社会起業家の事業の種類

社会貢献につながるあらゆるジャンルがビジネスに

社会起業家の第一義は事業を興すという手法で社会貢献をしていくこと。

したがって、社会のどの分野に着目しても、問題意識を持ち、独自の発想ができれば、どんなことでも事業になりうるといえます。

前例もなければ、正解もない、自身の裁量が物を言うのが社会起業家という職業の醍醐味です。

ここでは社会的企業の扱う分野として代表的なものをいくつか挙げていくこととします。

貧困

発展途上国において、貧しさから過酷な生活を強いられている人を救うためことを目的とした事業。

貧困サイクルから抜け出せない人に向けて、現地に工場を建設するなどして仕事を提供したり、銀行を設立して自立支援のための融資を行ったりと手法は様々です。

国内においてもホームレスの労働力に着目し、活用することで成功を収めている人もいます。

環境

限られた資源を守り、環境汚染を食い止めることを目的とした事業。

環境に配慮した素材、原料で衣料品や化粧品を作り、世界的な企業になったケースもあります。

売り上げの一部を保護団体に寄付したり、自社で啓蒙活動を行ったりなどの動きも目立ちます。

教育

教育に関するあらゆる問題を解決していくことを目的とした事業。中身が非常に多岐にわたる分野です。

国際的には教育を受けたくても受けられない人たちのために学びの場を提供する企業の活躍は各国で見られます。

国内では発達障害の療育や引きこもりの改善などを目的としたフリースクールを運営するケースがあります。

その他、枚挙に暇がありませんが、まさに行政の盲点を補う役割を果たしているのはいうまでもありません。

福祉

非常に幅広い分野ですが、子ども、高齢者、障がい者といった庇護を必要とする立場の人に対する支援を行う事業も数多くあります。

保育関連では風邪などで保育園に行けない子どもを預かる病児保育を行う社会的企業が大きく成長しています。

高齢者や障がい者に対して雇用機会を作りながら、新しい観点で介護問題に取り組んでいる企業も出てきました。