社会起業家のやりがい、魅力

思いを形にすることができる

社会起業家の最大の魅力は事業の成功がそのまま社会への貢献になることでしょう。

例えば発展途上国から世界に通用するブランドを発信したい、という思いで2006年に設立された株式会社マザーハウスはアジア最貧国ともいわれるバングラデシュ特産の素材、「ジュート」で作られたバッグを販売し、現地に労働の場を提供しました。

現在では国内だけで30以上の店舗を持ち、大きな収益を上げています。

この成功がダイレクトにバングラデシュで働く工員たちに繋がっていくわけです。

社会起業家はそれぞれが社会に対する明確な問題意識を持ち、それを事業を成功させることで解決していくことを目指しています。

これこそが社会起業家の醍醐味であるといえるでしょう。

誰でも社会を変えられる

社会を変える、これが容易ではないことは言うまでもありません。

しかし社会起業家はこの大義を果たせる可能性に満ちた職業です。

自分が感じた小さな社会への気付き、そしてそれを原点としたアイディアが社会に変革をもたらすことが大いにありえます。

例えば子どもが病気になって保育園に行けない時、親が仕事を休まざるを得ないことに長い間誰も疑いを持ちませんでした。

そこに着目して立ち上げられた病児保育事業は社会に大きな影響を与えました。

社会を変えられる可能性が誰の手にもあることは社会起業家の魅力の一つであるといえます。

人間的な魅力が成功のカギ

学歴や職歴、年齢、性別は一切不問ですが、社会起業家として成功するためは人間的な魅力や情熱が必要です。

過去の失敗体験や、自身のコンプレックスを事業に生かし、活躍している人も多くいます。

情熱ややる気、それまでの人生では生かしきれなかった人間的な魅力が大いに発揮でき、評価される自由なフィールドであることも社会的企業の大きな魅力です。

多くの出会いに恵まれる

社会起業家の多くは大きな後ろ盾などがあるわけではありません。

自分で思考したアイディアを原点に企業し、賛同してくれるビジネスパートナーは自分の足で探します。

その過程には苦労も絶えませんが、かけがえのない仲間との出会いも待っています。

このつながりが後々の大きな支えになることもしばしばです。

人とのつながりの素晴らしさを肌で感じることができるのもこの職業の魅力です。