パーソナルスタイリストの仕事内容・なるには

パーソナルスタイリストとは

パーソナルスタイリストとは、一般の人々に対して洋服、あるいはヘアメイクまでをトータル的にコーディネートするスタイリストのことを指します。

一般的に「スタイリスト」という職業は、メディアなどに出演するモデルやタレントに対して、自らが持つセンスや知識を生かしてファッションのスタイリングを行いますが、近年はこういった「個人向け」スタイリングサービスの需要が高まっています。

「自分に似合う服装がわからない」「特別な場所に出かけるので、ふさわしいコーディネートをお願いしたい」など、お客さまのファッションに対するニーズはさまざまです。

パーソナルスタイリストは、そうしたお客さま一人ひとりのニーズや悩みをヒアリングし、その人の肌や髪、瞳の色なども考慮しながら、似合う服を提案します。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

パーソナルスタイリストの仕事内容は?

パーソナルスタイリストの基本的な仕事内容は、お客さまの悩みや要望をヒアリングしながら、ファッションに関する専門知識やスキルによって、お客さまに似合う服装を提案することです。

お客さまの外見やパーソナルカラーから似合う色や素材、デザインを診断し、クライアント一人ひとりの「こうなりたい、こういう服を着たい」という要望をかなえます。

似合うファッションを提案するだけでなく、お客さまに合わせてお店を選び、店頭でコーディネートをするまでがパーソナルスタイリストの仕事です。

ファッションスタイリングの知識やスキルのみならず、ブランドやショップに関する知識や商品知識、接客スキルなども求められます。

フリーで働くパーソナルスタイリストの場合、スタイリングのほかにも新規顧客やリピーターを獲得するための集客ノウハウなども必要となるでしょう。

パーソナルスタイリストになるには

スタイリストになるために、特別な資格は求められません。

誰しもが「私はスタイリストです」と名乗ることもできてしまいます。

しかし、仕事としてやっていくのであれば、クライアントからお金をいただけるだけの成果を残して、信頼を得る必要があります。

だからこそ、専門学校で勉強をしたりアシスタント経験を積んだりして、確かな知識と技術を身につけることがスタイリストとして仕事をするためには不可欠なのです。

パーソナルスタイリストとしての基礎的な知識や技術を学ぶのであれば、まず一般的なスタイリストになるための専門学校や大学等で学ぶのが近道となるでしょう。

また、まだ数は多くありませんが、パーソナルスタイリストを養成するための学校も出てきています。

より強く「パーソナルスタイリスト」という仕事に興味があるのであれば、そのような学校でパーソナルスタイリストの理論を学ぶのもよいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

パーソナルスタイリングの現状と今後は?

パーソナルスタイリストの場合、一般の人をターゲットにするため、「ファッション好き」といった程度の人でも、より参入しやすい状況になっている面があるといわれます。

これは「スタイリストが身近になる」といった面では素晴らしいことですし、スタイリスト志望者にとっても活躍の場やチャンスが広がっているといえます。

ところが、パーソナルスタイリストとして働こうとする人のなかには、「一般の人を相手にするのだし」と、プロ意識が欠けたまま仕事をしようとする人もいるようです。

ただ自分の思い通りにコーディネートするだけでは、真のスタイリストとはいえません。

パーソナルスタイリストの需要は今後も高まると考えられていますが、お客さまがどのようなライフスタイルを送り、どのようなスタイリングを希望しているのをしっかりと聞き出し、その人にふさわしいスタイルを提案していく「本物の力」を持った人材が求められています。