男性でもヨガインストラクターになれる?
アスリートがトレーニングにヨガを取り入れるなど、ヨガは男性・女性にも親しまれるようになってきています。
中にはメンズヨガと呼ばれるスクールもあり、男性のヨガインストラクターも活躍しています。
この記事では、男性がヨガインストラクターになるための働きやすさ・強み・弱みを解説します。
男性もヨガインストラクターになれる?
日本でヨガというと「女性が楽しむもの」というイメージが根付いており、実際にヨガスクールを覗いてみても、生徒の大半は女性ということがほとんどのようです。
しかし、男性でもヨガをすることはもちろん可能ですし、ヨガを趣味にしている男性も増えつつあります。
また、アスリートがトレーニングにヨガを取り入れるケースもあるなど、男性・女性問わず、幅広い人にヨガは親しまれるようになっています。
こうしたなか、男性がヨガインストラクターという職業に興味を持ち、目指すことも珍しいものではなくなりつつあるといえるでしょう。
もちろん、ヨガインストラクターになるための学校・スクールへの入学や、資格取得の際に、性別で有利・不利が変わるといったことはありません。
男性も女性と同じようにヨガインストラクターになることができます。
20代で正社員への就職・転職
男性のヨガインストラクターの働きやすさは?
最近では、「メンズヨガ」と呼ばれるような、男性の生徒を対象としたヨガスクール、ヨガ教室も登場しています。
ヨガは
- メンタル面を整えられる
- ボディメイクやダイエットにも効果的
といわれており、健康に気を遣う男性がヨガ教室に通う例は今後さらに増えていくものと考えられます。
そうした男性向けのスクールでは、インストラクターは男性が務めるケースもあります。
女性ばかりの環境に入るとなると人間関係など大変なこともあるかもしれませんが、スポーツジムやフィットネスクラブなど、ヨガ以外のレッスンも開講している場であれば、周囲に男性スタッフもいる環境で働けるでしょう。
また、この仕事は企業や施設に就職して働くほか、独立してフリーランスで活動していくことも可能です。
自分の理想とする働き方を実現させていくことができるでしょう。
男性のヨガインストラクターの強み・弱み
男性のヨガインストラクターの強み
男性のアスリートやビジネスマン・企業経営者など、ヨガをすることで集中力やメンタル力をアップさせたいと考える男性が増えています。
男性のインストラクターはまだ少ないため、男性を求めるヨガスタジオなどでは就職・転職の際に優遇されたり、現場で重宝されることもあるでしょう。
ヨガインストラクターの求人情報でも、「男性インストラクター積極採用中」といったことが書かれているものはよく見られます。
男性インストラクターとしてヨガの魅力を発信することで、男性がもっと気軽にヨガを楽しめる世の中をつくっていくことができるかもしれません。
男性のヨガインストラクターの弱み
男性向けのヨガスクールが増えているとはいえ、業界の中心となっている女性中心のスクールでは、男性のヨガインストラクターが採用されにくいケースがあります。
女性の生徒さんが多いレッスンを受け持つ場合、
- 女性特有の身体の悩みを理解しにくい
- 女性の会話に上手についていくのが難しい
といったことを感じるかもしれません。
ヨガインストラクターは独立して仕事をする人も多いですが、しっかりとした収入を得られる人はそこまで多くないようです。
人気講師となり、レッスンをたくさん受け持つことができれば収入も上がりますが、経験の浅いうちは生活するだけの収入を得るのは難しいかもしれません。
家族を養わなくてはならない場合、そうしたことも見据えたうえで、ヨガインストラクターとしてどう活動していくかを考えたほうがよいでしょう。
正社員としてヨガスタジオやフィットネスクラブに就職することができれば、そこまで給料は高くなかったとしても、毎月安定した収入が得られるでしょう。