入国警備官の社会人採用

「社会人」区分の採用試験

入国警備官採用試験では、高校(もしくは中等教育学校)卒業見込みの人もしくは高校(もしくは中等教育学校)卒業後5年を経過していない人を対象とした「警備官」区分のほか、40歳未満の人を対象とした「警備官(社会人)」という区分での試験も実施されています。

この社会人試験は平成24年度から新設されましたが、「警備官」区分では例年30〜50人程度が採用されるのに対し、「警備官(社会人)」区分の採用予定人数は若干名となっています。

受験資格・試験内容

社会人区分の受験資格は「40歳未満の者」となっています。また、そのうち「警備官」区分で「規定した期間が経過した者及び人事院が当該者に準ずると認める者」に限られています。

試験内容に関しては「警備官」と同様で、第1次試験と第2次試験が実施されます。

1次試験:基礎能力試験(多肢選択式)、作文試験
2次試験:人物試験(個別面接、性格検査)、身体検査、身体測定、体力検査

合格者の決定方法について

「警備官(社会人)区分」の合格者は、各試験科目の成績を総合して決定されます。基礎能力試験と作文試験に関しては、試験種目ごとに平均点、標準偏差が出され、所定の計算式にて出された「標準点」が得点となります。

また、人物試験はA~Eの5段階評価となり、こちらも各段階の標準点が算出されます。しかしC以下であると、他の成績がいくら良くても不合格となってしまいます。

そして基礎能力試験、作文試験、人物試験の3つの試験の合計の標準点を「7」とし、基礎能力試験が7分の4、作文試験が7分の1、そして人物試験は7分の2という配点比率で計算されます。

基礎能力試験で基準点(満点の30%)以上とった人のうち、得点に基づいて第1次試験の合格者が決定します。

身体検査、身体測定、体力検査に関しては点数が出されませんが、合否の判断材料にはなるため注意が必要です。標準点の詳しい計算方法や試験の詳細に関しては、人事院発表の情報を確認してください。
平成24年度 人事院発表:社会人区分の合格者の決定方法