介護事務のつらいこと、大変なこと、苦労

「何でも屋」としての活躍を期待されることも

一般的に「事務」というと、パソコンに向かってのデスクワークを想像するかもしれませんが、介護事務は普段からバタバタと走り回って多岐に渡る仕事をこなしています。

もちろん、介護報酬の計算や請求書作成といった業務はデスクワーク中心となるものの、ケアマネージャーのサポートをしたり、問い合わせ窓口として外部の人と話をしたり、ときには介護の手伝いをお願いされたりと、机の前に座っているだけの仕事ではありません。

とくに人手不足の職場では、どのスタッフも余裕がない中で働くことになりがちです。

介護事務は事務所でいつも施設全体の動きを見ているため、あちこちからいろいろな質問を受けたり、ちょっとした雑用まで頼まれたりと、「何でも屋」としての働きを期待されることも多々あります。

あまりに忙しいとパニックになってしまいそうになることもあります。

「人から頼られる」ということは喜びを感じられますし、やりがいはたくさんある仕事ですが、オフィスで落ち着いて華やかに働く事務のイメージを持っていると、考えていた姿とは違うと思ってしまうかもしれません。

給料が上がりにくい

介護事務は介護関連施設の増加とともにニーズが高まっている仕事ですが、他の福祉系職業と同様、まだまだ給料や待遇面ではそこまで恵まれていない仕事だといわれています。

経験を積むことで徐々に給料が上がることはあるものの、それでも大幅な昇給は望みにくい面があり、がんばってたくさん稼ぎたいと思っている人は不満を感じてしまうかもしれません。

そのなかでも、現場で介護にまで携わる場合には、夜勤手当や資格手当などが付いてそれなりの額に達しやすいといわれています。

しかし、事務の仕事だけを担当する場合には、忙しい割にあまり良い待遇が用意されていないこともあります。

とはいえ、事情は事業所によってまちまちですし、社会全体として福祉職の賃金面の改善を図る動きも出てきているため、今後は状況も変わっていくかもしれません。