日本人の有名なテキスタイルデザイナー
人気ブランドで活躍するデザイナー
テキスタイル(生地)と聞くと、若い女性を中心に圧倒的な人気を誇る北欧雑貨のブランド「マリメッコ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
実はマリメッコのテキスタイルにも、日本人のテキスタイルデザイナーが携わっています。
特に有名なのはマリメッコにおいて日本人初のテキスタイルデザイナーとなった脇阪克二さんでしょう。
また、ヘルシンキを拠点に活動している石本藤雄さんも1974年からデザイナーとして活躍をしており、マリメッコでも400ほどの柄を手掛けています。
定番の柄として世界中に愛されたテキスタイルを多く生み出してきた実績があり、数々のデザイン賞も受賞しています。
脇坂さんと石本さんは日本人の中でも非常に有名なテキスタイルデザイナーといってもよいでしょう。
また、最近では世界的なブランドのテキスタイルを手掛ける鈴木マサルさんも大きな注目を集めています。
この他にも若者から人気のある「ミナペルホネン」の皆川明さんも非常に有名なテキスタイルデザイナーです。
20代で正社員への就職・転職
女性のテキスタイルデザイナー
有名な日本人デザイナーの中には女性も多く含まれています。
日本の伝統的な染色技術や織物を生かしたデザインで知られる須藤玲子さんは、布の魅力を発信し続けているということから国内外から高く評価されているテキスタイルデザイナーです。
近年では無印良品で知られる良品計画のファブリックにも携わった実績があります。
フィンランドを拠点に活動している島塚絵里さんは、マリメッコやムーミンのテキスタイルを手掛けており、現在はフリーランスのデザイナーとして活動しています。
また、新進気鋭のテキスタイルデザイナーである小島日和さんは1992年生まれと非常に年齢が若く、名古屋芸術大学テキスタイルコースに在学中にテキスタイルブランドを立ち上げました。
彼女たちの活躍が新たな販路や購買層を切り開いているということもあり、これからも続々と日本人のテキスタイルデザイナーが誕生することでしょう。