入国審査官の需要・現状と将来性

入国審査官の現状

入国審査官の仕事は、「日本に入国しようとする人の数や属性」に応じて変化します。

現在、訪日外国人数や海外旅行する日本人の数(特に前者)は増加傾向にあり、旅行や留学、ビジネス目的などさまざまな目的で日本を訪れる人が多くなっています。

各地でインバウンド対策が講じられているように、日本全体として海外旅行者数の増加は歓迎ムードにあるのです。

一方で日本への入国目的も多様化しており、旅行やビジネスだけでなく、国際結婚のように長期滞在を目的とする外国人も増えており、入国審査官の審査内容も多様化しています。

単純な仕事量の増加だけでなく、より高度で専門的な知識を必要とする入国審査の需要も高まりつつあり、入国審査官の仕事はより高い使命感と責任感を持つべきであると考えられます。

入国審査官の需要

入国審査官の仕事は、以前よりも高い需要が求められているといえます。

入国審査官の仕事は訪日外国人数の増加に伴い単純に仕事量が増え、訪日目的の多様化に従って審査内容も複雑化していくことで業務の多忙化・複雑化が懸念されています。

仮に入国審査官の需要が減少するとすれば、それは訪日外国人数や海外渡航者数が減少しているということですが、訪日外国人を増やすことは政府の施策でもあるので、急に訪日外国人が減少することはないでしょう。

入国審査官の仕事に対する需要は今後も維持されると考えられます。

入国審査官の将来性

現在の日本は訪日外国人数、特に旅行目的での訪日外国人数の増加を期待し、各地でインバウンド需要の増加に対応しています。

スポーツの世界的な大会を始め、万国博覧会などの機会に日本を訪れる外国人の数は増えていくでしょう。

そうなれば、その窓口となる入国審査官の仕事も、時代のニーズに合わせて変化しなければなりません。

現在、入国審査業務の迅速化に対応すべく、入国審査官の人数および入国審査ブースの増加が進められており、入国審査官の負担は将来的に減らされるものと考えられます。

それに伴い、入国審査官の職場環境の改善も進められることが期待されています。

入国審査官の今後の活躍の場

入国審査官の今後の活躍の場は、大きく変化することはないと考えられます。

入国審査官の仕事の場所は主にオフィスワークか、各地の空港や港での入国審査業務に大別されます。

ただし、エリア内外での転勤や他省庁への出向などはありますので、異なる職場で経験を積むこと自体は十分に可能な仕事です。

場合によっては外国の日本大使館で働くことになるかもしれませんので、将来的に国際経験の豊かな入国審査官として活躍できるようになるかもしれません。