションが難しい場合がある

入国審査官はその仕事の関係上どうしても外国人と接する機会が多くなりますが、これがなかなか難しい場面も多いのです。

入国審査官は語学力の高さを求められますが、「外国語が話せること」がイコール「外国人と円滑なコミュニケーションを図れる」ことにはなりません。

さまざまな事情・文化を背景とする外国人の中には、コミュニケーションをとることが困難なケースもあり、円滑に業務を進めることが難しくなります。

転勤がある

入国審査官の仕事は、ときには「転勤」が必要になるケースもあります。

基本的に同じエリア内での転勤になるのですが、昇進や出向などで遠くの地に転勤になるケースもあります。

特に、外務省出向・在外公館勤務となると諸外国が勤務地となるため、プレッシャーに感じる人も少なくありません。

シフト制による不安定な業務スタイル

入国審査官の仕事は、空港などでの業務に関しては「シフト制」で進められます。

特に、24時間で発着する空港や港となると、早朝勤務や夜勤を含めたシフトが組まれるため、生活スタイルが安定しません。

入国審査官の悩み

旅行シーズンに休めない

入国審査官の繁忙期は「旅行シーズン」です。

旅行シーズンには出入国者数が増加するため、必然的に入国審査官の仕事量も増えることになります。

この時期に長い休みを取ることは難しいでしょう。

休日の予定を組みにくい

さらに、休日の予定を組みにくいという点があります。

入国審査官の仕事は勤務先によってはシフト制であるため、決まった曜日に休みをとれない人も多いのです。

休みが平日のみになる人もいるため、同じ平日休みの友人と遊んだり、家族との時間を大切にするなどしてプライベートを充実させる必要があります。

仕事に感情を持ち込めない

入国審査官の仕事は「感情」を持ち込むことができず、それに悩んでいる入国審査官もいるでしょう。

入国を拒否される人の中には、同情するような事情を抱える人も少なくありませんが、そうした人の入国を許可してしまうと、日本の安全や利益を損なう結果になる可能性も否定できないのです。

常に冷静かつ客観的な視点で仕事をこなす必要があり、そうすることで日本の入国審査の厳正さを維持していかなければなりません。

入国審査官を辞める理由で多いものは?

ストレス

入国審査官は、ストレスが溜まりやすい仕事でもあります。

審査する中でどうしても入国拒否を言い渡さなければならないケースもありますが、相手が大人しく従ってくれるとは限りません。

言語が通じない可能性もある外国人とのコミュニケーションなどたいへんなことも多いため、肉体的および精神的にストレスを溜めてしまい、それに押しつぶされて辞めてしまう人もいます。

業務が忙しくなった

近年、日本を訪れる訪日外国人数は増加傾向にあり、それに伴って入国審査の業務も多忙化します。

それに対して入国審査官の数や審査ブースの増員が不十分な職場だと、入国審査官一人ひとりの負担は増加してしまいます。

業務の多忙化に耐えられなくなり、辞めてしまう人も少なくありません。