ヨガインストラクターの勤務先と仕事内容の違い
雇用形態もさまざまで、正社員やフリーランスなどで構成されています。
また、仕事内容も異なります。
この記事では、ヨガインストラクターの勤務先と仕事内容の違いについて解説します。
ヨガインストラクターの勤務先・働き方の種類
ヨガインストラクターの勤務先や働き方は、大きく以下のように分けられます。
- ヨガの専門教室(ヨガスクール・ヨガスタジオ)
- スポーツジム・フィットネスクラブ
- 地域のカルチャースクール
- 伝統的なヨガ教室
- 独立・開業(フリーランス)
なかにはフリーランスとして個人指導を行っているヨガインストラクターもいます。
その場合は、個人の自宅・老人ホームといった施設を訪れ、出張指導を行うこともあります。
20代で正社員への就職・転職
ヨガの専門教室(ヨガスクール・ヨガスタジオ)で働くヨガインストラクター
現在、日本全国のさまざまな場所にヨガを専門に教えるスクールやスタジオがあります。
その多くは、2004年以降のヨガブームで設立されたヨガ専門の教室で、そこではアメリカ式のいわゆる「健康ヨガ」が指導され、現在のヨガブームの中心となっています。
このような場で働くインストラクターの種類は、
- 経営者
- 専従スタッフ(正社員)
- フリーランスの時間講師
で構成されていることが多いようです。
フリーランスであればヨガレッスンが業務の中心となりますが、社員として働く場合は、教室の運営やイベントの企画などにも携わることになるでしょう。
ヨガの根強い人気で、こうしたスクールやスタジオの数は都市部を中心に増えています。
スポーツジム・フィットネスクラブで働くヨガインストラクター
フィットネスクラブやスポーツジムでは、2004年以前から、ヨガをプログラムのひとつとして取り入れていたところも多くあります。
おもに体の柔軟性を養うプログラムとして行われていましたが、ヨガがブームとなったことで、現在はさらにたくさんのスポーツジムやフィットネスクラブで、ヨガのレッスンが開講されています。
このような場で働くヨガインストラクターは、
- クラブやジム専属(正社員)のインストラクター
- フリーランスの時間講師
であることが多いです。
ヨガインストラクターのおもな働き口のひとつといえるでしょう。
専属のインストラクターの場合は、ヨガ以外のスポーツの指導・施設の運営に関わる業務にまで携わったりすることもあります。
20代で正社員への就職・転職
地域のカルチャースクールで働くヨガインストラクター
地域の体育館などの公共施設やカルチャースクールでも、ヨガのレッスンが開かれています。
ここでのインストラクターは、おもにフリーランスの時間講師です。
生徒さんは地域住民の方が中心で、運動があまり得意でないけれど気軽に身体を動かしたいと考える人も多く、年齢層も幅広いものとなります。
入門レベルや基礎レベルでの指導をすることが多いですが、場合によっては経験者を対象とした本格的なヨガを指導することもあります。
伝統的なヨガ教室で働くヨガインストラクター
1990年以前から存在するヨガ教室では、アメリカ式の健康ヨガではなく、インド直輸入の伝統的なヨガを指導していることが多いようです。
ここで働くヨガインストラクターは、経営者や専従スタッフ(正社員)・時間講師などが中心で、実際にインドで修行した経験のある人が多いです。
このようなスタイルのヨガを教える教室は、健康ヨガのスクールに比べるとそこまで多いわけではありません。
独立・開業して働くヨガインストラクター
ヨガインストラクターは、独立・開業して働けます。
スポーツジムなどの各種施設でヨガの指導にあたるインストラクターは、その施設に就職している人ではなく、フリーランスで業務委託契約を結んで働いている例がよく見られます。
その場合、たいていは「1レッスンあたりいくら」という契約で、収入を得ています。
このほか、お客さまに呼ばれて出張レッスンやヨガの体験イベントを行ったり、自分のヨガスタジオをもち、そこに生徒さんを集めて指導を行ったりするような人もいます。
特定の組織に縛られないフリーランスになると、さまざまな活動を自分の思うようにやっていく人が多いようです。
ヨガインストラクターの勤務先と仕事内容の違いのまとめ
ヨガインストラクターの勤務先や仕事内容には、ヨガの専門教室(ヨガスクール・ヨガスタジオ)・スポーツジム・フィットネスクラブ・地域のカルチャースクール・伝統的なヨガ教室・独立・開業(フリーランス)などがあります。
インストラクターは、経営者・専従スタッフ(正社員)・フリーランスの時間講師などの形態が多く、都市部を中心に増えています。
スポーツジム・フィットネスクラブでは、ヨガがブームとなったことでヨガレッスンが開講されており、インストラクターは正社員のインストラクターやフリーランスの時間講師であることが多く、おもな働き口の一つといえます。