仕事体験談 外国語を理解することによって、国際レベルの人間になれる 回答者 : Kobayakawaさん(男性/34歳) 職業名 : 通訳現在の状態 : 現役経験年数 : 8年 仕事内容 主に中国普通語と日本語の同時通訳と書類の翻訳です。 勤務地は当初は日本でしたが、勤務数年後の現在では、香港と中国の拠点をおいています。 中国や香港に来てからは、現場での同時通訳を主に行っています。 プロジェクトごとの仕事になるため、労働時間は不定期です。 中国の工場に生産を依頼する日本の企業の通訳なので、専門用語や専門分野での基本的な知識が必要になります。 仕事のやりがい やりがいはいろいろな世界の人と知り合えることです。 中国語の通訳になりますが、英語の通訳も必要になることがあり、その関係で香港やアジアにいながら20ヵ国以上の人と知り合えました。 また、試験段階の製品や最先端の技術の開発を直接自分の目で見ることができます。 どういう分野でビジネス分野があるのかを肌で感じる事ができます。 覚悟しておいた方がいいこと ある人にとって通訳はクリエイティブ性がない退屈な仕事です。 話されていることを、できるだけ正確に相手に伝えるだけだからです。 言語をある程度扱えるようになると、やりがいを感じなくなる人もいます。 また、分野によっては製品の仕組みなどを、設計者や生産者と同じレベルで理解しておく必要があるため、言語以外の勉強にかなりの時間をかける必要があります。 給料・待遇 はじめのうちは、完全な月給制で手取り20万円前後です。 会社でも能力を評価したり、プロジェクトごとにボーナスのようなものがもらえるときもあります。 会社に属していて、海外での勤務になるとさまざまな手当がつきます。 海外手当は基本的に食事や宿舎、交通費、ビザ費用、日本への帰国費用、家族手当などつくのでトータルでみると、日本の2倍以上にはなります。 私個人としては、通訳の仕事は独立せずに会社に属して働く方がいいと思います。 勤続年数が10年以上になると、独立を考えはじめる人もいますが、大きな仕事は個人では受けにくいのが現状だからです。 給料の多さを重視するなら、会社に属して海外出張や海外勤務がいいのではないかと思います。 この職業の恋愛・結婚事情 国際結婚が普通になります。 実際私も結婚したのは、アジアの別の国の女性です。 現在3つの言語を妻との共通語とししています。 通訳や翻訳の仕事をしている人は、言葉の壁がほぼなくなるため外人と結婚する人は珍しくないですが、日本人の男性は日本人の女性と結婚する方が多いようです。 逆に日本の女性は、外国の男性と結婚する人が私の周りでは圧倒的に多いです。 通訳の仕事は、商談の駆け引きなども多いため、言葉の背後にある動機が何なのかをいつも考えています。 女性との恋愛や結婚後も、言葉の背後の動機を疑ってしまう癖がでてしまうことがあるのがすこしやっかいな所です。 この職業を目指す人へのメッセージ 通訳や翻訳の仕事は最先端の技術を目にしながら、それと同時にコミュニケーション能力のレベルアップをはかれます。 外国語を理解することでビジネスになるのが通訳、翻訳の仕事です。 外国語を理解することによって、外国人の特性や考え方も理解できるため、国際レベルの人間になれるのは間違いありません。 言語をマスターするだけでなく言語を上手く使えるなら、翻訳や通訳だけでなくビジネスの他の分野でも役立つはずです。
勤務地は当初は日本でしたが、勤務数年後の現在では、香港と中国の拠点をおいています。
中国や香港に来てからは、現場での同時通訳を主に行っています。
プロジェクトごとの仕事になるため、労働時間は不定期です。
中国の工場に生産を依頼する日本の企業の通訳なので、専門用語や専門分野での基本的な知識が必要になります。
中国語の通訳になりますが、英語の通訳も必要になることがあり、その関係で香港やアジアにいながら20ヵ国以上の人と知り合えました。
また、試験段階の製品や最先端の技術の開発を直接自分の目で見ることができます。
どういう分野でビジネス分野があるのかを肌で感じる事ができます。
話されていることを、できるだけ正確に相手に伝えるだけだからです。
言語をある程度扱えるようになると、やりがいを感じなくなる人もいます。
また、分野によっては製品の仕組みなどを、設計者や生産者と同じレベルで理解しておく必要があるため、言語以外の勉強にかなりの時間をかける必要があります。
会社でも能力を評価したり、プロジェクトごとにボーナスのようなものがもらえるときもあります。
会社に属していて、海外での勤務になるとさまざまな手当がつきます。
海外手当は基本的に食事や宿舎、交通費、ビザ費用、日本への帰国費用、家族手当などつくのでトータルでみると、日本の2倍以上にはなります。
私個人としては、通訳の仕事は独立せずに会社に属して働く方がいいと思います。
勤続年数が10年以上になると、独立を考えはじめる人もいますが、大きな仕事は個人では受けにくいのが現状だからです。
給料の多さを重視するなら、会社に属して海外出張や海外勤務がいいのではないかと思います。
実際私も結婚したのは、アジアの別の国の女性です。
現在3つの言語を妻との共通語とししています。
通訳や翻訳の仕事をしている人は、言葉の壁がほぼなくなるため外人と結婚する人は珍しくないですが、日本人の男性は日本人の女性と結婚する方が多いようです。
逆に日本の女性は、外国の男性と結婚する人が私の周りでは圧倒的に多いです。
通訳の仕事は、商談の駆け引きなども多いため、言葉の背後にある動機が何なのかをいつも考えています。
女性との恋愛や結婚後も、言葉の背後の動機を疑ってしまう癖がでてしまうことがあるのがすこしやっかいな所です。
外国語を理解することでビジネスになるのが通訳、翻訳の仕事です。
外国語を理解することによって、外国人の特性や考え方も理解できるため、国際レベルの人間になれるのは間違いありません。
言語をマスターするだけでなく言語を上手く使えるなら、翻訳や通訳だけでなくビジネスの他の分野でも役立つはずです。