ヨガインストラクターに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
また、自分が働くイメージをもつためにも適正やスキルを知ることは大切です。
この記事では、ヨガインストラクターに向いている人・適性・必要なスキルについて解説します。
ヨガインストラクターに向いている性格・適性
- ヨガが大好きな人
- 自分自身でヨガの知識や技術をどんどん身につけていける人
- 哲学的なテーマやスピリチュアルな要素にも興味のある人
- 心身ともに磨き続けるという姿勢をもてる人
ヨガが大好きで、とことんヨガと向き合える人
ヨガインストラクターに向いているのは、まず、ヨガが大好きなことです。
一生、ヨガと付き合いたいと思っているような人にオススメです。
もともとヨガは解脱(色々な束縛から解放されること)を求めるための修行法で、非常に奥の深いメソッドです。
ヨガの魅力にハマッた人でなければ、長続きしないでしょう。
また、ヨガではポーズをとりながら呼吸法を実践します。
お手本として生徒に見せる以上、一定レベルのヨガ能力が必要です。
ポーズを見た生徒から「先生のようになりたい」と思われるようになるために、自分自身でヨガの知識や技術をどんどん身につけていける人に向いている仕事です。
精神的なテーマや人間の内面に興味を持てる人
ヨガインストラクターは、「幸せとは何か」といった哲学的なテーマやスピリチュアルな要素にも興味のある人が向いています。
ヨガをはじめる時は美容やダイエットが目的だった人でも、ヨガを長く続けるうちに、たいてい精神面や自分の内面に興味をもつようになります。
そんな生徒と精神面や人間の内面について話ができなければ、生徒から物足りなさを感じられてしまうでしょう。
心身ともに磨き続けるという姿勢をもつことは、ヨガインストラクターにとって欠かせない要素だといえます。
ヨガインストラクターにとって体型は重要?
ヨガを習う人の多くが、
- ダイエットをしたい
- もっと健康的になりたい
といった思いを抱いています。
そのような人たちと向き合うためには、やはりヨガインストラクターもはつらつとして、健康的であることが望まれます。
あまりに太っていたり、不健康そうな見た目であると、生徒さんも心配してしまうでしょう。
こうしたことから、ヨガ教室によっては、ヨガインストラクターにふさわしくない体型であると採用しないこともあるようです。
痩せすぎているのがよいわけではありませんが、適度な筋肉をつけ、ひきしまった身体をつくっておくことは、この仕事を続けるうえで大事なポイントとなるでしょう。
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ヨガインストラクターに必要なスキル・能力
ある程度の柔軟性は必要
ヨガでは、全身を使ってさまざまなポーズをとっていきます。
そこでは柔軟性が求められる動きも多く、身体がかたい人にとってはなかなか思い通りにできないこともあるでしょう。
そのようなヨガを指導する立場として、ヨガインストラクターにも、ある程度の柔軟性は求められます。
インストラクターは、レッスンの際、生徒に対して「お手本」となるポーズを見せていきます。
そこで「身体がかたいのでできません」というわけにはいきませんし、正しい姿勢でポーズをとるためには、やはり柔軟性はあるに越したことがないというのが正直なところです。
努力をすることが大事
しかし、特別に身体が柔らかくなくても、あるいは少しかためであっても、インストラクターとして採用されるケースはゼロではないようです。
きちんとトレーニングを続けていれば、少しずつ身体は柔らかくなるといわれていますし、ヨガのポーズも無理なくできるようになります。
何より大切なのは、
- 柔軟性を高める努力を続けること
- インストラクターとして必要な知識や技術をきちんと習得しようとすること
の2つです。
そしてインストラクターを本格的に目指す前から自身でヨガ教室に通い、できる限り身体を柔らかくしておいたほうがよいでしょう。
自分が苦労したからこそ教えられることもある
いまヨガインストラクターとして働いている人の全員が、はじめからヨガを得意としていたり、身体がものすごく柔らかかったというわけではありません。
なかには最初は前屈もほとんどできないような、全身ガチガチの状態だった人もいるようです。
そうしたインストラクターは、ある程度の柔軟性を身につけるまでに少なからず苦しい思いを味わってきたことでしょう。
すると、最初から何の苦労もなくさまざまなヨガのポーズができるインストラクターよりも、「できない人」の気持ちを理解しやすいはずです。
生徒さんは運動が得意な人・苦手な人、体力のある人・ない人、さまざまな人がいます。
どのような生徒さんに対しても、きちんとした指導ができることは大前提ですが、
- 生徒さんのもつ悩み
- こうなりたいという思い
をよく理解し、心にしっかりと寄り添えるインストラクターは、より信頼を集めやすいといえるでしょう。
ヨガインストラクターに向いていないのはどんな人?
ヨガインストラクターは、自分自身がヨガのことを大好きで、ヨガをするのが得意というだけでは、なかなか務まらない仕事です。
あくまでも「先生」という立場になるため、生徒一人ひとりのことをよく理解して、わかりやすく指導していく力が求められます。
どれだけヨガに興味を持っていたとしても、「自分が大好きなヨガの魅力を、もっと多くの人に伝えたい!」「ヨガを通して一人でも多くの人を元気にしたい!」といった気持ちが持てない人では、この仕事をあまり楽しめないかもしれません。
ヨガを楽しむことに加えて、「教えること」にも強い興味を持てるような人が望ましいといえるでしょう。
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ヨガインストラクターに向いている人・適性・必要なスキルのまとめ
ヨガインストラクターは、ヨガが大好きで、自分自身でヨガの知識や技術をどんどん身につけていける人に向いている仕事です。
ヨガインストラクターは、はつらつとして、健康的であることが望まれます。
ヨガでは、全身を使ってさまざまなポーズをとるため、柔軟性が求められるため、柔軟性を高める努力を続けること・インストラクターとして必要な知識や技術をきちんと習得しようとすることが大切です。