女性の議員秘書

「政策立案」志向の女性秘書が目立つように

男性が多いといわれる議員秘書ですが、これまでも、大物国会議員を支えるベテラン女性秘書など、高い評価を集める女性秘書は存在しました。

最近では、政策立案などの政務担当を志す女性秘書が目立ち始めたといいます。

政務にかかわると、他の仕事ではなかなか味わえない「国の未来をつくっている」実感がわき、強いやりがいを感じられるそうです。同じ議員事務所の秘書仲間とともに、議員を支えていくのも喜びといいます。

しかも、議員秘書の内、公設秘書は国家公務員で、高収入。議員秘書は魅力の高い仕事といえます。

このような魅力のある議員秘書職に女性が就くとしたら、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

ハードワークはチームワークで乗り切る

議員秘書はやりがいのある仕事ですが、「ほぼ年中無休」の議員に仕えるため、なかなか休めないといいます。

土日出勤、深夜になっても終わらない会合、延々と続く支援者回りなど、ハードワークに体がついていかなくなることがあります。

疲れ果てて休んでいる時でさえ、いつ呼出しがかかるか分からないので携帯の電源は切れないそうです。

男性秘書でも音を上げることがありますから、秘書職は女性にとって体力的にかなりキツい仕事といえます。

この仕事のキツさに対し、先輩女性秘書たちは、同じ事務所の秘書同士で順番に休みを取るなど、協力し合って対処しているようです。ハードワークはチームワークで乗り切るわけです。

強みをつくって「議員の落選」、「出産退職」リスクに備える

ハードワークに続く、議員秘書職のもう一つの厳しさ。それは、議員が落選すると、必然的に秘書も失職する点です。

さらに、女性の場合、秘書職は激務ですから、体力的な無理を避けるために、出産や育児などで一時的に離職しなければならないことも考えられます。

しかし、このような理由から職場を失っても、ウリになる強みがあると、次の職場を比較的ラクに見つけられるといいます。

たとえば、情報収集力に秀でていたり、財務金融全般に詳しかったりする場合、別の議員や企業トップと接する機会に、普段からさりげなくこれらの強みをアピールしておくと、いざという時に新たな議員秘書職、社長秘書職への道が開かれやすくなるからです。

ですから、秘書は、万一に備え、自分は何を強みにするかを決めて、日頃からスキルを磨いたり、知識を深めたりしておいたほうがいいでしょう。

なお、最近では元秘書と秘書募集中の議員のマッチングサービスもありますから、そうしたサービスの利用も職探しをする際の選択肢に入れておきましょう。

魅力と厳しさを併せ持つ議員秘書職ですが、知恵と工夫があれば、多くの女性が議員秘書として活躍できそうです。